フィリピンで2週間ホームステイしたら、思考まで英語になった話。【フィリピン留学体験記】

こんにちは、ジャックです。

 

僕は高校1年生のとき、
自ら志願してフィリピンに
交換留学に行ったことがあります。

 

フィリピンの特徴としては、

  • 物価がかなり安い
  • 英語が通じる(公用語なので)
  • 色が日本と似ている(日本人の口にあう)
  • 海がキレイ
  • 貧富の差が激しい

 

そして僕が行ったのは、
フィリピンの中でも有名な、
セブという島。

 

セブ

 

フィリピンの真ん中ぐらいにある島です。

 

最近はリゾートとしても有名だと思います。

 

 

でも、僕はリゾートとしてではなく、
交換留学としていきました。

 

フィリピンの生徒を日本に2週間受け入れ、
次は逆に自分がフィリピンに2週間行くってやつです。

 

 

やっぱり自分が向こうに2週間もいると、
人って劇的に変わりますね。

 

英語しか使えない環境に2週間も
放り出させられると、
いやでも英語を使わざるを得なくなります。

 

 

そして、僕の場合、
思考まで英語になっていました。

 

今回はその時の体験を共有していきます。

 

留学って効果ないっていう人もいるけど、
二週間でもめちゃ効果出るよってこと
がわかると思いますよ。

 

あと、フィリピン事情についても話していきます。

初めての国際的な友達・K

このプログラムは交換留学だったので、
フィリピンの現地の高校生と
マッチングされることになります。

 

僕は、相方はKというやつになりました。

 

彼は日本とフィリピンのハーフでしたが、
ずっとフィリピンに住んでいるから
日本語は話せません。(見た目もフィリピン人)

 

話せるのは、
公用語である現地のタガログ語と、
英語の2つのみです。

 

 

ちなみに、フィリピンはアメリカに
統治されていた時代があったので、
公用語に英語があるらしいんです。

 

日本も統治させていたのに、
英語が導入されてない。不思議。

 

 

ともかく、
彼と僕は自然と英語で会話することになります。

 

正直、高1の時は英語はそこまで
話せるわけではありませんでした。

 

最初の方は少し苦労しましね。

 

でも同時に、
何日間か過ごしてる慣れてくるな、
という感覚もあります。

 

“thief”さえ聞き取れなかったポンコツな自分

 

今でもなぜか覚えてるのは、
“thief”が聞き取れなかった話です。笑

 

それは、こんな感じの話。↓

 

交換留学は、まずは彼のほうが
日本にくることになりました。

 

僕たちは成田空港まで彼らを迎えに行き、
到着口に初対面を果たしました。

 

正直、とても緊張していた。

 

だってまだ高1ですから、
外国人と話すことなんてそうそうないんです。

 

しかも、話すどころか
2週間一緒に暮らすんですよ?

 

そりゃ緊張しました。

 

 

成田空港の到着口でKを待っていると、
ついに出てきました。

 

顔は写真で知っていたので、
“Hi!”
とか言って自己紹介をし、なんとか一安心。

 

しかも、Kは気さくな好青年でした。

 

だんだんとお互いのことがわかってくるようになると、
雑談をするようになります。

 

それで、僕は彼が変なブレスレットをしているのに
気がつきました。

 

当時の僕からしたら、
男子でブレスレットをしている人がすくなかったんです。

 

なので、
「何でそれをしてるの」
って聞きました。

 

オシャレとかいう概念がなかった、
当時の僕の単純な疑問です。笑

 

 

そしたら彼は英語で
パパパッと返しました。

 

 

で、それが聞き取れなかったんです。

 

 

後から確認したら、

“It’s for thief not to come into the house.”
(泥棒が家にか言ってこないように)

とかだったと言ってました。

 

めちゃ簡単な英語。
でも、なぜか聞き取れなかったんです。

 

ブレスレットと泥棒が
僕の頭の中で結びつかなかったからでしょうか。

 

どちらにせよ、
最初の僕の英語力はそんな感じで
かなりポンコツでした。笑

 

それにしても、
泥棒が入ってこないように
お守りのブレスレットをするのも
かなり面白いですが。笑

 

 

そんなこんなで彼は日本で
二週間過ごしていきました。

 

英語で会話する相棒が
常に隣にいるってすごい貴重な経験だったし、
それだけでも英語力がのびたと思います。

 

でも、その後
自分で向こうに行ったら
もっとすごいことが起こりました。

 

ほんとに思考まで英語になってることを
自覚した瞬間があったんですよ。

 

ここからは、
自分がフィリピンに行った時のことを話していきます。

 

正直、日本で外国人と英語でしゃべるよりも、
自分から外国に飛び込んだ方が
100倍変われますよ。

 

ジャック、ついにフィリピンへ

 

今度は僕がフィリピンにいく番になりました。

 

 

それまでは東南アジアに行ったことがなかったので、
毎日が衝撃の連続だったのを覚えています。

 

まじで刺激的だった。

 

特に食事には驚かされつづけました。

 

フィリピンの食事

今でも覚えているのが、
僕がフィリピンに行った初日です。

 

 

その日の夜、僕たちを歓迎するために、
空港近くのレストランで
パーティーをすることになりました。

 

そしたら、
ものすごいご馳走が出てきました。笑

 

例えば、これです。

レチョンという、豚の丸焼きです。

 

フィリピンの行事やパーティーでは
必ずと行っていいほど出てくるものです。

 

僕がフィリピンにいる二週間でも
3回くらい食べました。笑

 

それくらい定番です。

 

 

このレチョン、
見た目はちょっとえぐいですが、
めちゃめちゃうまいんです。

 

特に皮。

 

パリッとしていて、
こんなに香ばしいのかってくらい。

 

確かこの時もたくさん食べてしまいました。笑

 

 

レチョンはおいしかったのですが、
逆にやばかったのもあります。

 

 

それがこれ。

 

見た目は、カレーのような見た目で、
少し美味しそう。

 

でもこれ、
豚の血のスープなんです。

 

体には良さそうで、
フィリピンの人はみんなは美味しそうに飲んでました。

 

でも、
僕ははじめカレーと思って食べたら衝撃的すぎて
ちょっと無理になってしまいました。

 

でも、レバーとかが好きな人なら
好きなのかも?

 

 

で、極め付けがこれです。
(ちょい見た目があれなのでクリックでみれます。)

 

バロット、という食べ物です。

 

最初は普通の卵に見えますが、
一口食べると、
なんと中からヒナが出てきます。

 

つまり、孵化する前の卵を
ゆでたものなんです。

 

 

これは、ちょっと食べれませんでした。笑

 

というか、フィリピン人もあまり食べないらしいです。

 

なんで出してくるんだよ。笑

 

フィリピンでの生活

 

食事だけでなく、
フィリピンでの生活は
高校生の僕にとって衝撃の連続でした。

 

どの家にも一人はメイドさんがいたり、
道路は激こみで1m進むのもままならなかったり、
高級住宅街からちょっと行くとスラムが広がっていたり。

 

 

あと、キリスト教っていう宗教も、
当時の僕にとっては馴染みがありませんでした。

 

授業が始まる時には
必ず胸の前で十字をえがきます。

“In the Name of the Father, and of the Son,
and of the Holy Ghost, Amen.”(祈りの言葉)

って言いながらです。

 

これ、何するにしても毎回やるんですよ。

 

僕も、最初の方は友達のKの見よう見まねでやってました。

 

そしたら、人に何日か後には
普通にできるようになっていました。笑

 

 

まぁ、そんなこんなで、
高校生の僕にとってとても刺激的な
日々を送っていたんです。

 

 

でも、2週間はそんなに長くない。

 

ついに、「次の日は帰国だ」って
日の朝まで来てしまいました。

 

ベッドから起きた僕は考えます。

 

(ほんとにこの2週間で成長したな。

全く違う文化に触れることができたし、
何より英語上達したな。)

なんて考えながら、感慨にふけっていました。

 

 

でも、ふと。
僕はあることに気づいたんです。

 

変な感覚でした。

 

 

その思考自体が英語だったんです。

 

戸惑いというか。

嬉しさというか。

驚きというか。

 

そんな感情が入り混じった気持ちでした。

 

 

そんなに難しい英語ではなかったかもしれません。

 

でも、それでも、
思考が無意識に英語になっていたというのは、
当時の僕にとってはすごい興奮でした。

 

今までの努力が
やっと芽を出したなって感じです。

 

そこで、
留学はやっぱ効果あるんだなって確信しました。

 

あと生活を何ヶ月もつづけていたら、
絶対ペラペラになれる、とも思いました。

 

それだけ、英語の環境に放り出されるっていうのは
人間に強い影響を与えるんですね。

 

ちなみに、これを生物学では
淘汰圧って言います。

自分で自分を淘汰する。生物学的な観点から英語を進化させる驚きの方法とは?

2019年9月24日

 

僕は実際に淘汰圧をフィリピンで浴びるように受け、
2週間後には英語だけでなく、
人間としても成長したってわけです。

 

この経験は僕に人生も買えたし、
一生忘れられないと思います。

 

 

今回の話をまとめると

  • 相棒のKと話して英語力がアップした
  • フィリピンにいったら文化の違いに衝撃
  • 二週間後には思考まで英語になっていた
  • やっぱり留学は効果がある

こうなります。

 

 

留学なんてできねぇよ、って人は、
僕みたいに二週間でも全然結果がでます。

 

今のインターネット社会、
ホームステイしようと思ったら
すぐ申し込みできますからね。

 

ホームステイは、
本当に人生を変えます。

 

僕も、このホームステイによって、
たった2週間でも人生変わりました。

 

 

ですが、やっぱり2週間でも時間が取れない人はいる。

 

それでも大丈夫です。

 

別に英語圏に行かなくても、日本でもいい。
毎日英語に触れていたら自然と英語って上達するんです。

 

日本にいても、英会話を上達させることは十分できるんです。

 

 

 

モチベーションがねぇよって人は、
僕の公式LINEやyoutubeを見てみてください。

 

自然と英語のやる気が出るように作られていますから。

 

 

今回は、僕の人生が変わった
フィリピンでのホームステイの話でした。

 

何か少しでも伝わるものがあれば嬉しいです。

 

それでは!

 


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