東大を卒業して感じた、東大に行く意外すぎるメリットとは?

こんにちは、ジャックです。

 

僕は4年間東大工学部で勉強してきたんですが、
先日、ついに東大を卒業しました。

東大の学位記です。

 

東大での4年間いろいろなことがあったし、
人間的にもすごく成長できたと思います。

 

でも、多くの人にこう聞かれるんですよね。

「東大にいって良かったことってなに?」

 

東大は日本の最高学府だと言われているんですけど、
結局なにがよかったの?って疑問です。

 

そこで、今回の記事では、
実際に東大を卒業した観点から、ズバリ
「東大に入って一番良かったこと」
を答えていこうかと。

 

たぶん、あなたが想像しているより
だいぶ違う意外な答えになっていると思いますよ。

  • 知識
  • 人間関係
  • 肩書き

の3つに分けて話していきますね。

 

東大で得た知識

東大に入る前は、
みんな「日本最高の知識」を求めて東大に入りたがります。

 

東大だから他では学べないことが学べるとか、
将来役立つ知識が手に入るとか、
そんな目的で東大に挑戦します。

 

でも、結論からいうと、

東大で得た知識はほとんど将来使いません。

 

僕は工学部で電子情報学の専攻だったんですけど、
この4年間で学んだことをまとめてみると、

  • 数学
  • 英語(読解、ライティング)
  • 統計
  • 電子学(電気回路など)
  • 情報学(プログラミング)
  • 物理学(力学、熱力学、電磁気学)

だいたいこんな感じです。

 

で、今まで役に立ったもの、
将来楽に立ちそうだと思ったものは

  • 統計
  • プログラミング

だけです。

 

まず、統計学は仕事をする上では必須なので、
学んでよかったと思ってます。

最近、どの仕事するにしてもデータが命なのでね。

IT時代を切り抜けるには、
統計学は素直に必要なので学んでおくといいです。

 

最近はマンガで解説されてるのもあるし、
気軽に学べます。

僕もマジの初心者のころ読んでました。

 

 

それと、プログラミングもできると役立ちます。

ただ、こちらは必須というよりかは、
できるとなおよし、ってくらいですね。

 

たとえば、僕が実際にプログラミングをつかったのは、
Twitterの情報集め
ですね。

 

僕はTwitterをやっているのですが、
素直に気になるのが、

「どういったツイートは伸びやすいのか?」

って問題です。

 

僕だけじゃなくてツイッターをやっている人全員が
この質問の答えを知りたがっていると思います。

 

でも、多くの人は答えを知ることができないんですね。

なぜなら、データをあつめられないからです。

 

でも、プログラミングがわかると、
大量のツイートデータを集められます。
(APIというものを使うとできます。)

 

プログラミングになれてると、
30分もかからずに10万ツイートくらいのデータを集められるんです。

 

そしたら、あとはリツイートが多い順にならべて、
上から見ていくだけ。

それだけで、どんなツイートが伸びているか一目瞭然になります。

この方法は、かなりおすすめですので、
「Twitterをのばしたい!」
っていう方にはデータを渡してます。

 

とまぁ、プログラミングはこんな感じで役立ちました。

 

以上、東大で得た知識のうち役に立ったのは

  • 統計
  • プログラミング

だけでした。

それ以外はいまのところ役に立ってないし、
将来も役にたたないと思います。

 

正直、統計とプログラミングだけでは
東大に入って4年間学んで満足できるものではありません。

自力でも数ヶ月に身につくのでね。

東大に入ってよかったと思ったことは、
ここからですよ。

 

東大で得た人間関係

東大にはいると、
当たり前ですがたくさんの東大生と知り合いになれます。

 

同じクラスの人、
同じサークルの人、
同じ研究室の人…。

たぶん、4年間で100人くらいの東大生と
知り合いになれるんじゃないかな、と。

 

すると、この人間関係自体が大きな人生の財産になります。

 

なぜなら、東大生には
他の大学と比べて比較的優秀な人が多いからです。
(とはいっても全体の2-3割くらいですが。)

医学部でめちゃくちゃ活躍してるヤツとか、
エンジニアとしてたくさんの賞と貰ってるヤツとか、
学生なのにビジネスで何億も稼いでいるヤツとか。

 

そんな仲間は自分にとって刺激になるし、
人生を通して困ったときに助け合えます。

 

会社を立ち上げたとしても優秀な税理士はすぐみつかるし、
トラブルにまきこまれたにしても優秀な弁護士がいるし、
仕事の相談ができる人もたくさんいます。

 

こうした優秀な仲間って
東大で4年間過ごしたからこそ得られたんです。

 

 

僕は東大以外の他のコミュニティにも仲間はいますが、
やっぱり東大生のコミュニティとが違うなぁって思います。

 

もちろん一緒にいて楽しいんですけど、

  • 自分に刺激をくれる人
  • 困ったときに相談できる人
  • 素直に尊敬できる人

ってあんまいないなぁって印象です。

集まる理由が、ただ
「一緒にいて楽しい!」
ってだけなんですよね。

そこから何かを得るっていう発想は生まれないんです。

 

もちろん、「一緒にいて楽しい」ってだけで価値ですし、
僕も東大生以外の友達もいるんですが、
やはり東大生の友達をもつことは特別なことだと思います。

 

と、短いですがここまでが人間関係のはなし。

東大生の知り合いをもったことは
東大に入ってよかったことなんですが、

実は僕がもっとも感じたメリットは別にあります。

 

それが、次の項目です。

 

東大で得た肩書き

結論をいってしまうと、
僕が東大にはいってもっともよかったと思うのが、

東大生という肩書き

です。

 

これは、ゆずれませんね。

中身ではなく、結局東大生、東大卒というブランドの力はすごくて、
本末転倒ですが東大でまなべる知識よりずっと貴重です。笑

 

具体的に東大の肩書きはどこで役立つかっていうと、

  • 就職
  • パーティー
  • 恋愛
  • 初対面
  • ビジネス

 

どんな人と話すにも役立ちます。

 

まず、就職はわかりやすいですよね。

東大生は、ほとんどの人が大手の有名企業につとめます。
それか、国家公務員かな。

 

一般には就職が難しいといわれている職種です。

 

僕も、昔ソフトバンクという会社に、
採用面接で担当者と雑談しただけで入れたことがありました。

その時に書いた記事がありますので、
是非見てみてください。

 

「就活=黒髪」の理由がわからなかったので、某大手の採用面接に茶髪・私服で行ってみた結果。

 

こんなかんじで、東大生ってだけでやはり就活はかなり楽です。
(実際に仕事がデキるかはともかくとして笑。)

 

 

でも、僕は就職をしなかったです。

それでも、東大という肩書きのメリットを実感したんですけど、
それは

初対面の印象がいい

ってことなんですよ。

 

パーティーにさそわれたときは、
間違いなく誰よりも友達になれます。

人に覚えられます。

 

なぜかっていうと、
東大生がめずらしいからです。

 

「テレビでしかみたことない…!」とか、
「人生ではじめて東大生に会いました!」
っていわれると、やはり悪い気はしないし、
なにより人に覚えられます。

 

だからこそつかめたチャンスがいっぱいあったし、
その度に

「東大ブランドありがとう…!」

って感謝してます。笑

 

あと、恋愛での印象もめちゃくちゃいいですね。

「東大生」=「将来安定してる、尊敬できる」
って図式が出来上がってますから。

 

東大ブランドをおかげでいろんなところに誘われるし、
雑誌の取材がくることもあるし、
人の2倍くらいの友達ができました。

たとえば、このブログ一つとっても
東大生ってだけでいろんな方が見てくださいます。

 

そんなかんじで、僕が東大に入って一番よかったなと思うのが

東大生、東大卒という肩書き

でした。

 

東大に入る前は「学び」とか「知識」を求めて入ったんですけど、
結局は人からの印象でしたね。

 

世の中は本当の実力ではなく、
印象とか肩書きで評価されているんだなーって改めて感じました。

 

実力って評価するのたいへんだけで、
その場ですぐ判断できる印象とか肩書きに
評価がながされていくことが多いようです。

 

実力 < 肩書

というのは大きな発見でしたね。

 

「実力で勝負!」ってガチンコにいくのではなくて、
自分の第一印象をよくしたり、
使えそうな肩書きをとってみたりする方が、
案外世の中うまくわたれるかもしれませんね。

 

あなたも、自分の肩書きを整理してみて、
「使えそうなものはないか?」
と探してみてください。

 

それでは!

 

P.S.

東大の肩書きのメリットをさんざん言ってきましたが、

「そんなこと今更言われても、
私もう東大はいれないよ!!」

と言われます。

でも、そんな方に朗報があります。

 

僕は英語教師もやっているんですが、

「英語ができる」って肩書きは、
実は「東大という肩書き」と同じくらい効果があります。
(僕調べ)

 

日本ではまだまだ英語ができる人が少ないので、
「英語ができるよー」他人っていうだけで、

  • 努力できる人
  • 尊敬できる人
  • 一緒にいると得する人

っていう判断がなされます。

 

僕自身、
「東大生なんですか!すごいですね!」
っていわれたのとおなじくらい
「英語できるんですか!すごいですね!」
で評価を稼いできました。

 

英語は今からでも間に合うし、
なにより英語は実力も手に入ります。

仕事でも使えるし、
外国人とも話せるし、
旅行でも使えます。

ほんとうに想像以上だと思いますよ。

 

今からでも遅くないので英語ぜひ学んで見てください。

 

少なくとも僕が東大に入って得た

  • 統計
  • プログラミング

よりは知識としても全然有用だなー、と。

 

人からの評価をあげたい人は、
ぜひ英語に挑戦してみるといい、と僕が心の底から思います。

頑張って東大に入るのと同じか、
なんならそれ以上人生がラクになると思うので、

 

 


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