TOEIC900点を取りたい!東大生英語教師が絶対に知っておくべきコツや勉強法を徹底解説

こんにちは、ジャックです。

「TOEIC900点取れたらなぁ…」
英語を勉強している人は誰もがTOEIC900点に憧れてると思います。

 

しかし、TOEIC900点はそう遠いものではありません。

勉強のコツと正しい勉強法さえやっていれば、実は誰でもたどり着くことができます。

 

そこで、3ヶ月でTOEIC700点→900点にアップし、英語の力で東大にも現役合格した僕が、TOEIC900点をとるための勉強法の全てを解説していきます。

 

今回の記事を読んで、実際にやってみるだけでTOEIC900点はグッと現実的になりますよ。

 

TOEIC900点の難易度

TOEIC900点がどのくらい難しいのか?について。

全体の上位何%か?

まずは、数字で具体的にみていきましょう。

TOEICが公式に出しているスコア分布がこちら。

(https://www.iibc-global.org/)

 

みてみると、
895点以下は全体の96.5%です。

 

TOEICは5点刻みなので、

TOEIC900点以上は、全体の3.5%

だとわかりますね。

 

しかも、これは「TOEICを受けた人」の中での割合です。

日本人にはTOEICを受けない人もいっぱいいるので、日本人全体で考えたらもっと上にいくと思います。

 

必要な単語のレベル

TOEICをとるための単語レベルは、

約1万語

と言われることが多いです。

 

正直、「感覚わかないよ…」と思うかもしれません。

なので、高校卒業時の単語数と比べてみますね。

 

文部科学省の「学習指導要領」によると、高校生卒業時点で単語数3,000語程度が目安らしいです。

だから、高校卒業時の3倍以上の単語数といえます。
正直、かなり単語数は必要です。

 

必要なリスニングのレベル

実は、リスニングの点数別のレベルはTOEICの公式で発表されています。

公式だと点数の範囲が495~375と広めなのですが、ここでは900点レベルとして紹介していきます。

まずは、原稿そのまま。(ザッと読めば大丈夫です。)

TOEIC900のリスニングレベル

長所

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、または簡単に予測できないようなものであっても、幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)を使用した話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。
  • 長い聴解文において、幅広く語彙が使用されていても、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できる。情報の繰り返しや言い換えがなかったり、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるときでも、同じことができる。
  • 短い会話において、否定構文が使用されていたり、構文が複雑だったり、難しい語彙が使われている場合でも詳細が理解できる。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があったり、情報の繰り返しがなくても、話の詳細が理解できる。情報が言い換えられていたり、否定構文が使用されていても、詳細が理解できる。

 

短所

一般的に、このレベルのスコアを取得する受験者には、解答する際に、あまり使用されない文法や語彙が出てくるときにのみ、弱点が認められます。

(https://www.iibc-global.org)

 

まとめると、TOEIC900点のリスニングレベルは、

マニアックな単語を使われない限り、難しい構文や長い文でも問題なく一発で聞き取れることができるレベルです。

たとえば、医療業界でつかわれている専門用語とかが出てきたらわからないけど、普通のビジネスなら問題なく聞き取ることができます。

 

必要なリーディングのレベル

実は、TOEICの公式でリーディングのレベルも書いてあります。

 

TOEIC900のリーディングレベル

長所

  • 文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
  • 意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
  • 文章全体にわたる情報を関連付けることができる。関連する二つの文章のつながりを理解できる。
  • 幅広い語彙(あまり使われない語彙、あるいは様々なトピックで用いられる語彙)、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できる。また、似たような意味で使われる複数の単語を区別することができる。
  • 規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

 

短所

一般的に、このレベルのスコアを取得する受験者には、解答する際に、多くの考えや複雑な考えが、少ない単語もしくは複雑な方法で表現されている場合、または難解な語彙が出てくる場合にのみ、弱点が見られます。

(https://www.iibc-global.org)

まとめると、TOEIC900点のリーディングレベルは、

言いたいことがあまりにもギュッとまとめられたりマニアックな単語を使われない限り、難しい構文や言い換えがあっても問題なく情報を整理することができるレベルです。

 

文を書いた人の考えが、難単語を使って詩的にサッとかかれているだけだったら、読めない。

でも、普通の英語の企画書とか、英語の情報サイトとかなら問題なくスラスラ読めるくらいの読解力です。

 

TOEIC900に必要な学習時間

では、以上のようなTOEIC900点のレベルに到達するには何時間くらい勉強が必要なのでしょうか?

 

たまに、「TOEICを800点から900点にするには、勉強時間は500時間かかる!」なんて断言している人がいますが、ハッキリ言ってあれはウソです。

よく考えたら当たり前ですが、何時間で達成できるかなんて勉強法の良し悪しによって全く違ってきます。

 

極論をいえば、TOEICの点数を上げたいのに、ひたすら英語の小説を読んでも点数はほとんど上がりません。

だから、一律に「何時間かかる!」なんてことは言えないです。

 

でも、それだと
「えー、そんな答えは求めてないよ…」
と言われるので、事実として僕が700→900にどのくらい時間がかかったかをご紹介しましょう。

 

僕は1日3時間ほど勉強して、3ヶ月で700点レベルから900点レベルに上がりました。

なので、単純計算をすると、270時間で700から900に上がったことになります。

 

でも、これはあくまで僕の場合です。

僕は、勉強法を独自で開発し、めちゃくちゃやり方にこだわってきました。
だからこそのこの結果だし、普通はもっと2倍も3倍もかかると思います。

 

だから、今700点レベルなら、勉強法によっては最速で270時間で900点に到達できる、というくらいに覚えておいてください。

 

TOEIC900点をとるメリット

具体的なTOEIC900をとる勉強法を紹介する前に、「TOEIC900点をとったらどんないいことがあるか?」を紹介していきます。

 

これがわかっていないと、TOEIC900を目指して勉強をはじめても、途中で「なんで私頑張ってるんだっけ…?」と目的を失ってしまうことがありますので。

いまの「TOEIC900点とりたい!」っていう気持ちを忘れないためにも、TOEIC900点のメリットを確認しておきましょう。

 

就職・転職で驚くほど有利になる

まず、TOEICは就職や転職にめちゃくちゃ役立ちます。

 

「採用でTOEICを考慮してるよ!」っていう会社はどんどん増えてきてます。

実は、TOEICの公式ホームページをみると、どの会社がTOEICを採用をしているかが書いてあります。

 

TOEICを採用で考慮している会社を一部引用してみると、

建設 大成建設株式会社
株式会社竹中工務店
食品 カゴメ株式会社
キリン株式会社
日清食品ホールディングス株式会社
株式会社明治
株式会社ロッテ
繊維・紙 旭化成株式会社
株式会社クラレ
化学 花王株式会社
住友化学株式会社
薬品 アステラス製薬株式会社
石油 出光興産株式会社
窯業 旭硝子株式会社
鉄鋼 株式会社神戸製鋼所
非鉄金属 住友電気工業株式会社
機械 株式会社クボタ
電機 京セラ株式会社
ソニー株式会社
株式会社デンソー
株式会社東芝
日本電気株式会社
パナソニックグループ
株式会社日立製作所
富士通株式会社
三菱電機株式会社
車両 トヨタ自動車株式会社
日産自動車株式会社
本田技研工業株式会社
三菱自動車工業株式会社
精密機器 オリンパス株式会社
キヤノン株式会社
日本アイ・ビー・エム株式会社
富士ゼロックス株式会社
商社 伊藤忠商事株式会社
三井物産株式会社
三菱商事株式会社
小売業 株式会社ファーストリテイリング
金融 株式会社みずほ銀行
株式会社三井住友銀行
株式会社三菱東京UFJ銀行
証券・保険 SMBC日興証券株式会社
第一生命保険株式会社
不動産 三井不動産株式会社
三菱地所株式会社
運輸 全日本空輸株式会社(ANA)
日本航空株式会社(JAL)
東日本旅客鉄道株式会社(JR)
電気・ガス 東京ガス株式会社
マスメディア 株式会社電通
サービス アクセンチュア株式会社
KDDI株式会社
ソフトバンク株式会社
株式会社帝国ホテル
株式会社野村総合研究所
株式会社バンダイナムコエンターテインメント
ヤフー株式会社
楽天株式会社
政府機関
・都道府県・市町村
外務省
経済産業省
自衛隊
専門学校・各種学校 株式会社イーオン
株式会社ECC
Gabaマンツーマン英会話

 

あなたが知っている会社がたくさんあったのではないでしょうか。

ほとんどの業種の、ほとんどの企業でTOEICが採用されていることがわかります。

どの業種に就職・転職するにしても、TOEIC900点とれていればそれだけで採用される確率がグンとあがり、めちゃくちゃ有利になれます。

 

受験で一流大学が狙える

TOEIC900点をもっていると、ほとんどの大学の入試をカンタンに突破し、合格を掴み取ることができるようになります。

 

実際、僕も大学受験の時期にはTOEIC900点レベルの英語力でしたが、英語で高得点が取れたおかげで東京大学にもラクに合格できました。

 

合格最低点が230点/440点くらいだったのですが、僕が120点満点の英語で100点くらいとることができてました。

なので、残りの130点/320点(約40%)をとればいいという、他の人よりもだいぶラクな条件で東大入試に挑戦することができたんです。

 

教科が5教科もあって難しい東京大学でも英語がものをいうんですから、他の大学ならなおさらです。

TOEIC900は受験でも大きな武器になるんです。

 

行ける大学がワンランクもツーランクも上になれば、冗談抜きで人生そのものが変わってきます。

 

人からの評価がよくなる

今の日本には英語がペラペラな人はほとんどいません。

だから、TOEIC900点以上とっていると、「デキるやつ」認定されて、英語以外のところでも自分の評価が上がることがあります。

 

これを心理学的に「ハロー効果」といって、あるスキルが優れてると、他のスキルも優れていると勘違いしてしまう、というものです。

 

実際僕自身、英語ができますというだけで、なんも関係のないITの会社の面接が余裕でパスできたりしました。

「英語を頑張ってきたから、仕事も頑張ってくれるのかな」と内心評価を上げてくれるんです。

 

TOEIC900を目指すために絶対わかっておくべきこと

では、具体的にTOEICで900をとるにはどんなことに注意すればいいか?を話していきます。

これを知ってるか知らないかで、TOEIC対策の効率が全然変わってくるので。

それは、TOEICでは英語力の3割も測れないということです。

 

TOEICは、そもそもスピーキングとライティングがありません。

さらに、リーディングやリスニングのなかでも、ジャンルがビジネスにかたよっているし、問題形式もいつも決まっています。

だから、「TOEICの点数が高い=英語はペラペラ」とは一概に言えない。

 

 

でも、逆に言えば、英語力自体をめちゃくちゃ鍛えなくても、テクニックで900点をカンタンにとることができる、とも言えます。

TOEICには、決まりきった傾向があって、特化して勉強すればTOEIC900はそうむずかしいものでもありません。

 

この記事では具体的なTOEICに特化した点数の上げ方も解説していくので、ぜひ最後まで読んでみてください。

 

TOEICの点数がなかなか上がらない理由

では、TOEIC900点はそこまで難しくないのに、どうしてみんななかなかとることができないのか?

その理由は大きく分けて三つあります。

  • 単純に単語量が不足している

  • 文脈の中で単語を使う練習をしていない

  • TOEICを解くテクニックが足りない

 

1. 単純に単語量が不足している

まず、これが一番多いのですが、TOEIC900点を取れない人はそもそも単語量が足りてないことがほとんどです。

記事の前半でも書いた通り、TOEIC900点に必要な単語量はだいたい1万と言われています。

これは、高校卒業レベルの3倍以上。 

意識的に単語量を増やそうとしないと、TOEIC900点には届かないです。

 

2. 文脈のなかで単語を使う練習をしていない

単語は、ただ覚えているだけじゃダメです。

TOEICの点数が上がらない人のほとんどは、単語帳で「英語=日本語」と機械的に暗記してしまっています。

たとえば、「activate = 活性化する」みたいな感じで。

 

でも残念ながら、「activate = 活性化する」とだけ覚えていても、実際のリーディングやリスニングで活用することはできません。

“activate a device”といわれたら、「装置を活性化する…?」ととっさに理解できなくなってしまいますよね?

 

 

そうじゃなくて、ただしい単語の覚え方とは、文章の中で覚えることです。

そしたら、使われ方もわかるし、単語のイメージがわかるようになり、はじめて日本語を介さなくても英語をパッと理解できるようになるんです。

 

3.TOEICを解くテクニックが足りない

TOEICは、英語力だけに頼ってはいけません。

問題形式はいつも同じなので、テクニックで点数をあげることは十分可能です。

 

僕が700から900点に点数を伸ばしたときは、半分の100点分ぐらいはテクニックで伸ばしたのかなー、と思っています。

 

テクニックとは、以下のようなものがあります。

  • 長文問題は、本文を読む前にタイトルと設問をみる。
  • リスニング問題は、音声が流れる前に質問と選択肢をみる(先読み)
  • マークのやり方。問題をとくときは解答用紙の答えに点だけ打っといて、最後に全部マークすると効率的
  • 時間配分のコツ

 

これらを練習のなかで意識して身につけることによって、TOEICの点数をグンとのばすことが可能です。

 

逆に言えば、こうしたテクニックを練習しないと、同じ英語力なのにライバルよりTOEICの点数が低くなってしまいます。

 

TOEIC900点のための具体的な勉強法

では、どのような勉強をすればTOEIC900点をとれるようになるのか、明日からでも実践できるように具体的にみていきましょう。

  • 単語
  • リーディング
  • リスニング

の順番にみていきます。

 

TOEIC900のための「単語」の勉強法

単語といったら単語帳をかたっぱしから覚えるというのが主流ですが、実は僕はTOEIC900をとったときは単語帳を一切使っていません。

 

じゃあどうやったの?、ということなんですが、さきほど「文脈の中で単語を使う練習をする」と行ったのを覚えていますか?

単語は、文章のなかでおぼえると、より実践に近い単語を集中的に覚えられるし、しかも単語のイメージがわかってとっさに理解できるようになります。

 

だから、僕は、TOEIC900をとるために読解の練習やリスニングの練習をしながら、わからない単語が出て来るたびに調べて覚えていました。

つまり、全部文脈のなかで覚えたんです。

 

そしたら、頭への定着も格段によくなるし、実際の用法も一発でわかります。

しかも、実際にビジネスの文脈ででてくるような単語を集中的に覚えることができました。

僕がたった3ヶ月で900点に到達できたのも、この単語暗記法が役に立ったのは言うまでもないです。

 

だから、もしあなたも数ヶ月でTOEIC900点を目指すなら、同じように読解やリスニングの練習のなかで単語を覚えるといいでしょう。

 

 

でも、「どうしても単語帳でおぼえたい…!」という単語帳中毒者もいるかもしれません。

そう言う方におすすめするとしたら、TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」をおすすめします。

なぜなら、この単語帳はTOEICに出てくるようなビジネス系の英語に特化しているからです。

 

短期間でTOEICの点数をあげるには、いろんなジャンルの単語をおぼえてる暇はありません。

集中して頻出の単語を覚えることで、最短でTOEICの点数をあげることができます。

 

でも、一番かしこいやり方は、やはりリーディングとリスニングの練習のなかで覚えることでしょうね。

 

 

TOEIC900のためのリーディングの勉強法

まず、TOEICリーディングの点数をあげるには、文章を早く正確に読む訓練をする必要があります。

 

TOEICは時間がかなり厳しいです。

かといって、短答問題で時間を縮めるのは至難の技です。

 

だからこそ、TOEICを最後まで解き終わって、しかも見直しの時間も確保するためには文章を早く正確に読むことは必須ともいえます。

 

でも、文章を早く、しかも正確に読むことが可能なのか?

 

実は、可能です。

強弱をつけて読む練習をすればいいのです。

つまり、ちゃんと読むところとそうじゃないところを分ける、ということです。

 

文章を全部丁寧によみながら、かつスピードをあげるというのは原理的に不可能ですよね。

それをやろうと思ったら、すくなくとも厳しい鍛錬が必要です。

 

でも、重要な場所はちゃんと読む、そして重要じゃないところはサッと読む、という読み方ならば、速さと正確性を両立させることができます。

 

本文や段落のの冒頭や最後には重要なことがかかれていることが多いので、ちゃんと読む。

 

でも、本文の真ん中ほどにある具体例などはサッと読む。

強弱をつけて英文を読む練習をすれば、文章を早く正確に読むことができ、リーディングセクション全体の点数を底上げすることができるのです。

 

英文のどこか重要でどこが重要じゃないかをもっと詳しく知りたい方は、こちらの記事を参考にしてみるとわかりやすいと思います。

長文読解は魚を食べることである。

2020年1月6日

 

 

また、TOEICのリーディング問題でもテクニックは非常に大事です。

たとえば、

  • 本文より先にタイトルや設問を読んで、中身をある程度予想しながら読む

  • 設問に含まれている特徴的な単語を文中で探し、その近くで答えを探す(ワードサーチ法)

をすると、効果的に点数を挙げられます。

 

とくに、2つ目のワードサーチ法は英語教師である僕が独自に開発したものです。

ワードサーチ法

ジャックが開発したTOEIC長文問題の攻略法。

設問に含まれている特徴的な単語を文中で探し、その近くで答えを探す。

たとえば”What happened in 1999?”という質問なら、”1999″を文中で探せば、その近くに質問の答えが見つかるだろう、というもの。

 

小文字が圧倒的に多い英文では「数字」「固有名詞などの大文字から始まる単語」は非常に見つけやすいので、かなりの時間短縮になります。

 

このように、「強弱をつけた読解」や「ワードサーチ法」などテクニックを磨くことで、確実にTOEIC900点レベルの読解力を目指すことができます。

 

TOEIC900のためのリスニングの勉強法

TOEIC900点を目指す上で、リスニングの練習では5つのことに注意する必要があります。

  1. 必ずスクリプト(原稿)を用意
  2. 倍速で練習
  3. さまざまなバリエーションの音源を聞く
  4. 自分の口で発音する
  5. ビジネスをテーマにした音源を使う

 

1.必ずスクリプトを用意

まず、リスニングの練習は必ずスクリプト(原稿)を用意してください。

なぜなら、音源がなにを言ったかを確認しないことには、リスニング力は原理的に上がらないからです。

リスニング力があがるとはどういうことかっていうと、いままで聞き取れなかったものが聞き取れるようになることです。

 

でも、スクリプトを用意せず、ただリスニングをしているだけじゃ聞き取れなかったところがいきなり聞き取れるようにはなりません。

正解がわかってはじめて、「あ、ここはこう言ってたんだ!」と音と文字が繋がるのです。

 

だから、聞き流しは厳禁です。

その音源が何を言ったか?がいつでも確認できるように、スクリプトがいつでもみれる状態でリスニングの練習をする必要があります。

 

2.倍速で練習する

TOEICで900点をとりたいなら、倍速で練習するのが効果的です。

僕も、TOEIC900点を目指している時は、リスニングの音源を1.4倍速にして聞いていました。

最初は「全然ききとれない…!!」と苦労するかもしれませんが、聞いているうちにだんだん聞き取れるようになってくるので。

この状態になったらもう勝ちですね。

 

実際のTOEICの音源をきくと、「え?おそい。楽勝じゃん笑」と思えてきます。

僕はこの方法でTOEICのリスニング問題はほとんど間違えることがなくなりました。

 

3.様々な人が話している声を聞く

実は、TOEICの音源には何種類かのバリエーションがあることにお気づきでしょうか?

実は、TOEIC本番のリスニングでは、

  • アメリカ
  • カナダ
  • イギリス
  • オーストラリア

の4つの訛りのバリエーションがあるのです。

 

だから、リスニングの練習をするときも、いろんなバリエーションの音源を聞く必要があります。

アメリカのニュースサイトの音源、イギリスのメディアの音源、、、のように男女であったり国であったり、さまざまな種類で練習してください。

 

一つの参考書の同じ音源でひたすら練習、なんて論外です。

いろんな音源を聞かないと、TOEIC900点のリスニング力にはたどりつけないです。

 

4.自分の口で発音する

さらに、このレベルに達するとただ聞いているだけではリスニング力は伸びなくなってきます。

なぜなら、自分の口で発音できない音は聞き取れないことが言語学的にわかっているからです。

 

リスニングができないとスピーキングができない、というのは想像がつくと多いますが、実はその逆もいえます。

リスニングとスピーキングは相互関係にあるんです。

 

たとえば、アラビア語の発音を聞き取れますか?って話です。

最初はたぶんなにもききとれません。
でも、音の発音の仕方をおそわって、口の形も練習して、なんとか発音ができるようになる。

そしたらはじめて、「あ!あの時に練習した発音だ!」と聞き取れるようになる。

そんなイメージです。

 

だからリスニングがうまく聞き取れないなぁ、と思っているのなら、自分の口から発音する練習をしてみてください。

破れなかった壁を一気に突破できて、次のレベルのリスニング力をゲットすることができるかもしれません。

 

5.ビジネスをテーマにした音源を使う

最後に、音源があつかっているテーマについてです。

 

今回の記事で何度も言っていますが、TOEICの点数を効率的にあげるには、ジャンルを極限まで絞る必要があります。

医学用語とか物理用語とかをいくら覚えてもTOEICの点数が上がらないのと同じように、ビジネスに関係のないジャンルの音源をいくら聞いてもリスニングは思うようにのびません。

 

そうじゃなくて、TOEICに頻出のビジネスの話題を繰り返し練習することによって、ピンポイントにTOEICに特化することができるんです。

 

もし最短で点数をあげたいなら、ジャンルをビジネス一本に絞ることは必須です。

 

TOEIC900点を目指す人におすすめの参考書

では、勉強法の方針がわかったところで、実際にTOEIC900を目指す人に僕がオススメする参考書を紹介していきます。

単語篇

僕は、基本的に単語帳はすすめてません。

理由は繰り返しになりますが、「英語=日本語」と機械的に暗記しても、実際のリーディングやリスニングでとっさに理解することができないからです。

 

でも、「単語帳の中だとどれがいいですか?」という質問もよくいただくので、ここでは2冊紹介しようと思います。

金のフレーズ

1冊目は、さきほどの紹介した「TOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズ」です。

この単語帳がおすすめな理由は、「TOEICに出てくるビジネス単語をピンポイントにつめこんでいるから」です。

TOEIC900点にもなると、全てのジャンルの単語は覚えていられません。

短期間でTOEICの点数を効果的に上げたい、という方には使える単語帳でしょう。

 

 

鉄壁

2冊目は、「鉄壁」です。

TOEIC専用の単語帳ではないものの、この単語帳は単語を機械的に覚えるのではなく、「イメージを把握して実際に使えるようにする」ためにうまく設計されています。

図や例文が効果的に使われているので、覚えてすぐ使える即戦力の単語を覚えることができます。

復習テストもあるので、定着しやすいです。

鉄壁については、くわしくはこちらの記事でまとめています。

鉄壁はもっともおすすめな英単語帳!現役東大生英語教師がおしえる鉄緑会「鉄壁」のメリットと使い方。

2019年10月11日

 

問題演習(模試)篇

実は、TOEICを実践的に練習しようと思ったら、購入する参考書は一択です。

それが、「公式 TOEIC Listening & Reading 問題集」。

TOEICの公式問題集。

テスト2回分(計400問)を収録。解答、解説、和訳、音声スクリプト掲載。公式スピーカーによる音声CD付き。

超実践的な練習ができる。

全部で1~6の6シリーズあるので、合計12回分の模試をうけることができる。

 

 

模試には公式の問題集をつかうべき理由は、難易度や分量、出題ジャンルが実際のものと同じだからです。

公式が出しているので当たり前ですが、本番とほぼおなじ難易度と分量で、ジャンルもほぼ同じなため、非常に練習になります。

 

「じゃあ、他の公式じゃない問題集は?」というと、けっこう本番と難易度がちがったり、違うジャンルの長文が出たりします。

僕は英語教師という職業柄、TOEICの問題についてはけっこう研究するんですが、「こんなテーマ絶対本番には出ないやろ!」というテーマで模試を作っているところもあるんです。

 

さらに、僕は昔はじめてTOEICを受けたときに非公式問題集にダマされたことがあります。

 

その回が人生ではじめてのTOEICだったので、受ける前に非公式の問題集で練習しようと思ったんですね。

そしたら、想像より全然難しくて、めちゃくちゃ焦ったわけです。
「TOEICはこんな単語も出してくるの!?」、と。

だから、普段使わないような難単語まで覚えました。

 

でも、いざ本番を受けたらそんなことはなかった。

僕が解いた問題集よりも単語レベルはずっと低かったんです。

めちゃくちゃな難単語なんて必要なかった。
つまり、僕はでない単語まで必死に覚えてた、というわけです。

 

もちろん全ての問題集がそうとはいいませんが、公式の問題集よりは確実に本番とは違ったものになってます。

せっかく公式が問題集を出してくれているわけですから、喜んで公式のものを使いましょう。

 

リーディング篇

リーディングの効率の良い練習方法は、ビジネス系の洋書を読むことです。

なぜなら、TOEICの長文自体がビジネス系の洋書を出典にしているだろうからです。

先回りしてさきに出そうなジャンルの英文を読んでおくんです。

 

 

「洋書はちょっとハードルが高い…」と思うかもしれません。

でも、これはいざ読んでみればわかりますが、だいたいの洋書がちょうどTOEIC900点レベルです。

単語レベルも、ちょうど1万単語くらい。

 

まさに、TOEIC900を狙うのにちょうどいい文章が、「ビジネス系の洋書」なんですね。

 

例として、僕が現在読んで非常におもしろい洋書を紹介します。

Nudge

この洋書は、「人を命令せずに誘導する方法」についてかかれています。

「なぜ行列には並びたくなるのか?」
「なぜサービスに無料期間をつけると有料契約も増えるのか?」
「思った以上に自分は人に見られていない!?」

など、ビジネスをする上で欠かせないスキルが書かれてます。日常生活でも使える考え方ばかりです。英語だけでなく、単純に勉強にもなります。

 

リスニング篇

リスニングは、さまざまな訛りのバリエーションを練習しておく必要がある、と言いました。

具体的には、「アメリア、カナダ、イギリス、オーストラリア」の4種類の音源が入り乱れてTOEICに出題されます。

 

でも、多くの日本人はアメリカ英語に慣れきっています。

日本の英語教育は、ほとんどアメリカ英語で行われてます。(戦後、アメリカの統治下で教育システムが作られたから。)

 

カナダもアメリカ英語の近いので、練習するべきは圧倒的にイギリス英語です。

オーストラリアの英語はイギリス英語に近いので、やはりTOEICで900点レベルに達したいなら練習するのはイギリス英語一択ですね。

 

「じゃあ、具体的にどこでイギリス英語を練習すれば良いの?」

ということなんですが、イギリスのメディアBBCの”6 minute English”がオススメです。

ラベル名

6 minute Englishは、イギリス一番なメディアであるBBC(日本でいうNHK)が出している英語学習者用のチャンネル。

一回6分で毎回違うテーマについて2人のキャストが語る。

最後に今回出た難単語を復習してくれるので、めちゃくちゃ便利。

6 minute Englishは、僕がTOEIC900点を目指していたときに毎日聞いていたものです。

テーマは社会問題、科学、心理学、スポーツ…などさまざま。

その中から、ビジネスや社会問題、ITなど、TOEICに出そうなジャンルのものを選んできくと、めちゃくちゃTOEICの練習になります。

 

僕らに足りないイギリス英語の練習ができるし、なんとゲストとしてカナダ人が出たりオーストラリア人が出たりインド人が出たり、いろんな英語が聞けてTOEICリスニング対策にはぴったりなんです。

 

僕は昔、毎日電車のなかでBBC 6 minute Englishを1.3倍速とか1.4倍速にして聞いていて、それが今の僕のリスニング力を作ったのだと思っています。

 

まとめ

はい、では今回話したTOEICで900点をとるための方法を復習しましょう。

  • TOEICでは、英語力意外にテクニックもかなり大事
  • 単語は文脈のなかで自然に覚えるといい
  • 単語もリーディングもリスニングも、TOEICに出てくるビジネス系のものでピンポイントに練習する

 

他にも、リーディングとリスニングそれぞれで勉強法を紹介しました。

リーディングのコツ
  1. 強弱をつけて読んで、速さと正確性を両立させる
  2. ワードサーチ法で、素早く答えをみつける練習をする
リスニングのコツ
  1. 必ずスクリプト(原稿)を用意
  2. 倍速で練習
  3. さまざまなバリエーションの音源を聞く
  4. 自分の口で発音する
  5. ビジネスをテーマにした音源を使う

 

TOEIC900点をとることによって、就職も転職も、受験も人からの評価もガラッと変わってきます。

正直、人生が変わるくらいのインパクトがあると思ってます。

 

そして、TOEIC900点は、思っているより遠いゴールではありません。

TOEICに特化した勉強法やテクニックを駆使すれば、思ったよりもあっさり達成できると思うし、実際僕は3ヶ月で達成できました。

 

ぜひ、この記事に書いてあることを実践して、TOEIC900点をめざしていただければ、と思います。

 

また、以下の動画で東大生が断言するリスニングの極意を解説しました。

この記事と一緒にみることで、相乗効果でよりTOEIC900点への道がはっきり見えるように設計されていますので、ぜひご覧ください。

 


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