孫子の兵法は最高の参考書である。名言を勉強に役立てる読み方を東大生が解説してみた。

こんにちは、ジャックです。

 

そもそもの発端は、英語勉強仲間たちと話していて

「最近いい英語の参考書ないねえ」

ってことになったんで、大学近くの本屋に行って、

「英語の試験を受ける人に心からオススメできる参考書」を見つけようということで

1時間くらい英語参考書コーナーを見て回ることにしたんですね。

 

でも、1時間も見てると飽きてくるわけで、
いつの間にか英語の参考書コーナーではなく
隣のビジネス書コーナーにいました。

そこでふと目にした本がこちら。

 

「超訳 孫子の兵法」

 

いやいや、と。

ここはビジネス書コーナーやがな、と。

孫子の兵法って兵法やないか、と。

 

しかし、帯には

「現代ビジネスに応用でいる13の極意」

と書いてあったので本当のところを確かめたくなり、

英語の参考書ではなくこの本を買ってみました。

 

最近いい参考書ないし、
その代わりにね。

 

帰って読んでいたのですが、

僕はふと

「兵法が現代ビジネスに応用できるなら、
英語学習にも応用できるんじゃ?」

と考えたのです。

それで、今回記事を書いているわけであります。

 

孫子の兵法とは

孫子の兵法といっても
わからない方もいると思うので、
ちょっと説明しておこうかなと思います。

 

孫子の兵法とは、

孫子の兵法

紀元前500年ごろの中国春秋時代の軍事思想家孫武の作とされる兵法書

です。(Wikipediaより)

 

紀元前500年ですよ?

あのキリストが生まれるさらに500年前ですよ?

 

そんな昔の書物がまだ普通に読まれてて本屋に並んでるの普通に考えてすごすぎる。

 

原本はこのように漢文で、
しかも木に書かれています。

これの現代語訳が本屋にたくさん出回っているわけです。

 

内容としては、

13編に渡ってひたすら
「どうしたら戦争に勝てるのか」
を力説しています。

 

孫子の兵法の愛読者は現代にもいっぱいいて、

有名なのは

  • ビルゲイツ
  • 孫正義

の二人ですね。

 

今のIT業界も群雄割拠なので、
孫子の兵法が役立つらしいです。

 

何千年たっても、
戦いに基本は変わらないってことなんじゃないでしょうか。

 

では早速、孫子の兵法に出てくる名言が英語にも使えないか確かめてみました。

 

結論としては、

めちゃめちゃ当てはまった

ので、ぜひ最後までみていってください。

 

名言① 兵は勝つことを貴ぶ。久しきを貴ばず

兵は勝つことを重んじるが、長引くのはよくない

戦は、長引くと味方も消耗します。

戦死もするし、
食糧も必要だし、
夏は暑いし冬は寒いし、
そもそも他のことができない。

 

なので、同じ勝利でも
すばやい勝利が望ましい、ということです。

 

 

・・・これ、英語の勉強でも同じじゃないですか?

 

だらだら勉強してても効率悪いし、いつまでたっても英語がうまくならない。

それなら、来月にでもTOEICを予約して、
それにむけて一ヶ月でパパッと集中的にやったほうが効率いいです。

こちらの記事でも短期集中について書きましたが、

【コツコツVS短期集中】結局どっちがいいの?そろそろ決着をつけようじゃないか

2019年11月13日

パパッとやったほうが
結局他のことに時間が使えます。

 

英語学習をダラダラ続けていませんか?

何年も長引いていませんか?

 

孫子によると、

英語学習者は合格することを貴ぶ。久しきを貴ばず

ですよ。

 

すばやく集中的にやってしまいましょう。

 

 

名言② 勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、・・

勝兵は先ず勝ちて而る後に戦いを求め、敗兵は先ず戦いて而る後に勝を求む

勝つ人はまず勝ってから戦い、負ける人はまず戦ってから勝利を求める

これは少し説明が必要ですが、

「勝ってから戦う」とはどういうことかというと、
「準備万端で負けようがない状態で戦う」ということです。

 

要するに、戦う前から勝ったも同然の奴が勝つ、ってことです。

 

逆に、負ける人というのは、
戦いの中で頑張ろうとする人です。

 

これは、正直ドキッとしました。

 

だって、普通戦いの中で勝利求めますから。

 

スポ根マンガなんてそうじゃないですか。

 

あの名作「スラムダンク」。

最終巻となる28巻で、
主人公桜木花道が属する湘北高校が、
なんとインターハイ前回王者の山王工業に勝利してしまいます。

 

圧倒的な実力差があった。

それにもかかわらず、
チームの絆や最後の根性で粘り、

 

最後は犬猿の仲であったはずの桜木に
流川がパスをしたことで勝利を決めます。

 

スラムダンクを知る方なら、このシーンは印象的だったのではないでしょうか。

 

でも、孫子によると、

「勝利は戦いの前にすでに決める」

のが最善だそうです。

 

戦うときは圧倒的な実力差で叩き潰すのです。

 

確かに、現実ではそっちのほうが良さそうではある。

 

 

英語の試験も同じです。

 

試験のときにレッドブルを流し込んで
一か八か勝負しよう、という人もいますが、

そうじゃなくて試験前までに
「絶対受かる」
という状態を作っておくのです。

 

それまでは試験も受けてはならない、
と孫子は説いている。

 

 

すごく共感しました。

 

TOEICにしても、
900点取りたいなら、安定して950点を取れるくらいの実力をつけてから受ければいいんですね。

 

毎月受けたりしてはいけないのです。

 

 

でも、これをマンガにしたら売れなそうなのは明白で、

 

インターハイ勝てなそうなときはそもそも出場せず、

出場したと思ったら、余裕で優勝していく。

 

主人公がそんな高校にいたら、

たぶん一部も売れず、作者は食っていけなくなります。

 

名言③ 彼を知り己を知れば百戦危うからず

敵を知って自分を知れば、何回戦っても負けることはない

 

これが「孫子の兵法」の中で一番有名なフレーズではないでしょうか。

 

この一文を要約すると、

リサーチしろ

ってことです。

 

敵の情報を全部握っていれば、
自分と比較できる。

勝てそうなら戦えばいいし、
負けそうなら戦わなければいい。

 

英語でも同じです。

TOEICを受けるなら、出題傾向を徹底的に分析しましょう。

 

単語はビジネス系のものが多い、とか
この文法の問題は出やすい、とか
ここまでを何分でやれば時間足りる、とか

リサーチすることは山ほどあります。

そうすれば、自分が何点取れそうかがわかってくる。

 

また、あなたにライバルがいるなら、

その人が現状どのような勉強をしているか、
どの参考書を使っているか、
1日何時間勉強しているか。

全て徹底的にリサーチしましょう。

 

そうすれば、勝てるかどうかの判断が超簡単になります。

 

名言④ 戦いは正をもって合し奇をもって勝つ

戦いは正攻法で敵と対峙し、奇策を使って勝つ

 

要約すると、

「土台には正攻法が必要だけど、決め手には奇抜な手が必要」

ってことですね。

 

正攻法無視で全て我流の奇抜な手でやってもダメだし、
最初から最後まで正攻法でも決め手に欠ける。

結局、正攻法も奇抜なことも両方必要ってことです。

 

マンガ「黒子のバスケ」に例えると、

「火神大我」は正攻法です。

身長もあるしガタイもよくて、
王道のバスケをします。

 

それで、
「黒子テツヤ」が奇策ですね。

自分の存在感を極限まで消したり、
遠心力を使って超はやいパスをしたり、

普通じゃ考えられないことをします。

 

この二人が協力することで、
すごいパワーを出してました。

 

これが、「正をもって合し奇をもって勝つ
を実践した例だと思います。

 

なぜ急にバスケ漫画の例が多くなったのかは、
僕にもわかりません。

 

 

そして、
英語にも正攻法というのがあります。

多読をしたり、
リスニング教材を聞いたり、
英作文を書いてみたり。

これらによって地力はつくのですが、
やはりある程度のところで留まってしまう。

 

なので、ある程度のところまで行ったら
みんながやってないような練習法をした方が
効率が良かったりするのです。

 

例えば、これらなんかがそうです。

リテンションで英語力を身につけよう!やる意味と手順を徹底解説

2019年10月18日

英会話を独学で撃破!10分のスキマ時間で超お手軽に練習する2つの方法。

2019年10月17日

 

これらを組み合わせて、
初めて本当の英語力がつくのです。

 

名言⑤ 実を避けて虚をうつ

相手の強みを避けて、弱点をつく

実 = 強み
虚 = 弱点

となります。

相手が強い分野で戦うのはやめて、
相手が弱いところを叩く、ということです。

 

例を考えたのですが、
ちょっとバスケ漫画は使いすぎたので、
今度は「進撃の巨人」を例にしますと、

 

巨人はまともに戦うと強いです。

そもそも体が大きいので、
普通に戦うとやられます。

単純な戦闘だと強い、
これが巨人の「実」です。

 

でも、巨人は首の後ろを斬られると死にます。

これが、巨人の「虚」。

 

「進撃の巨人」では、
兵団はうまく巨人の首の後ろを狙って巨人を倒してましたよね。

これが
「虚をうつ」
ということです。

 

 

英語のテストでも、
点数が取りやすいところありませんか?

 

点数が取りにくい設問はテストの「実」であり、
点数が取りやすい設問はテストの「虚」である。

 

なので、「虚」を狙って簡単な問題を確実に取れれば、点数は格段に底上げされるのです。

難しい問題は捨てても構わない。
その代わり、簡単な問題は確実に仕留めろ。

 

これが、TOEICに限らず、全てのテストで高得点をとるコツと言えます。

 

TOEICでいうと、リーディングとリスニングですでに難易度が違いますよね。

詳しくはこちらの記事をみていただきたいのですが、
リスニングのほうが圧倒的に簡単です。

 

難しい単語や文法を地道に覚えるよりは、
リスニングを練習したほうが
点数は簡単に上がったりします。

 

これが「虚」をうつということ。

 

ちなみに、東大も「実をさけて虚をうつ」
作戦で合格できます。

 

簡単な問題も混じっているし、
6割取れれば合格なのでね。

 

難しい問題はどんどん飛ばして構わないのです。

 

孫子の兵法を生かして勉強しよう

今回の話をまとめると、

  • 孫子の兵法は、紀元前500年の兵法書
  1. 勉強は素早く終わらせろ
  2. 戦う前に勝ったも同然な状態にしろ
  3. リサーチすれば怖いものはない
  4. 正攻法と奇策を組み合わせて使え
  5. 相手の強みをさけて弱点をつけ

 

孫子の兵法の内容はこれだけではありません。

 

他にも勉強に使えるフレーズがあったので、
気になる方はぜひ実際に読んでいただきたいのですが、

注意するべきことは、
実践しないと意味がない」ってことです。

 

今回「孫子の兵法」から学んだ内容を
今日から実践してみましょう。

 

勉強はダラダラやらず、時間を決めてササッと終わらせる。

テストを受ける前は、絶対合格できるほどの準備をする。

受けるテストを隅々までリサーチする。

正攻法の勉強法もして、奇抜な勉強法も取り入れる。

点数が取りやすい分野を重点的に勉強する。

 

 

これらは、今日からでも簡単にできることです。

まずは「久しきを貴ばず」からいきましょう。

 

勉強はパパッと!

 

僕もこの記事はダラダラ書かず、
パパッと書くように心がけました。

 

 

感想としては、
「孫子の兵法」は思ったより全然役立ちましたね。

 

最近の英語の参考書は、小手先のものが多いので。

 

この前読んだ本では、

「TOEICで選択肢に”I don’t know.”があったらそれが正解。
どの質問に対しても間違いではないから。」

とあったのですが、

小手先中の小手先です。

 

鶏で言えば、
手羽先の一番先っぽの部分。

 

そんなんじゃ本当の英語力はつきません。

 

本当に学びたいのは、

「孫子の兵法」にあるような、
勉強の本質的な部分。

 

これこそが、本当に英語力を伸ばすためのカギだと思っています。

 

本当に世の中の教師が本質を理解していなさすぎて、悲しくなったので、
東大生の僕が勉強の3原則を話した動画まで作ってしまいました。

いやぁ、すごい世の中。
昔の僕なら、東大生が勉強の3原則について話してたら、即確認しにくね。

2倍速でもOK。

 

 

で、この記事もそろそろ終わりに差しかかったわけですが、
僕はふとこう思ったんですよ。

 

「『最近いい参考書ねえな』ってことで本屋に来たけど、めっちゃいい参考書あったな」

と。

 

 

これからは、

「いい英語の参考書知らない?」

と聞かれたら、

ポケットから孫子の兵法を出して、キリッとこう答えます。

 

「孫子の兵法は、知ってるかい?」

 


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