今日は、ジャックです。
僕は最近この洋書を毎日ちょっとずつ読んでます。
本の詳細はこの記事に任せるとして、
毎日読んでるとあることに気づくんですね。
それは、
英文の重要なことはいつも同じ場所に書かれてる
ことなんですよ。
本の論旨は、
特定の場所だけ見ればだいたいわかるんです。
つまり、素早く文章の意味を理解できるということ。
速読にもつながってきます。
これは長文読解の本質だと思っていて、
TOEICなどの長文読解問題でも絶対に活かせるので、
今回は長文の効率的な読み方を紹介していこうと思います。
今回の話がわかれば、
TOEICの長文問題を素早く正確に
解くことができるようになり、
浮いた時間を他のセクションに使えて
点数が底上げされますよ。
長文読解は魚を食べることである
タイトルにもつけましたが、
長文は、魚です。
そして、
長文を読むことは、魚を食べることです。
どういうことかといいますと、
長文はだいたい二つの要素でなっています。
- 論旨
- 論旨を補強する具体例など
逆に言えばこの2種類しかありません。
筆者が本当に伝えたいのが「論旨」で、
論旨をわかりやすく伝えるために肉付けするのが「具体例」です。
これって、実は魚と同じなんですよ。
図で書いた方が分かりやすいと思うので、
僕が書いた絵で説明しますと、
これは魚なんですが、
絵のように骨の周りに肉がついていると思います。
実はこれ、英文でも同じです。
英文でも、
論旨の周りに具体例をつけて
一つの長文が完成しているんですね。
そして、長文を読むに当たって
読者が本当に欲しいのは論旨の部分。
だから、具体例の部分を削ぎ落としてあげるんです。
すると、こんな状態になります。
![](https://jackslog.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-05-12.16.57-1024x392.png)
これで、
論旨が完璧に把握でき、
TOEICの長文問題ならスムーズにとけるんです。
魚の骨の取り出し方
ここで大事になるのが、骨の取り出し方。
長文問題とは、
いかに正確で素早く骨を取り出すかの勝負です。
ここで一度、
「実際の魚の骨はどう取り出すか?」
を考えてみましょう。
焼き魚が食卓に並んでいます。
香ばしい匂いがして、
すぐにでも食べたい。
でも、骨を取り出さないといけません。
そんなとき、
多くの人が骨を素早く取り出せると思うんですが、
それってどうやってやってますか?
なぜ魚の骨はすばやく取り出せるんでしょうか。
その理由は、
魚の骨がある位置がわかってる
からなんですよ。
魚の中身は、絶対こうなっています。
![](https://jackslog.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-05-12.16.36-1024x495.png)
骨が途中で切れてたり、
お腹の方にあったりはしないです。
必ず中心をまっすぐ通ってるんですよ。
僕たちはこの事実を知ってるから、
素早く正確に取り出せるんです。
もし、「骨がどこにあるかわからない魚」
がいたとしたら、
絶対に骨を取り出すのに苦労します。
そんな魚は、食べたくないですよね。
長文の要旨の取り出し方
それを踏まえて長文に話を戻すと、
魚→長文
骨→要旨
に置き換えるだけでOKです。
魚は、骨の位置がわかってるからこそ
簡単に骨が取り出せると言いましたが、
長文は、要旨のある位置がわかってれば、
簡単に取り出せそうな気がしますよね?
そして実際、そうなんです。
要旨がある位置は、
英文では大体決まってます。
日本語よりも、しっかりと決まってます。
魚の骨と同じ。
その場所とは、
最初と最後
です。
英文の構造
英文の構造を説明すると、
要旨が最初と最後にあり、
具体例が真ん中にあります。
これを僕は、
サンドイッチ型
と呼んでいます。
要旨がパンで、
具体例が具です。
![](https://jackslog.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-05-13.26.35-871x1024.png)
全体を表すのは、中身ではなくむしろ外側なんです。
「でも、サンドイッチって具が大事じゃない…?」
と思った方もいると思いますが、
たとえば卵サンドを考えてみましょう。
卵サンドはジャンルとしては、
パンなのか?卵なのか?
コンビニに卵サンドを並べる時に、
卵コーナーにおく人はいません。
どちらかというと、
ジャンルはパンですよね。
パンコーナーに卵サンドがあっても
それほど違和感がないのです。
外側が大事。
これは、英文でも同じです。
最初と最後を見れば、
文章の言いたいことを把握することができます。
もちろん、真ん中は飛ばして良いということではなく
軽めにさっと読んでOKということ。
逆に、要旨がある最初と最後は、
重点的に読んでください。
これで、長文読解の効率が飛躍的にアップします。
さらに、
「この文章のテーマは何か」
という問題が出ることがありますが、
これも最初と最後だけで100%判断できます。
そこに要旨があるんですから。
英文の構造を知れば、
「テーマを聞く問題」は絶対に落としてはいけない
超易しい問題になるのです。
ちなみに、
「要旨で具体例をサンドイッチ」は
文章全体に言えることですが、
段落ごとでも言えます。
つまり、段落の最初と最後に
「その段落には何が書いてあるか」
が書いてあります。
![](https://jackslog.com/wp-content/uploads/2020/01/スクリーンショット-2020-01-05-13.30.39-823x1024.png)
その段落が何を言っているかを知りたかったら、
段落の最初と最後を見ればOKです。
この考え方も、
長文読解問題にかなり使えます。
冗談抜きで2倍速で解けるようになるんです。
長文問題なんて魚を食べるだけ
長文問題に苦手意識がある人は多いですが、
今回の記事を見て
「これなら大丈夫そう!」
と思った人も多いのではないでしょうか。
そう、長文問題なんて
魚を食べるだけなんです。
みんなが食卓でやってることと、全く同じ。
要旨が書いてある場所は大体同じなんだから、
怖がらなくていいんですよ。
今回の話をまとめると、
- 長文読解は魚を食べること
- 要旨の場所は最初と最後である
- 段落のテーマも最初と最後にある
- 長文読解は怖くない
僕は洋書を読むときに
大事な論点に印をつけながら読んでいるんですが、
後から見返してみると、
面白いくらい章の最初と最後に印が集まっているんでよね。
これが、
英文がサンドイッチ型になっている一つの証明だと思ってます。
今回の話を英文を読むときに意識すると、
面白いほど長文の要旨が見えてきます。
試しにやってみると良いと思います。
さらに、長文が苦手な人には、明確な原因があります。
それを下の動画でわかりやすく解説したので、長文読解が得意になりたい、という人はぜひ一緒にみてみてください。
ためになることを保証します。
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