大学院入試でTOEICはどのように使われるか?東大院生が徹底解説

こんにちは、現在東京大学大学院に通いながら英語教師をしている、ジャックです。

 

今日は、

大学院入試(院試)でのTOEICの使われ方

を解説していこうと思います。

 

僕も東大の大学院入試(院試)をしたときも、
TOEICのスコアを提出がありました。

 

「提出したTOEICスコアはどのように使われるの?」

「最低限、院試で必要なスコアは?」

「追出できるスコアの有効期限は?」

など、大学院入試に関するTOEIC事情を全て解説していくので、
ぜひ最後までみていってくださいね。

 

それでは、スタート!

使われ方の5つの種類

まず、いちばん気になるのはここだと思います。

「提出したスコアってどのように使われるの?」

 

僕は、TOEICの公式サイトや各大学院のホームページをみた結果、

5つの使われ方の種類

があることに気づいたので、紹介していきます。
(代表的な5つです。)

 

1.英語試験免除(点数換算)

まず、一番多いのがこれ。

「本来の英語試験を受けなくていいから、
TOEICスコア提出すればいい感じに換算しとくよー」

ってことです。

 

正直、このスタイルが半分以上だと思います。

なかには、もう自分の英語試験を用意せず、
全部、TOEICなどのスコアの提出から換算しているところもあります。

ちなみに、東大の大学院もそうでした。

東大の場合は、

  • TOEIC
  • TOEFL
  • IELTS

のいずれかのスコアを提出する、というものでした。

 

こうすれば、大学院側も毎回英語入試を作ることもなくなりますからね。

でも、換算の式などは公表してくれないことが多いです。

 

2.TOEICと英語試験のいい方を採用

そして、次は、

「自前の英語試験も受けてもらうけど、
スコア提出してくれればいい方を採用するよー」

形式。

 

この場合は、提出しても絶対に損はないので、
提出するだけお得ですね。

僕の感覚としては、大学が用意した英語の試験より、
TOEICの方が形式も決まっていて対策しやすいので、

この形式でもTOEICスコアを提出した方がいいように思います。

 

3.英語試験免除(満点換算)

そして、太っ腹なことに、

「あるスコア以上であれば、問答無用で満点換算」

スタイルもあります。

 

これはもう、全力でTOEICやるしかないですね。笑

やったもん勝ちです。

 

4.全体の点数に加算

そして、

「TOEIC提出は任意だけど、提出してくれたら点数を上乗せするよー」

というスタイルの大学院もあります。

 

もう、正直これは提出するしかありません。

点数は悪くても。笑

 

このパターンは、TOEICでいい点数をとるよりかは、
とりあえず提出することが大事だと思います。

 

5.判断材料の一部、出願資格の一部

最後が一番やっかいで、

「TOEIC提出してくれたら、考慮するよー」

スタイル。

 

別に点数に加算するとも、なんとも言っていないパターンです。

いやー、やっかい。

 

でも、提出した方がいいんでしょうね。

 

僕の予想では、

同じくらいの成績で、
「どっちを合格にするか?」
と悩んだときにTOEICで判断する、

くらいの立ち位置だと思います。

 

では、必要なスコアは?

これまで5つの使われ方のパターンをみてきましたが、
結局どのくらいのスコアをとればいいのか?

 

これは、受ける大学が、
5つの使われ方のどのパターンなのかによります。

 

1.英語試験免除(点数換算)の場合

この場合は、点数は比例的に換算されるので、特にボーダーはないです。

高ければ高いほどいいってだけの話。

 

2.TOEICと英語試験のいい方を採用の場合

こちらも、換算式がわからない以上、
高ければ高いほどいい、としかいえません。

 

3.英語試験免除(満点換算)の場合

ここが一番大事ですね。

何点以上取れば、満点換算されるのか?

 

僕が調査した限りでは、

730点

が多いみたいです。

 

4.全体の点数に加算の場合

この場合は、点数は比例的に換算されるので、特にボーダーはないです。

高ければ高いほどいい。

 

5.判断材料の一部、出願資格の一部の場合

こちらも使われ方がわからない以上、
高ければ高いほどいい、としかいえません。

 

総合的に必要な点数は?

以上みてきましたが、TOEICスコアの全国平均が約600点であることを考えれば、

とりあえずは730点を目指す

ことは一番いいのではないか、と思います。

 

730点は企業でも一つの基準としてみられることが多くて、
こちらの記事でも解説しているとおり、
例えばトヨタ自動車でも、昇進の用件になっています。

トヨタのTOEIC事情を元社員に聞いてみた!採用、昇進に必要な英語力は?

2020年8月24日

 

知っておけなきゃいけない3つの注意点

しかし、大学院入試でTOEICを使うのには、
いくつか注意点があります。

そこで、その中でもとくに大事な3つを紹介しておきます。

1. IPテストはダメ

ほとんどの大学院では、TOEICスコアの証明として、

Official Score Certificate(公式認定証)の原本が必要です。

 

でも、実は、学校や企業が主宰するIPテストでは、
Official Score Certificate(公式認定証)が発行されません。

 

なので、大学院入試で提出するときには、
必ずIPテストではなく、公開テストを受けるようにしてください。

 

IPテストと公開テストの違いはこちらの記事でまとめています。

TOEICのIPテストは就活に使える?注意点から履歴書への書き方まで完全解説

2020年8月27日

 

2.スコアの有効期限

本来、TOEICのスコアには有効期限という概念はありません。

しかし、上でもふれた公式認定証の再発行の期限はあり、
それが2年以内です。

 

なので、一般には、
「TOEICの有効期限は2年」
という認識が広まっています。

 

そこで、大学院でも、
2年以内のスコアしか受け付けない
ところが多数です。

なので、事前に受けたい大学院のホームページで確認をしておいた方がいいでしょう。

 

3.公式認定書の時間差

最後に気を付けたいのは、

いつ公式認定証が手元に届くか?

ということ。

 

大学院では、公式認定証の原本の提出が必要なので、
当たり前ですが願書を提出するまでに手元に必要です。

 

しかし、TOEICは試験日と公式認定証の受取日に時間差があり、
公式では

30日以内

とされています。

 

試験を受けてから、実際に公式認定証を受け取るまで、
最大だと30日かかってしまうんです。

しかも、試験自体の申し込みも、
実際の試験日の2ヶ月ほど前に締め切られてしまいます。

 

なので、大学院入試でTOEICを使うなら、
少なくとも3ヶ月前までには申し込みを済ませる必要があります。

 

受けたのに、公式認定証が届かない、とか本当に悲惨です。

 

TOEICは複数回受けておこう

僕個人の感想としては、

TOEICは複数回受けておいた方がいいです。

 

一番いい点数で提出することができるし、

だいたいの場合は受ければ受けるほど試験慣れし、
点数がどんどん上がっていくからです。

 

なので、
「ここの大学院を受ける!」
とわかった瞬間に、直近のTOEICに申し込むのをオススメします。

 

なんなら、受ける大学院が決まってない段階でも、
TOEICを受けておくのもアリだと思います。

 

大学院入試直前になると、英語以外の科目を勉強しないといけないし、
TOEICを複数回受けるためにも、
前もってTOEICを受けるのをおすすめします。

 

TOEICスコアは就活でも使える

TOEICスコアは実質の有効期限が2年ですが、
実は、大学4年の夏に大学院入試用にTOEICを受けておくと、

春の就活でもギリギリ2年以内でTOEICスコアは有効です。

 

大学院一年生の夏にインターンにいくときなんかも、
TOEICスコアは使うことができます。

 

このように、大学入試で取得したTOEICのスコアは
大学院に入ってからもかなり役に立つので、
本気でTOEICを勉強していくのがいいかなと思います。

ぜひTOEICで高得点をとって人生を有利にしていきましょう。

 

まとめ

ということで、今回の内容をまとめると、

大学行院入試のTOEICの使われ方は5種類あって、

  1. 英語試験免除(点数換算)
  2. TOEICと英語試験のいい方を採用
  3. 英語試験免除(満点換算)
  4. 全体の点数に加算
  5. 判断材料の一部、出願資格の一部

スコアの基準としては730点をとっておくといいです。

 

そして注意点としては、

  1. IPテストはダメ
  2. スコアの有効期限
  3. 公式認定書到着までの時間差

 

 

ぜひTOEICで高得点をとって大学院入試を有利にしていきましょう。

 

実際のTOEICでの高得点の取り方はこちらの動画で解説をしています。

ぜひ一緒に参考にしてみてください。

 

 

こちらの記事でも、別の視点からTOEICの点数の上げ方について解説をしています。

自分のレベルに合わせてご覧ください。

TOEIC600以上を狙う!レベル感から超効率勉強法までを徹底解説

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2020年4月5日

 

それでは!

 


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