こんにちは、東大生英語教師のジャックです。
今日は、元外交官である
佐藤優さんの最強英語勉強法
を紹介していこうと思います。
外交官は当然英語が必要だし、佐藤さんは英語に加えて、
ロシア語、中国語、ドイツ語、ラテン語、ギリシャ語、朝鮮語、チェコ語…
など程度の差はあれ、話せて読めるみたいです。
しかも、佐藤さんは学生時代に留学経験などは全くなし。
完全に、独学で学ぶ言語学習の達人といえるでしょう。
では、そんな佐藤優さんは日本にいながらして、
どんな方法で英語がうまくなったのか?
過去のインタビュー動画や記事、著書の記述から、
今回は佐藤優さんの英語勉強法を全てまとめていきます。
佐藤優って誰?
佐藤優さんを知らない方のために軽く紹介しますと、
- 大学院までは日本に在学
- 外務省に勤務
- 在ロシア日本国大使館に勤務
- 日本に戻り、国際情報局分析第一課主任分析官として活躍
と、ロシアとの外交で活躍した方です。
そのため、ロシア語と英語は完全にしゃべることができるみたいですね。
今では、政治や外交のコメンテーター的立ち位置になっています。
佐藤優の英語勉強法:3原則
では、ここからは、そんな佐藤優さんが提唱する英語勉強法を紹介していこうと思います。
いろんなメディアで英語の勉強法を紹介していましたが、
基本的な原則が3つあります。
3つ原則を順番に紹介していきますね。
原則1:モチベーションを持て
一つの言語を習得するのは、そんなに簡単なことではありません。
なので、当然それなりのモチベーションがないとダメなのです。
なので、佐藤優さんは、
「なんとなく教養で外国語を勉強する」気持ちで実際に身に付けた人はみたことがない
といいます。
・・けっこう、ギクっとなった方は多いんじゃないでしょうかね。
英語の勉強は、ただモチベーションもなくやっても絶対に身につかないんです。
たとえば、佐藤優さん自身、ロシア語を学ぶ明確なきっかけがあったそうです。
小さいころ、佐藤優さんは短波受信機で遊ぶことがあったそうなんです。
(そこから既にスゴイが。笑)
でも、短波を発信してしまうと、近所の家のテレビが電波を妨害されてしまうので、
受信をして聞いていたそうな。
こんな感じで、短波を受信するラジオを自作することができます。
(http://blog.livedoor.jp/kingfishertype97/archives/51554575.html)
で、いろいろ短波を受信してきいていたところ、
当時北海道に住んでいたこともあって、
シベリアからの信号を受信したんです。
当然ロシア語なので、聞き取れないです。
なので、当時の佐藤さんは
「これが何を言っているのか知りたい!!」
と強く思って、ロシア語の勉強を開始しました。
このように、言語は学ぶモチベーションがすごく大事だ、と佐藤さんはいいます。
英語も、
- 英語はなんのために学んでいるのか?
- 英語ができるとどんないいことがあるのか?
- もし英語がペラペラだとしたら、何をするか?
など、きちんとモチベーションを考えるのがまずは大事だということですね。
とりあえず勉強する前に、一度考えてみましょう。
このあたりの記事や動画が考える役に立つと思います。
原則2:基礎を何周もするのが大事
佐藤優さんは、英語を勉強したとき、難しい本には一切触れずに、
初級の本も何周もしたみたいです。
その理由は、英語を使うとき、結局は初級の単語や文法しかほとんど使わないからです。
たとえば、ネイティブと問題なく会話するのに必要な単語数はいくらだと思いますか?
実は、約1500単語です。
2020年以降、中学校卒業レベルで1,600~1,800語みたいですから、
中学でならう程度の単語だけで実はこと足りるんですよ。
つまり、「大人になっても英語が話せない、、」というのは、
決して単語量が足りないからではなく、
実は中学レベルの初級の単語がきちんと定着していないからです。
だから、佐藤さんは、新しい言語を学ぶ時は、
まずは基本単語1500個を丸暗記しろ、といっています。
そしてら、次は基本文型を丸暗記です。
このような初級レベルの英語を何周も何周もします。
その間は、難しいものに一切手は出さなくていいんです。
結局は初級を何回もやった方が、英語上達の近道なんですね。
あなたも、初級レベルがきちんと定着していないのに、
難しい参考書などをやってしまっていませんか?
初級レベルがきちんと身についているか、もう一度見直してみてみましょう。
原則3:短期集中で勉強する
佐藤優さんが、新しい言語を学ぶときに、まずすることがあるそうです。
それは、
最初の一ヶ月は一日3時間使うこと。
…いや、多いわ、と。
普通の人なら思ってしまいますが、これが英語上達の近道みたいです。
たしかに、心当たりはあります。
英語を何年間もダラダラと続けてしまっている人が多くありませんか?
英語を勉強すること自体が目的みたいになってしまっていませんか?
いわれてみれば、日本人の英語学習者は、英語を一気にやらずに、少しずつダラダラやっている人が多いように思います。
でも、実は一気に短期集中でやった方が効率がいい。
これは僕自身が英語を教えてきておもったことでもあり、
以前にこのような記事を買いたことさえあります。
さらに、佐藤さんいわく、英語はお金を払って先生についてもらうのが手っ取り早いそうです。
お金を払ったら、「やらなきゃもったいない!」
といやでもやるようになりますからね。笑
ダラダラ勉強しなくて済むようになります。
で、佐藤優さんがよく使う言葉に「踊り場」があります。
英語のレベルには踊り場のようなものがある、と。
つまり、一度踊り場のレベルに達してしまえば、
英語のレベルがそこから下がることはないんです。
逆にいえば、踊り場のレベルに達する前に英語を放置してしまうと、
みるみる中一のレベルまで英語力が下がってしまうらしいです。
踊り場から一階に落ちてしまう、というわけです。
で、この踊り場のレベルがだいたいどこくらいかというと、
英検準一級。
だから、最初の一ヶ月に一日3時間使って短期集中で英語を勉強して、
一気に英検準一級のレベルになってしまえばいいんです。
そうすれば、生涯英語力が落ちることはない。
だから、すでに英語学習を始めている人も、
「英語月間」などを作って一気にやってしまいましょう。
特に、「最近ダラダラ英語を勉強してしまってるな〜」って人は、効果抜群だと思います。
まとめ
今回紹介した佐藤優さんの英語勉強法をまとめると、こんなかんじです。
原則1:モチベーションを持て
原則2:基礎を何周もする
原則3:短期集中で勉強する
僕自身も英語を教えてきていろいろ英語学習の持論はあるんですが、
この3原則とかなりかぶっていてびっくりしました。
やはり、英語学習には王道と呼ばれる原理原則があるんだなー、と。
今回では紹介しきれなkった英語学習の原理原則がたくさんあるので、
もっと知りたい方はぜひ僕のYouTubeに遊びに来てみてくださいね。
https://www.youtube.com/channel/UCbzEoQwmKoozGi2lkelxQwQ
それでは、よい英語ライフを!
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