いきなりステーキでTOEIC935点に満足していた自分が情けなくなった話。

先日「いきなりステーキ」に行ったら、
ある小太りにおっちゃんのおかげで
TOEIC935点で満足していた自分が急激に情けなくなりました。

 

「もっと英語頑張らなきゃ」
と改めて決心できたので、
今回はそのときの話をしますね。

あなたの英語をがんばるモチベにもなるかと。

 

近所のいきなりステーキにて

ある日、夜家にいたら
おなかがぐぅ〜っとなったので、
近くのいきなりステーキに足を運んだ。

 

いつも行っている店だ。

 

メニューも見ずに注文。

運ばれてきたステーキを頬張っていた。

 

すると。

 

 

ちりり〜ん。

店員「いらっしゃいませ〜」

 

新しい客が店に入ってきた。

 

ちらっとみると、
Tシャツ短パン、サンダルをはいた小太りのおっちゃんである。

 

年齢は50代くらい。

髪も白髪混じりで、頭頂はハゲかけていた。

 

 

いきなりステーキにはよくある客層である。

 

 

ジャック(いかにも肉食いそうだなぁ…)

 

 

そんなことを思いつつ、
とくに変なところもなかったので、
気にせず食べ続けていた。

 

 

そしたら、突然流暢な英語が聞こえてきた。

 

“Yeah, I completely agree with you. ~~”

 

だれ??

 

みると、なんとそのおっちゃんだった。

 

 

職業柄、英語には反応してしまうので、ちらっと見る。

おっちゃんのとなりには同じ50代くらいの西洋人がいた。

 

よくよく聞いてみたら、二人ともめちゃくちゃ流暢な英語。

というかネイティブ。

 

ここで僕はこう思った。

 

(あーアメリカに住んでた中国人とかか…)

 

最初は日本人のおっちゃんかと思ったけど、
中国人と見分けはつかない。

アジア人は別に日本人だけじゃないのだ。

 

中国人とかはけっこう世界中にいるから、
英語ペラペラでもそこまで珍しくない。

 

 

そんなことを思っていると、
二人は喋りながら近づいてきて、
ちょうど僕の目の前に腰掛けた。

 

店員がササっと二人に近づいて、メニューを渡す。

 

しかし、二人は店員に目もくれずメニューだけを受け取り、
そのまま英語で会話を続ける。

 

 

僕が住んでいる場所の周りには外国人が多い。

普通の光景だ。

 

 

僕も自分のステーキを食べ続ける。

もぐもぐ。

うまい。

 

 

すると、先ほどメニューを渡した店員が
今度は目の前の2人の注文を取りに来た。

 

まずは、西洋人の方。

 

ちょっとカタコトの日本語で
「リズロース300gお願いしマース」
みたいな感じで注文していた。

 

日本語が上手である。

 

 

続いて、中国人?の おっちゃん方。

 

おっちゃんはメニューを指さして、

 

「えーっと、サーロインの280グラムにサラダライスセットで。あ、ライスは小で大丈夫です。以上でお願いします。」

 

・・・。

 

えーと。

 

普通に日本人だった。

 

 

小太りで白髪混じりのおっちゃんだから(見た目で判断するのは良くないが)、正直ちょっと舐めていた。

 

でも、英語ペラペラな日本人だったのだ。

 

 

英語教師をやっている僕でさえも、
日本人だと全くわからなかった。

というか、もはやネイティブだった。

 

思い込みが完全に覆された。

 

悔しい。

 

とたんにおっちゃんがかっこよく見えてきた。

と同時に、
僕はとても恥ずかしい気持ちになった。

 

 

自分の英語レベルが情けなくなった。

 

 

このおっちゃんは当たり前のように
ネイティブレベルの英会話をしている。

 

対して僕は、外角人と問題なく会話はできるが、ネイティブにはまだ遠い。

 

ネイティブとしゃべれば、一発で外国人とバレるだろう。

 

そんなレベルで満足し、
TOEIC935点と大々的にYouTubeで語り、
英語教師として教えていることが急に恥ずかしくなったのだ。

 

 

(こんなのまだまだやん。
もっと英語力上げなきゃ。
ネイティブと見分けがつかなくなるくらいまで、精進しなきゃ、、、。)

 

 

最近サボり気味であった英語学習を再開しようと心に誓った。

 

「自分の英語はまだまだ道半ばである。」

そう思い知らされた夜になった。

 

英語ペラペラな日本人に接してみる

久しぶりに英語で大きく心が揺れた出来事だったので、記事にしてみました。

 

僕が十年以上も英語を勉強してきて思うのは、
英語がペラペラな日本人が身近にいると強い、ということです。

 

ペラペラな外国人がいても、
「環境のおかげだ」と思うことができてしまう。

 

英語ができない日本人といても、
「みんなできないからまだ大丈夫」と思うことができる。

 

 

でも、英語ペラペラな日本人と見れば、
自分が単なる努力不足であることを認めざるを得なくなる。

 

 

強烈なモチベーションになります。

 

 

だから、英語仲間を探すときは、
自分より下のレベルではなくて、
自分より英語が話せる人の方がいいのかなーと。

 

必ずあなたのモチベにつながります。

 

英語学習は自分一人の戦いと思わずに、
うまく仲間を見つけることですね。

 

 

・・・と今日は英語ペラペラなおっちゃんのお話でした。

 

日本人でも、努力すれば誰でも英語ペラペラになれる。

英語が上達しないのは、やり方が違うか努力不足なだけ。

 

 

改めてそう確信できました。

 

ありがとう、おっちゃん。

 

ということで今日はこのへんで!

 

 


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