TOEIC700点を取るには?絶対にやるべき勉強法やテクニックまとめ

こんにちは、ジャックです。

 

僕は高校生の時に、4ヶ月くらいの独学でTOEIC700点を取ったのですが、
「4ヶ月でどうやって700点取ったか教えてください!」
という声を多くいただいたので、記事にすることになりました。

 

いまTOEIC400-600点レベルで、「700点とれたらいいな…!」と思っているあなたのための記事になっています。

 

さらに、ただ700点をとるのではなく、「中学卒業レベルでもたった4ヶ月でとれるようになる」という効率化についても話していきます。

記事を最後まで読むことで、TOEIC700点をとるためにやるべきことがくっきりとわかるよう設計されているので、ぜひ記事の最後までみてくださいね。

 

TOEIC700点の難易度

TOEIC700点がどのくらい難しいのか?について。

全体でみて上位何割か

TOEIC受験者のなかで、700点以上を取れている人は全体の何割なのか?

実は、TOEICの公式が割合を発表しているんです。
以下は、2020年1月開催のもの。

上の表を見ると、
695点以下は全体の72.1%です。

 

TOEICは5点刻みなので、
TOEIC700点以上は、全体の27.9%
だとわかりますね。

 

TOEIC700点取れていれば、上位3割以内には入っているようですね。

 

他の資格でいうとどのくらい?

次に、英検・TOEFLの他の英語資格とくらべてTOEIC700点をみていきましょう。

 

まずは英検ですが、TOEIC700点を英検に直すと、準一級レベルです。

 

ただ、英検準一級にはライティングとスピーキング(二次試験)があります。

なので、一概に「全く同じ!」とはいえませんが、少なくとも就職などに資格としてつかうなら同じくらいの評価をされると思います。

 

 

そしてTOEFL iBT。

TOEIC700点は、TOEFLに直すと60点/120点といわれています。

 

ただ、TOEFLも英検と同じようにスピーキングとライティングがあり、しかも満点の半分を占めてます。(TOEFLは4技能はそれぞれ同じ配点。)

だから、僕が思うには、TOEICとTOEFLのスコア換算はあまり役に立たないと思います。

半分がもう別のスキルなのでね。

 

必要な単語のレベル

では、TOEIC700点をとるために必要な単語力はどのくらいなのでしょうか?

 

実は、「何単語必要!」という正解はなく、いろいろな人がいろいろな意見をいっています。

しかし、それらの意見の平均をとり、さらに僕の経験も併せて言えば、5000単語くらいだと思います。

 

高校卒業レベルの単語がだいたい3000単語なので、高校卒業してからさらに2000単語を覚えることになります。

一日10単語ずつ覚えていけば、たいだい高校卒業後7ヶ月で達成できる計算です。

 

ただ、TOEICのために単語を覚えるときは注意が必要で、TOEICに出てくるジャンルの単語を集中爆撃する必要があります。

実は、TOEICに出てくる単語はかなり偏りがあるので。

記事の後半では、TOEIC700をとるための具体的な単語の勉強法を紹介するので、くわしくはそちらをみてください。

 

必要なリスニングのレベル

実は、リスニングの点数別のレベルはTOEICの公式で発表されています。

公式だと点数の範囲が370~275と広めなのですが、ここでは700点レベルとして紹介していきます。

まずは、原稿そのまま。(ザッと読めば大丈夫です。)

TOEIC700のリスニングレベル

長所

  • 短い会話において、特に語彙が難しくないときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が推測できることもある。
  • 長い聴解文において、情報の繰り返しや言い換えがあるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できる。
  • 短い会話において、簡単な、または中級レベルの語彙が使用されるときは、話の詳細が理解できる。
  • 長い聴解文において、情報が繰り返され、解答に必要な情報が話の最初か最後に提示されるときは、話の詳細が理解できる。情報が少し言い換えられていても、詳細が理解できる。

 

短所

  • 短い会話において、応答が間接的だったり、簡単に予測できないとき、もしくは語彙が難しいときは、話の主旨、目的、基本的な文脈の理解が困難である。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは難しい語彙が使用されるときは、話の主旨、目的、基本的な文脈が理解できない。
  • 短い会話において、構文が複雑なときや、難しい語彙が使われている場合は、話の詳細が理解できない。否定構文が使用されるときは、詳細が理解できないことが多い。
  • 長い聴解文において、広い範囲にわたって情報を関連付ける必要があるとき、もしくは情報が繰り返されないときは、話の詳細が理解できない。言い換えられた情報、または難しい文法的な構造はほとんど理解できない。
(https://www.iibc-global.org)

 

まとめると、TOEIC700点のリスニングレベルは、

  1. 難しい単語がない
  2. 構文も複雑ではなく
  3. 情報が間接的ではない

を満たしていれば、問題なく、リスニングや会話ができるレベルです。

 

たとえば、ビジネスチックな難単語が出てきたり、複雑構文の長文が出てきたら理解できません。

また、詩的な表現とか例え話が間接的につたえられると、理解できません。

しかし、日常会話など基本的な英語だったら問題なく聞き取ることができます。

 

必要なリーディングのレベル

実は、TOEICの公式でリーディングのレベルも書いてあります。

こちらの点数の範囲は420~325と狭めなので、700点レベルを的確に表せていると思います。

TOEIC700のリーディングレベル

長所

  • 文章の主旨や目的が推測できる。詳細が推測できる。
  • 意味を読み取ることができる。言い換えがあっても、事実に基づく情報が理解できる。
  • 文章に使用されている語彙や文法が難しいときでも、文章の限られた範囲内では情報を関連付けることができる。
  • 中級レベルの語彙が理解できる。文脈中の難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、慣用句的な使い方が理解できることもある。
  • 規則に基づいた文法構造が理解できる。また、難しく、複雑で、あまり使用されない文法的な構造が理解できる。

 

短所

  • 文章内の広い範囲にわたる情報を関連付けることができない。
  • 難しい語彙、よく使用される単語の例外的な意味、または慣用句的な使い方が理解できないこともある。似たような意味で使われる複数の単語は、区別できないことが多い。
(https://www.iibc-global.org)

まとめると、TOEIC700点のリーディングレベルは、

言いたいことがまとめられてなかったり、基本的な単語の用法以外を使われない限り、問題なく情報を整理することができるレベルです。

ちゃんとした評論文など、わかりやすさを重視し例外的な使い方をしない文章だとしっかりと読むことができます。

 

でも、小説とか日常のチャットなど、カジュアルな表現がつかわれたり、文章の構成がきっちりしていない文章は、読めない可能性が高いです。

 

TOEIC700点の企業からの評価

TOEIC700点は企業からあまり評価されない、と言っている方もいますが、僕はそれに賛成しません。

TOEIC700点が確実に企業に評価されている明確な理由があります。

その理由を、ご紹介しますね。

 

履歴書にかけるTOEICの点数は、基本的に600点以上と言われています。

そういうと、「TOEIC700点ってそれよりたった100点上なだけじゃん…」って思ってしまいます。

さらに、冒頭で言ったように、TOEIC700点は全体の上から3割です。

すると、「3割だとちょっと微妙だなぁ」と思ってしまいますよね。

 

でも、「100点上なだけ」「上から3割」という意見は、大きなものを見逃しているんです。

それは、TOEICを受けていない人の存在です。

 

英語が好きで、英語ができるような人はほとんどがTOEICを受けた経験があります。

彼らはみんな履歴書にTOEICの点数を書いています。

 

でも、英語に興味がなかったり自信がなくて、TOEICを受けたことない人もたくさんいるはずです。

というか、むしろそっちの人のほうが多いと思います。

 

実際に数字で考えてみるとわかるでしょう。

TOEICは、毎回10万人ほどの人がうけています。

TOEICは一年で10回行われているので、10年のスパンでみても、受験者は、
10万 × 10 × 10 = 1000万

日本の人口の1割もいません。

 

しかも、これは重複を数えなかった場合です。
実際には同じ人が何回も受けています。

さらに、昔は一年10回ではなく8、9回でした。

 

なので、これらを考えるとTOEICを受けたことのある人自体が数%しかいないです。

 

その中での「履歴書に書く基準+100点」「上位3割以内」なので、企業側からしてもかなり評価につながるとわかりますよね。

 

TOEIC700に必要な学習時間

では、TOEIC700点を取得するには何時間の勉強が必要なのか?

 

実は「人によります」としかいえません。

理由は、勉強法の良し悪しによって勉強効率が変わるからです。

 

たとえば、リスニングが得意な人で、700点の内訳がリーディング300リスニング400なのに、ひたすらリスニングを練習しても意味はありません。

でも、逆にリーディングの点数が低い原因が長文読解だとしたら、長文読解の解き方の本質さえ勉強すれば、一気に点数が上がります。

だから、一律に「何時間かかる!」なんてことは言えないです。

 

でも、
「参考までに目安を教えて欲しい!」
と思う人はいるでしょう。

なので、事実として僕が中学卒業レベル→TOEIC700レベルにどのくらい時間がかかったかをご紹介しましょう。

 

僕は1日2時間ほど勉強して、半年で中学卒業レベル(400点くらい)から700点レベルに上がりました。

なので、単純計算をすると、360時間で400から700に上がったことになります。

 

でも、これはあくまで僕の場合です。

僕は、TOEICが400点から600点で頭打ちになっている簡単な原因に気付き、徹底的に原因をつぶす勉強をしました。

だからこそ、この結果は周りと比べたらかなり早いのではないかな、と思います。

 

400点-600点で頭打ちになっている簡単な原因は、このあとちゃんと解説しますので、しっかり読んでみてください。

 

TOEIC700点のための具体的な勉強法

では、どのような勉強をすればTOEIC700点をとれるようになるのか、明日からでも実践できるように具体的にみていきましょう。

  • 単語
  • リーディング
  • リスニング

の順番にみていきます。

 

TOEIC700のための「単語」の勉強法

単語といったら単語帳を使うというのが普通ですが、実は僕はTOEIC700をとったときは単語帳を一切使っていません。

 

じゃあどうやったの?、ということなんですけど、「文脈の中で単語を使う練習」をしたんです。

単語は、文章のなかでおぼえると、より実践に近い単語を集中的に覚えられるし、しかも単語のイメージがわかってとっさに理解できるようになります。

 

特に、TOEIC700以下の人はそもそも全問題を解き終えられない、満足に時間をかけられないという人がほとんど。

 

だから、TOEIC700点を目指すなら、単語をみたらパッとすぐにイメージが浮かぶ必要があります。

 

 

でも、単語帳でひたすら機械的に英語と日本語の組みをおぼえても、英語をみてパッとイメージすることはできません。

「”make progress”。make=作る、progress=進歩…。進歩を作る…進歩するってことか。」

みたいな感じで、フレーズの意味をイメージするのに時間がかかってしまい、これが結局TOEICを最後まで時終わらないことにつながってしまうんです。

 

 

だから、僕は単語のイメージを覚えるために、読解の練習やリスニングの練習をしながら、わからない単語が出て来るたびに調べて覚えていました。

つまり、全部文脈のなかで覚えたんです。

 

そしたら、頭への定着も格段によくなるし、実際の用法も一発でわかるようになりました。

 

しかも、実際にビジネスの文脈ででてくるような単語を集中的に覚えることができたんですね。

僕がたった半年でTOEIC700点に到達できたのも、この単語暗記法が役に立ったからだと思います。

 

だから、もしあなたも短期間でTOEIC700点を目指すなら、読解やリスニングの練習のなかで単語のイメージを覚える訓練をするといいでしょう。

 

 

でも、「どうしても単語帳でおぼえたい…!」という人もいるかもしれません。

そういう方に単語帳をオススメするとしたら、僕はTOEIC L & R TEST 出る単特急 金のフレーズを選びます。

通称、金フレ。

 

なぜなら、この単語帳はTOEICに出てくるようなビジネス系の英語に特化しているからです。

 

短期間でTOEICの点数をあげるには、いろんなジャンルの単語をおぼえてる暇はありません。

集中して頻出の単語を覚えることで、最短でTOEICの点数をあげることができます。

 

TOEIC700のためのリーディングの勉強法

TOEIC700点を目指す人が抱える問題は、実は明確です。

それは、時間がないということ。

 

だから、TOEIC700点のための勉強法は、速く正確に解くことを目標にしましょう。

そのための練習法は3つあります。

  • 英文の構造を覚える
  • 重要じゃないところは流し読みする
  • 該当箇所を素早く探すテクニックを身に着ける

 

 

1.英文の構造を覚える

 

僕がみている限り、TOEIC700点未満でつまづいている人のほとんどは

英文を行き当たりばったりで読んでいます。

 

1段落を読んで、内容を理解して、2段落を読んで、内容を理解して…。
みたいな。

でも、それだとリーディングセクションをすばやく解くのはハッキリ言って無理です。

 

英文には英文の読み方があります。

それは、構文をおさえて読むこと。

「1段落目にはどういった内容がくることが多いか」
「中盤にはどういった内容がくることが多いか」
「最終段落にはどういった内容がくることが多いか」

これらをしっかり読むことで、書かれている内容を予想しながら読むことができるようになります。

例えば、
「ここはさっき言ってた主張の具体例だな」とか、
「この段落はさっきいってたことの繰り返しだよね」
なんてことがわかるようになるんです。

英文のだいたいの構造を意識しながら読むことによって、問題をとくスピードが格段に上がります。

 

英文の構造をもうちょっと詳しく知りたい人はこちらの記事を参考にしてみてください。

英語の長文読解のコツは、「魚を食べるように」読むことである。

2020年1月6日

 

 

2.重要じゃないところは流し読みする

TOEICで700点が取れない人のもう一つの特徴は、英文をくまなく全て読んでしまっていることです。

文章を全てじっくりかつ早く読むと言うのはやはり訓練が必要だしかなり厳しいものです。

 

でも実は、英文を全てじっくりよまなくても、TOEICの問題は正解することができます。

TOEICで高得点を取る人は、みんな正解さえすれば良いことを知っているし、本文自体を全部ちゃんと読んでいるわけでありません。

 

英文には大事なところを大事じゃないところがあります。

具体的にどこが大事でどこが大事じゃないかは、先ほど紹介した記事の中で言っているんですが、大事じゃない部分はさっと読み飛ばして全然オーケーなんです。

 

この強弱をつけて読むと言うことができるかどうかで問題を解く速さは全然変わってくるし、結果的にTOEIC全体の点数に大きく響いてくるってわけなんですよね。

 

3.該当箇所を素早く探すテクニックを身に着ける

最後に、質問の答えが書いてある場所を予想することでも問題を早く解くことができます。

 

具体的にどうやるかと言うと、設問に含まれている特徴的な単語を本文中で探すことです。

これは僕独自のTOEICの解き方で、「ワードサーチ法」と呼んでます。

ワードサーチ法

ジャックが開発したTOEIC長文問題の攻略法。

設問に含まれている特徴的な単語を文中で探し、その近くで答えを探す。

たとえば”What happened in 1999?”という質問なら、”1999″を文中で探せば、その近くに質問の答えが見つかるだろう、というもの。

 

文を探すのではなく単語を探すというのが大事です。

なぜなら単語は文の中で非常に早く見つけることができるから。

 

特に英文のほとんどが小文字でできているので、数字とか大文字から始まる単語は早く探すことできます。

 

信じられないですか?

では、実際にやってみましょう。

 

この文章内で、”1984″と”Andy Kaufman”と”SARS-CoV-2″の3単語を見つけてください。

 

ミッション

長文内で、

  • “1984”
  • “Andy Kaufman”
  • “SARS-CoV-2”

の3単語を見つけろ!

 

長文

“The thing is, they don’t like our world, and they really don’t like your world. They interact with us occasionally, when it’s necessary, but they’ll never allow you or anyone from your world to see them or know anything about how they live. This is actually the first time anyone from your world has been allowed down here, other than Andy Kaufman, who’s lived here since 1984.”

“Then why am I allowed to be here?”

“So I can show you this.”

Layla straightened her arm in front of her, with her palm facing outwards. Her palm lit up and when it did, a bizarre-looking giant object was revealed in front of us.

“This,” Layla said, “is SARS-CoV-2. Down here, it’s the size of a house.”

I looked up at the vast virus in front of me. It looked nothing like it had when it was a fuzzy grain of sand in my hand. It was transparent, like a massive, intricately structured, sphere-shaped jellyfish. There was a kind of furious movement within the transparency, but I couldn’t see anything specific moving. It was confusing.

(Wait But Whyより)

 

僕が英語勉強に好んで使っている”Wait But Why“というブログからの引用でしたが、3単語は見つかったでしょうか?

 

たぶん、思ったより早く見つかったと思うんですよ。

人によっては数秒だったかもしれません。

 

で、実際のTOEICの設問だと、設問に含まれる特徴的な単語が見つかると、本文中のその単語がある文か、前後の文に答えが含まれている事が非常に多いです。

(僕の体感、95%以上。)

 

今回なら、設問は

“Who is Andy Kaufman?”

とかになってると思います。

 

“Andy Kaufman”という単語を文中で見つければ一瞬ですよね?

 

“The first one who had been allowed down there.”
みたいな感じの選択肢を選べばいいわけです。
(あくまでも例なので正確じゃないですが。笑)

 

だから、次に長文問題を解くときは、「ワードサーチ法」をぜひ試してみてください。

特に固有名詞や年代が含まれているときは、本当に10秒で解けますから。

 

浮いた時間を他の問題に使ったり見直しに使うことができれば、TOEIC全体の点数は飛躍的に上昇すると思います。

 

TOEIC700のためのリスニングの勉強法

リスニングのコツはいろいろありますが、実はTOEIC700点ならその中でもたった1つだけを練習すればOKです。

その練習とは、短形を聞き取る練習です。

 

短形とは、

  • I’mやI’veなどの短縮形
  • Good job を発音するとき Goojob のように短縮される

ことです。

 

リスニングが聞き取れない時って普通はスピードが速いからって考えちゃうんですけど、速く言ってるからじゃないんですよ。

 

実は、速く言ってるのではなくて短く言ってるんです。

そもそも、全てをちゃんと発音してないんですよ。

 

だから、ゆっくりな英語をいくらアプリとかで倍速にしても、速い英語は聞き取れるようになりません。

 

ネイティブのような早い英語を聞き取るためには、短形がどのように聞こえるかを知る必要があります。

 

具体的にはどういう条件の時に英語が短縮されるかと言うと、

  • 主語のあとの動詞や助動詞(I’m, I’ve  I’ll  I’dなど)
  • 子音で終わる単語の次に母音で始まる単語が来るとき

の2つ。

 

1個目は既に知ってると思うし、be動詞とか助動詞は聞き逃しても大した問題じゃないので大丈夫だと思います、

 

問題は、2個目の「子音で終わる単語の次に母音で始まる単語が来るとき」です。

これはしっかりと意識して練習する必要があります。

 

例として少し挙げてみると、

  • pick it up → pi ki tup(ピキタップ)
  • check it out → che ki lout(チェキラッ)
  • keep in touch → kee pin touch(キーピンタッチ)

 

このように、そもそも全てを発音しているわけじゃないんです。

だからTOEIC700点のためのリスニング練習は、「子音で終わる単語の次に母音で始まる単語が来るとき」に音がつながってしまうことを意識しながら練習する必要があるんです。

 

勉強ツールの比較

勉強法がわかったところで、次は何を使って勉強するのが1番良いのかと言う問題があります。

 

ここでは

  • 参考書
  • オンライン教材
  • 英語教室

の3つに分けて考えてみたいと思います。

 

参考書を使うメリット

参考書は学生時代に誰もが使ったことあるので、1番なじみがある英語学習法だと思います。(もちろん、唯一の方法ではないですが。)

そんな参考書で英語を学ぶメリットを確認していきましょう。

参考書のメリットは、

  • 価格が安い
  • 自分のペーズですすめられる

の2つです。

 

まず参考書は他の英語の勉強法と比べてめちゃくちゃ安いです。

学生がみんな参考書を使って勉強するのも、この価格が理由なのではないでしょうか。

中高生じゃなくても、大学生でもお金がない人は参考書の価格の安さが非常に助かりますよね。

 

さらに参考書は自分のペースで学ぶことができます。

英語塾とかに行くと、曜日も時間も決められることが多いんですけど、参考書なら完全に自分のやりたいときにやることができる。

やる気がある人は毎日めちゃくちゃ勉強すればいいし、ちょっとだけやればいい人は、1日10分とかでも誰も文句を言わない。

これが、参考書で英語を勉強するメリットです。

 

参考書を使うデメリット

でも、そんな参考書にもデメリットはあります。

  • 粗悪なものが多い
  • 文字なので頭に入りにくい

 

1つ目は、そもそも粗悪のものが多いと言うことです。

僕は英語教師をやっていて、いろんな英語の参考書を見るんですけど、ハッキリいって「これやっても意味ないだろ!!」という参考書がけっこうたくさんあります。

 

まぁそもそもすべての参考書が良かったら、今頃日本人はみんな英語ができるようになってると思いますが。笑

だから、参考書はどれを選ぶことかによって全く効果が違ってくるので、注意する必要があります。

 

さらに参考書のデメリットがもう一つあってそれは「文字」だと言うことです。

実は文字だけで英語を勉強するのはめちゃくちゃ効率が悪いです。

 

これは脳科学的にわかっていることなんですけど、人間は複数の感覚から知識を入れると一気に定着率が上がることがわかってます。

 

例えば動画とかはすごくの定着率がいいんですけど、それは何でかっていうと、ビジュアルでも情報が見れるし、同時に音でも入ってくるからです。

だから参考書で勉強している時点で、どうしても勉強効率がガクッと下がることなってしまいます。

 

オンライン教材のメリット

そもそも、オンライン教材の存在を知らない人が多いのですが、選択肢に入れておいたほうがいいと思います。

 

オンライン教材とは、ネット上で公開したり販売されている教材です。

大手の会社が作っている場合もあるし、もちろん僕のような英語教師が独自に作っているものもあります。

 

無料で教材を配布している人もいるし、購入後ネット上で動画授業を受ける、というものもあります。(形態はさまざま)

 

そんなオンライン教材のメリットを挙げていくと、

  • クオリティがめちゃくちゃ高い物が多い
  • 動画なので理解が早い
  • 自分のペースでどこでも勉強できる

の3つがあります。

 

まずオンライン教材の特徴としてはクオリティーがめちゃくちゃ高いものが多いです。

これ何でかって言うと、そもそも参考書とかの本より単価が高いからです。

 

参考書って言うよりかはどちらかと言うと授業のほうに近い。
オンライン越しの英語の授業だと思ってください。

出している人もかなりプライドをかけて作ってる人が多い印象です。

 

 

さらに、オンライン教材は動画で出されていることが多いんですよね。

動画っていうのは、さっきも言ったみたいにめちゃくちゃ定着しやすいんですよ。

視覚と聴覚両方から入ってくることによって、授業の内容が1ヵ月後も半年後も頭に残るようになります。

 

最後に、これはオンライン教材の1番のメリットだと思うんですけどいつでもスマホで勉強できるんですね。

参考書も自分のペースで勉強できるっていましたけど、本を広げるスペースは必要なんですよ。

だから自習室とか自分の部屋の机じゃないとできないんです。

 

でもオンライン教材はスマホで読めたり動画を聴けたりするので、スキマ時間にも勉強することができるになります。

スキマ時間で勉強すると、圧倒的に勉強時間自体が増えるので、英語力が上がるスピードがグンと速くなります。

 

電車の中でも読むことができるし、動画だったら歩きながらでも再生することができる。(音声だけきけばだいたいわかる)

これはオンライン教材の1番のメリットです。

僕自身、これまでいろんなオンライン教材に投資して消化してきたからこそ、今の英語力あると思ってます。

 

オンライン教材のデメリット

オンライン教材のデメリットとしては、

  • 単価が高いことが多い
  • 実績がないひともまぎれている

 

オンライン教材のデメリットとしては単価が高いことが多いです。

なぜなら、本と違って大量生産できないからです。

だから、あなたがもし学生でお金があまりないなら、ここは大きなデメリットになるかもしれません。

 

さらにオンライン教材を出してる人の中で、自分の英語力自体がそうでもない人がそこそこいます。

TOEICで750点しか取れてないのに、700点の生徒に教えるみたいな。

 

だからオンライン教材を探すときはちゃんと実績がある人を探しましょう。

TOEICの点数で見る事はもちろん出身大学とかもかなり大事です。

 

なぜなら日本の大学入試って英語の配点が大きいから。

人に教えれるくらい英語ができる人は、僕から言わせればいい大学に入れるのは当たり前なんですよね。

 

しかも、人に何かを効果的に教えるには、そもそも頭の良さが必要です。

僕がいままで受けたオンライン教材をみると、いい大学を出ている人のほうが圧倒的に教えるのがうまい傾向があります。

だからオンライン教材を探すときは、TOEICの実績や出身大学なども見ておくようにしましょう。

 

英語教室・マンツーマンのメリット

最後に、英語教室とマンツーマンレッスンです。

僕も英語教室で教えているのでわかるのですが、英語教室やマンツーマンの良いところは、

  • 対面なのでより頭に入りやすい
  • 仲間と一緒にできる

です。

 

英語教室は基本的に対面なので、緊張感があります。

その分ちゃんと話を聞くようになって、頭の定着も良くなります。

 

さらに英語教室に行くと一緒に授業を受ける仲間がいます。

その仲間って英語を学ぶ上でけっこう刺激になったりするので、かなり大事です。

「あいつがTOEIC800点とったの!?私もがんばらなきゃ..!」みたいね。

 

何か困ったことがあったら同じ立場の人に相談できるというのも、嬉しいポイントです。

 

英語教室・マンツーマンのデメリット

英語教室やマンツーマンのデメリットは、

  • オンライン教材の比にならないくらい高額
  • わざわざ足を運ぶ必要がある
  • 週1,2が限界で、ペースが遅すぎる

 

そもそも英語教室ってめちゃくちゃ料金が高いです。

オンライン教材よりも全然高いので、お金があまりない学生はかなりきついと思います。

というかサラリーマンでも結構きつい人が多いのではないかと思います。

 

あと物理的に行かないといけないってのも結構辛いですね。

例えば仕事で疲れた後とかは結構行くのが嫌になりそうですよね。

 

当たり前ですけど先生との予定も合わせないといけないので、日程の融通もききにくいです。

 

さらに、ここが英語教師とかマンツーマンの1番のデメリットだと思うんですけど、週1、多くても週2くらいしか授業がないんですよね。

でも英語は週1で上手くなるほど甘いものではないです。

 

週一でやってたらいつまでも英語力が上がらないことも結構あります。

 

でも、あなたはできるだけ最短で英語力を身につけたいはずです。

そういった方には英語教室は向いてないと思います。

 

まとめ

はい、では今回話したTOEICで700点をとるための方法を復習しましょう。

まず、単語は文脈のなかで覚えましょう。

 

単語帳で機械的に覚えても、英語を見たときにイメージをぱっと思い浮かばせることはできません。

それが時間内に終わらないことにつながるので、できれば読解とかリスニングの練習の中で一緒に単語も覚えていくようにしましょう。

 

次にリーディングですが、

  • 英文の構造を覚える
  • 重要じゃないところは流し読みする
  • 該当箇所を素早く探すテクニックを身に着ける

の3点に気をつけて勉強すればいいのでした。

どこにどんな内容が書いてあるかをしっかり予想して強弱をつけて読みましょう。

さらにワードサーチ法などのテクニックを使うと素早く答えを見つけることができます。

 

最後に、リスニングですが、短形を聞き取る練習が必要でした。

特に子音で終わる単語の次に母音が来るときは、発音がつながります。

こうした短形をきっちり意識して聴く練習をすると、一気にリスニングが楽になるのでぜひ練習してみて下さい。

 

TOEIC700点をとることによって、就職も転職もかなり楽になります。

外国人に話しかけれても、スムーズに返せるようになるし、友達に「英語うまいね!!」ってほめられるようになります。

 

TOEIC700点はそう難しいものではありません。

今回話したようなTOEICに特化した勉強法をやっていけば、思ったよりもあっさり達成できると思うし、実際僕はたった半年で達成できました。

 

ぜひ、この記事に書いてあることを実践して、TOEIC700点をめざしていただければ、と思います。

 

また、追加の情報です。
以下の動画で絶対にやってはいけない英語学習の考え方を解説しました。

この記事と一緒にみることで、よりTOEIC700点への道がはっきり見えるように設計されていますので、ぜひご覧ください。

本当に大事な考え方ですので。

 


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