※よく下痢するとか胃腸弱い人は見ることをおすすめします。
こんにちは、ジャックです。
僕はここ2-3年くらい、腸の調子が悪くて、週1で下痢になってたんですね。
漢方とか色々試してみたんですが、意味なく。
「検査してみようか」
と思って、大腸の内視鏡を受けてみたら、
ポリープが3つ見つかりました。
当時まだ24歳なのに。
医者に、
「20代でこれは珍しいね。10年ほっといてたら大腸がんになってたよ」
と言われました。
まじか。
危なかった。
なので、胃腸弱い人に伝えないとなと思って記事書いてます。
その時の体験談をば。
まず、検査前の症状、
つまりなぜ大腸の内視鏡検査をしようと思ったかを話します。
それは、下痢が多かったからです。
頻度としては、週に1回、2-3日に渡ってお腹を壊す。
特に、飲み会とか焼肉の次の日にはほぼお腹壊します。
でも、大学時代とか、
昔はそんなことなかったんですよね。
ここ２−３年だから、ちょっと怖いなと思い、色々試してみました。
・脂を摂りすぎない
・漢方（何種類も試して、医者にも相談しました）
・水を水道水ではなくミネラルウォーターにする
ググって、出てきたものをかたっぱしから実践しました。
・・・でも全部、ダメでした。
いくらお腹に気をつかっても、
どうしてもまた下痢になる。
んで、最終手段として、検査してもらおうと。
調べてみたら、
カメラを肛門から突っ込んで直接大腸をみる「内視鏡検査」という検査が一般的だったので、
家の近くの内視鏡クリニックにいきました。
割と小綺麗で清潔感のある院内。
２、３分待って名前を呼ばれたら、
まずは血液検査されます。
「なんで大腸なのに血液検査？」
って思ったから聞いてみたら、
保険適用するのに必要とのこと。
直接内視鏡とは関係ないみたいです。
（なんで保険がそんな制度になってるのかは謎。
お医者さんもしいたら教えて下さい。）
で、僕はここで血を3回抜かれて、
体調が悪くなりました。
院内はエアコンガンガン。
直前まで僕は寒すぎて凍えてたのに、
採血のあとは全身から冷や汗が滝のように出てきました。
その後、色々看護師から説明されたが、何も頭に入らず。
耐えきれずに、
「気持ち悪いです…」
と看護師にいったら、
奥の部屋に通されてベッドで休ませてもらいました。
１０分経って落ち着いてから、
改めて内視鏡の説明を受ける。
どうやら、内視鏡は即日できるわけではなく、
3日間に渡って食事制限や下剤を飲んでからじゃないとできないらしい。
（簡単にいうと、大腸に食べかすやうんこがついてるとカメラで見えないからです。）
スケジュールはこんな感じ。
3.2日前→食物繊維や脂など、消化しにくいものは食べない。（具体的には、生野菜や海藻、揚げ物など。）
前日→指定された食事を食べる。（スープやハンバーグなどのレトルトをもらいます。）
当日→何も食べない。3リットルぐらいある下剤を飲む。
そして、その日は、実際に検査する日を決めてから、
前日に食べるレトルト食品と、当日に飲む下剤の粉をもらって帰りました。
そして、検査３日前から、食事を制限します。
いつもコンビニとかで売ってる生野菜を食べてたけど、３日間は控えました。
こういうやつね。
このような食事制限を３日前、２日前と続ける。
そして、前日はもらった食事を食べます。
こういうやつ。
離乳食やん。
正直、量が少なすぎて
全然お腹いっぱいにならない笑。
僕はジュースとかその辺で
なんとか栄養を摂取してました。
そして、検査当日が一番きついです。
なぜかというと、
下剤を２L飲まないといけないからです。
こういうやつ。
左の２つ粉末を飲みつつ、
右の白い粉が入ってるでっかい袋に水をいれて、
下剤を自分で作って飲みます。
水をいれるとこんなかんじに。
味は、アクエリの粉に
分量ミスって水いれすぎたときの味。
これを飲み続けてると、
下痢がめちゃ出るようになります。
１時間くらいかけて飲んだのですが、
トイレに５、６回は行きました。
最初は普通の下痢なんですが、
だんだん色がなくなっていきます。
最後は、ほぼ水みたいになってました。
腸がきれいになった証拠。
満をじして、クリニックに向かいます。
医院につくと、
さっそく手術室てきなところに通されました。
僕は人生で大きい怪我とか病気したことないので、
手術室に入ったのは、人生ではレーシックに続いて２回目。
緊張。
内視鏡は、黒い筒みたいなかんじでした。
ターミネーターとかのSF映画に出てきそうなやつです。
(これ尻の穴につっこむんか、、)
って考えたら怖い。
まずは、麻酔を注射されます。
そして、
・・・
気づいたら、終わってました。
「はい、チェンさん終わりましたよー」
という看護師の声で起きました。
途中、血がついた大腸の映像が画面にうつされているのだけは
うっすら覚えている。
でも、ほんとにほぼ寝てて意識なかったです。
その後、診察室に移動して、
医者から説明を受けました。
医者
「結論から言うと、大腸ポリープが３つ見つかって、
その場で摘出しました。」
まじ？？？
って最初は耳を疑いましたね。
そのあと、渡された紙がこちら。
1mm, 2mm, 7mm の３つのポリープを摘出したみたいです。
取り方はコールドスネアポリペクトミーというやり方。
輪っかをポリープに引っ掛けて、
そのまま絞めて取る方法です。
・・・原始的。
その他も、ポリープの形とかも種類があるらしく、
いろいろ説明されました。
ポリープって出っぱってるイメージありますが、
実は平坦とかなんなら凹んでるポリープもあるみたいです。
僕も、
出っぱってるもの(表面隆起型)
平坦なもの(平坦型)
凹んでるもの(陥凹型)
の３つでした。
僕はつい気になって、
「平坦とか凹んでたら、輪っか引っ掛けられなくないですか・・？」
ってつ聞いてしまいました。
僕はまじでこういうのすぐ聞いてしまいます。
そしたら、どうやらまずは粘膜を引っ張り出してから、輪っかで絞めてるみたいです。
なるほどね、と。
こうやって検査と摘出が終わったのですが、
結論から言うとこのポリープ摘出が終わってから、
下痢にはほとんどならなくなりました。
医者は、
「ポリープは下痢とは関係ないですよ」
とは言っていましたが。
おそらく理由としては、
今回の経験を通して、食事と健康の知識が増えたのと、
食事により気を使うようになったからだと思います。
今までは野菜とるために生野菜(サラダ)をずっと食べてたけど、
実は生野菜は消化に悪いらしいんですね。
だから、検査の３日前からは食べちゃいけなかった。
生よりは、加熱した野菜の方が胃腸にはいいとか。
このように健康の知識がさらに増えたのと、
食べ物の意識が上がったから、
単純に食事が改善されたんだと思います。
・・と、ここまでが今回の体験談。
今回を通して僕が思うのは、
ちょっとでも自覚ある人は、
絶対に大腸の検査をした方がいいです。
具体的には、これに当てはまってる人。
・食生活乱れてる人(炭水化物と脂質をよくとってる人)
・親戚に大腸がんとか胃がんがいる人
僕のブログとかYouTubeみてる人ならわかると思うんですけど、
僕はなんならめちゃ食生活に気を遣ってるんですよね。
栄養バランスめちゃ気を使うし、
脂質取りすぎないし、
揚げ物も一切食べません。
でも、今回ポリープが３つ見つかりました。
僕は親戚で胃腸のがんがいるので、
確実に遺伝ですね。
がんは、かなりの割合で遺伝が関係あるみたいです。
医者にも、
「今回ポリープ見つかったので、
親や兄弟にも絶対に検査させた方がいいですよ」
と言われました。
僕にポリープあるってことは、
家族にもある可能性が高いってことです。
だから、心当たりがあるなら、絶対に大腸の内視鏡検査をした方がいいですね。
食事制限とか下剤飲むとか大変だけど、
がんに防げることを考えたら、全然コスパいいです。
もし下痢とかの症状があれば、
保険適用にもなりますのでね。
それでは！
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