【ベトナム】ハロン湾の格安現地ツアーに参加したら、めちゃくちゃ英語の勉強になった話。

こんにちは、ジャックです。

 

僕は先日ベトナムに行ってきたんですが、
そこで「ハロン湾」という世界遺産に行ってきたんですね。

 

こんな感じの美しい湾です。

 

ハロン湾というのはベトナムで一番人気と言っても過言ではない観光地で、色んな国がいろんなツアーをやってます。

 

例えば、日本語で

「ハロン湾 ツアー」

と調べてみると、
当たり前ですが日本語のツアー会社が出てくるわけですよ。

 

有名なHISという旅行会社のツアー内容を見てみると、

・送迎
・ハロン湾クルーズ
・昼食
・カヤック体験
・鍾乳洞探検

 

全部あわせて、100ドルでした。

約11000円です。

 

往復3時間もするバスですし、昼食もついてくることを考えると、まぁ妥当ですね。

 

ツアーも日本語でやってくれるし、ハロン湾に行く日本人の多くが日本のツアー会社を利用しているらしいです。

 

まぁ、そりゃそうです。

 

…と、思っていたんですよ。

 

 

でも、さらに調べていくと、驚きの事実が判明します。

 

じつは、現地の旅行会社もハロン湾ツアーをやっていて、

それがなんと、同じ内容で

 

4000円ちょっと

 

なんです。

 

日本の会社だと、11000円ですよ??

それが半額以下という。

 

しかもツアー内容はほぼ同じです。

 

なので、僕は迷わず英語ツアーに参加してきました。

 

そしたら、日本のツアーよりもとてつもなく新鮮で面白い体験ができました。笑

 

ここからしばらく、体験談をば。

ツアーを予約したときから振り返っていきます。

 

オンライン予約@日本

まずは、事前にオンライン予約します。

今回使ったベトナムの現地ツアー会社が、

sinh tourist

というベトナムの旅行会社です。

オンライン予約は、もちろん全て英語です。

現時点でのホームページはこんな感じ。

 

結局日本語のツアーにしてしまう人は、ここでつまづいているのだと思います。

「うっ、、英語がいっぱい、、」

「なに言ってるかわからん、、」

と英語恐怖症の血がさわぎ、自然とバツ印をクリックしてウィンドウを閉じているんですね。

 

でも、ここで僕が言いたいのは、

僕が予約できたのは、僕が英語できるからというだけではありません。

 

たとえ英語苦手でも、調べればなにを入力すればいいのか分かりますから。

要はやるかやらないかですね。

 

誰でもがんばればオンライン予約できます。

 

前日に店舗でチケット受け取り

sinh touristという会社はハノイ市内にあります。

ハノイは、ベトナムの首都です。

 

僕の場合、滞在2日目にツアーを入れたので、1日目に実店舗に足をはこびました。

でも、これが難関だったんですよねー。

なんでかっていうと、
sinh touristはベトナム国内で非常に有名で、多くのパクリ会社が同じ社名を名乗っているからです。

本当は首都ハノイに2店舗しかないのに、ハノイを散策しているとそこらじゅうにsinh touristがあります。笑

僕も、ハノイ滞在中に10店舗は発見しました。

 

日本だとありえない状態。

しかも、日本語のブログだと場所が間違えていたりするので、ここはマジで難関でした。

 

僕は、本物にたどり着くまでに30分くらいかかりましたね。

そして、無事にチケットをゲット出来ました。

 

ツアー当日

当日は、朝にホテルに迎えに来てくれます。

やさしい。

 

僕は連れとホテルで朝ご飯を食べていました。

「ベトナムの焼きそばうめぇ」

なんて言ってると、急に僕の名前が呼ばれたんですね。

 

振り向いたら、ツアー会社のベストをきたおばさんでした。

 

まだ朝食の途中だったんですけど、待たせるのも申し訳なかったのでそのままバスの中へ。

 

 

バスに乗ると、バスは発車して、さらに何組かの参加者をホテルで拾いに回りました。

 

結局12人になり、ついにハロン湾へと出発しました。

 

 

この参加者たちの顔ぶれがけっこう面白いんですが、

バスの席順の前から、

・ツアーガイド(ベトナム人×2)
・ドイツ人親子
・僕ら
・日本人のおじさん
・フランス人男3人組
・フランス人カップル
・日本人女子2人組

みたいな感じでした。

超グローバル。笑

英語のツアーならではですね。

 

ツアーガイドは、バスの窓から見える景色を説明してくれたり、ツアーの内容の説明をしていきます。

 

もちろん英語なのですが、これがめちゃくちゃやっかいで、訛(なま)りがスゴいんですよ。

 

流暢には流暢なんですが、

forget = フォルグレット

みたいな感じでした。

 

僕でもところどころ聞き取れないところがありましたね。

 

日本だときれいな英語発音の環境で育っているので、これはいい練習だな、と。

 

 

よく考えると、TOEICのようなキレイな発音に実際には滅多に出てこないんですね。

英語話者の多くが第二言語ですから、訛りある英語の方が圧倒的に多いです。

訛りは教材などで練習できないですよね。

せいぜい、イギリス英語くらい。

だから、旅行などの場面で実際に英語を使ってみるっていうのは、どんな英会話教室よりもタメになります。

 

日本で英語教師をしている僕でも、訛りのある英語はリスニングの練習になりました。

 

だから、今は英語が得意じゃなくても、どんどん飛び込んで行きましょう。

荒治療ではありますけどね。笑

 

 

そんなこんなでバスに揺られると、ついにハロン湾到着。

こんなかんじのクルーズ船に乗りました。

(僕らが乗ったのは奥のキレイな船です。)

 

乗ると、1分も経たないうちに昼食が出て来たんですが、

これが日本人だと慣れない形式で、大皿にのった料理をみんなで箸をつついて食べる形式なんですね。

(写真とり忘れました。)

 

僕は、フランス人男3人組と、日本人のおじさんと同じテーブルに座り、一緒に昼食を食べることに。

(日本では絶対にできない体験。笑)

昼からおいしくベトナムビールをいただきます。

ここで、となりの日本人のおじさんと仲良くなるんですが、
彼は現在「世界一周」の最中らしいです。

左回りで世界一周しようとしていて、ベトナムが最初の1ヵ国目なんだとか。

まだ旅の3日目だと言ってました。

 

その人は白髪が生え始めていたのですが、その年になってから一人で世界一周しようとか、めちゃくちゃアクティブですよね。

しかも英語もそこまで得意ではないらしく、カタコトの英語でガイドさんと一生懸命、話してました。

こういう方は、本当に尊敬できます。

僕も、そういう年になっても挑戦を続けたいな。。。

なんてかんがえていたら、いつのまにか周りはこんな感じの景色に。

 

めちゃくちゃキレイです。

さすが世界遺産。

ちなみに、このような地形を「カルスト地形」といいます。

石灰岩の地質が、だんだん雨に溶けていってこんな小さな山が乱立するような地形になったらしいです。

僕は理系なので、東大化学の対策で反応式をたくさん習いました。

そのうちの一つに石灰岩が雨に溶けるという反応式があるのですが、今でも覚えています。笑

 

こちらは、ニワトリがキスしているように見える岩。

まぁ、見えなくもない。笑

 

 

こうした地形をさらに進んでいくと、ついに水上村に到着。

ここで過ごしている人は、水上で生まれて、水上で死んでいくのだとか。

一生が海の上です。

 

すごい人生ですけど、よく考えたら土地代もかからないし税金もかからないし、かしこい生き方かもしれないです。

日本でやったら確実に怒られますが。

 

 

今回のツアーでは、この水上村の人々にボートをこいでもらって、独特の地形を探検するものがありました。

 

五人乗りで、一人のおばさん(お姉さん?)にこいでもらいます。

 

狭い通路なども平気で抜けていきます。

 

地形がほんとに間近に見られるので、結構貴重な体験でしたね。

 

30分くらいボートに揺られて写真なんかを撮っていると、クルーズ船へ帰着。

 

するとそのまま、鍾乳洞に連れていかれました。

ハロン湾でも最大のティエンクン鍾乳洞というところです。

 

内部はこんな感じ。

 

めちゃくちゃ広い。笑

日本では見たことないくらいデカい鍾乳洞でした。

 

鍾乳洞も石灰岩が溶けて出来るものなので、基本的にカルスト地形には鍾乳洞が存在するんですよね。

鍾乳洞のつららができる原理なんかも、しっかり化学を学んでいればわかるようになります。

 

ちなみに、昔はめちゃくちゃカラフルにライトアップされていたみたいですが、僕がいったときは単色でした。

まぁ、そのほうが自然に近くていいような気がします。

 

鍾乳洞のなかで10秒ほどの動画も取ったので、ぜひご覧ください。

 

なかは複雑かつ広くて、本当に絶景です。

 

泉もわいていました。

天然か人工かは不明。

 

鍾乳洞が見終わると、ツアーは終わりです。

あとはバスでホテルまで連れて帰ってくれました。

 

結局、英語は積極的なもんがち

今回の体験をとおして感じたのは、

積極的に動ける人が、英語をマスターできる

ということ。

 

・安心だけど高い日本語ツアー
・英語で怖いけど安いツアー

この二つの選択肢があったときにどっちを選ぶか、なんですよ。

 

ここで、多くの日本人は前者を選んでしまいます。

 

なんで日本人が現地ツアーを使わないかというと、
単純に、英語が怖いんですよね。

 

多くの人は

「あー、自分英語できないしな。まだ日本語のやつでいっか。。。」

と安心路線に走ってしまうんです。

 

だけど、ここで僕は異議を申したくて、なぜならこれは見方をかえれば

6000円ちょっとをもらって英語を学ぶチャンス

なんですよ。

 

英語って、使わないと上達しないです。

 

確かに最初は怖いけど、それは誰もが通る道。

自転車と同じです。

 

最初からできる人なんかいない。

 

だから、英語が上達する人は、格安の英語ツアーという選択肢があったら即決できる人です。

 

たとえ言語的に不安でも、

「安いし、英語も練習できるなら一石二鳥じゃん!!」

という考え方ができるかどうか。

 

ガイドが言ってることが理解できなかったとしても、死にはしません。

 

逆に、英語が出来るようにならない人は、せっかくのチャンスをみすみす逃す人ですね。

 

安心安全に、与えられたものをこなしていくっていうパッシブなタイプの人は、英語の上達がかなり遅くなります。

 

というか、英語をマスターできるかも結構キツイです。

 

僕の周りでも、無口でリスクをおかそうとしない人が英語ペラペラ、なんて見たことないので。

 

積極的に動けてアクティブな人の方が、圧倒的に英語ペラペラな印象があります。

 

英語は生の言語なので、自分からガンガン英語にとびこんでいける人が多くの経験がつめます。

 

だから、机の上の化石のような英語学習なんてもうやめて、実際の環境で英語を使っていきましょう。

 

もちろん、それは旅行だけじゃなくて、
・洋画
・洋書
・海外のYouTuber
・国際交流
・外国人に自分から話しかける

やろうすればいくらでもやりようがあります。

本当に、やるかどうかの問題だけなんですよ。

 

英語が上手くなりたいなら、自分から英語環境に飛び込んでいく勇気を持つこと。

 

英語関連のことは、迷わず全てやってみるという姿勢を持つこと。

 

この姿勢をもてば、あなたは数ヶ月後には圧倒的に英語が話せていることでしょう。

それが、今回僕が伝えたいことです。

 


単語帳を使わず次々と英単語を覚える方法を特別公開

超普通で英語が嫌いな学生が、東京大学に合格し、TOEICも935点取得。
その後英語教師にまで上りつめた、人生を変える英語の勉強法。

そんな単語帳を使わない、効率に特化した単語暗記法を期間限定で公式LINE内で公開します。

◆ 英語に触れるだけで自動的に単語を覚えてしまう学習法とは?
◆ 脳科学にもとづいた、あるひと工夫で単語の定着が2倍になるテクニックとは?
◆ 1単語を覚える労力で10単語を覚える方法とは?

単語帳なし、ストレスなし。どんどん英単語が頭に入る暗記法を全て伝授します。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA