先日、美術館で英語の勉強してきました。
この経緯を理解するには僕の日常を話さないといけないのですが、
僕は基本家にはいないんですね。
英語を使って外を飛び回るのが好きで、
近所に行くこともあれば海外に行くこともあります。
ちなみに、この前イタリアにいった時はこんな感じ。
僕は普段、言語のカベを感じずに
自由に生きているのですが、
先日、久しぶりに昼間の予定がないまま朝を迎えたんですよ。
でも、家でゴロゴロするのを
麻薬と勘違いしてるほど毛嫌いしてるのがジャックじゃないですか。
というか、外に出て新しい触れることに
中毒性を覚えているのがジャックなんですよ。
なので、ふと
「美術館に行こう」
と思い立ちました。
そこで、東京にある有名な美術館である
国立西洋美術館
にいってきたんです。
一時期、世界遺産に登録されて盛り上がってましたよね。
ちょっと話逸れますが、
「なんで世界遺産に登録されたん?」
と思っている方向けに世界遺産検定2級保持者であるジャックが説明すると、
実は美術館を作った人がすごいんですよ。
ル コルビュジェという人。
近代建築のすごい人で、
この人が作ったというだけで世界遺産になるほど。
これ、本当にすごいことですよ?
ジャックが家建てても、世界遺産委員会に見向きもされないですからね?
そもそも建てれないですけど。
これが、国立西洋美術館が世界遺産になった理由です。
そんな世界遺産である西洋国立美術館に
僕は行ってきたわけであります。
作品解説パネル
で、今回の話はここから。
美術館に行くと、作品の解説をしてるボードあるじゃないですか。
歩きながら撮ったのでぶれてるんですけど、
何が言いたいかというと、
これ、最高の英語教材じゃね?
って思ったんです。
ここで、常識人である英語学習者は
「ジャック、何いってるの?w はは。」
と半笑いするのですが、
ここでちょっと厳しいことを言うと、
「机の上で勉強するのが勉強」だと思っているうちは、英語上達しません。
無理ですね。
なぜなら、机の上でやっているのは「英語」ではないですから。
英語は言語なので、生きた場面で使われるものなのです。
決して、紙の上ではない。
日常の場面の中でこそ、英語を学ぶと身につきます。
それを体現したのが、
今回の「美術館で勉強する方法」だと思います。
美術という教養もつきますし、
まさにkill two birds with one stone(一石二鳥)。
先に今回の勉強法のメリットを上げておくと、こんな感じ。
- 美術館も同時に楽しめる
- 写真を撮れば家に帰ってからでも勉強できる
- 英文のすぐ上に日本語訳がある
- 座学以外で英語勉強できる場はなかなかない
- 美術という教養もつく
美術館で英語学習する手順
では、早速手順をば。
- まずは英語の説明文を読む
- わからなかったら対応する日本語を読む
- それでもわからなければスマホで調べる
- 読んだことを元に作品を鑑賞
この4ステップです。
この方法の何がいいかというと、
英文の和訳がすぐ上にあるってことです。
英文とその和訳がセットであるものって
なかなかないですよね?
それこそ参考書くらい。
だからこそ、この説明パネルは優秀なんですよ。
1. まずは英語の説明文を読む
まずは、英語の説明文を読みます。
美術系の単語が出てきますので、
最初はわからない単語が多いかもしれない。
でも、同じ単語が繰り返し出てきますので、
一回覚えればもう大丈夫です。
そこで、
「ん?これどういう意味?」
となったら次のステップです。
2. 対応する日本語を読む
日本語はここに書いてあります。
英文のわからなかった箇所に対応するところを読めば、意味がわかりますよね?
基本的にこの段階で
わからない単語の意味がわかるようになります。
わかったら、そのまま読み進めてください。
でも時々、英文と日本語が完全に一致していない時がある。(意訳してたりする)
なので、日本語を見てもわからない時は、
次のステップです。
3. スマホで調べる
わからない単語をスマホで調べれば、
100%わかります。
場合によっては例文を見たりして、
他の使い方もマスターできますね。
この段階で、作品の美術的な背景を調べてみても面白いかもしれません。
4. 作品を鑑賞する
美術館にきたのですから、
このステップを忘れてはいけません。
説明文を読んだので、
作品の理解もできるはず。
存分に作品を楽しみましょう。
今すぐ美術館にいって英語を勉強しよう
これが、
美術館で英語の勉強する方法
の全てです。
なんだか、楽しそうですよね?
椅子に座ってやる勉強よりは、
百倍楽しいです。
もともと美術に興味あるなら、
なおさら楽しいと思います。
本来、英語の勉強ってこうあるべきなんですよね。
みんなと同じ勉強法でやってもダメな理由は、この記事に書いてあります。
ちなみに、僕は
説明パネルで勉強しながら美術館回ったら、
最初の階だけで1時間半使いました。
それだけ英語力がのびた、ということでもありますが。
そのあと別の予定あったので、
後半は早歩きで素通りする羽目になりました。
後半の作品パネルで勉強できてないので、
今度もう一度行かないと。
もし国立西洋美術館で英語の説明文を熱心に読んでるやついたら、それは僕です。
もしくは、この記事の読者です。
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