どうも、ジャックです。
僕には中国に親戚がいて、
親戚に会いがてら、中国各地を旅行してきました。
中国はいまや世界GDPがアメリカに次ぐ2位。
でも、中国に行ったことなかったり、
その実態を知らない人も多いんじゃないかなと。
でも、令和に生きてるなら、
中国という国を必ず知っておいた方がいいと思います。
僕はこれまで何回も中国にいったことがありますが、
特に最近は発展がめざましく。。。
日本の常識から考えると
まじ!?!?
ってなることもたくさんあったので、
今回は僕の旅行記をあなたにも共有しておきますね。
深圳→広州→上海→淮南(親戚のところ)→蘇州
の順番で5ヶ所回ってきました。
では、スタート。
僕の旅はだいたい空港ラウンジからはじまります。
今回は、羽田空港第三ターミナルのANAラウンジ。
かなーり広いです。
ビュッフェもあります。
ちなみに、今回はたまたまビジネスクラスだったので入れましたが、
普段はエコノミーなので、
プライオリティパス
なるものを使ってラウンジに入ってます。
これがあると、世界中の空港でラウンジが無料で使えます。
(全てじゃないけど、体感6-7割のラウンジは使える)
めちゃ便利。
海外旅行よくする僕にとっては欠かせない存在です。
それなりにいいクレジットカードを持ってると、
プライオリティパスがついてきます。
僕はセゾンプラチナを使ってるので、
それについてきました。
年会費が2万ちょっとしますが、
よく海外旅行する人は
ラウンジ利用だけでも元がとれるかと。
とりあえず、食物繊維(=野菜)を摂取。
旅行先はだいたい野菜不足になるので、
僕はラウンジでは野菜をガッツリ食べる戦略をとってます。
次に、主食。
僕のラウンジでの悩みは、
タンパク質があまりとれないことですね。
健康オタクの僕にはきついです。
ちなみに、ラウンジにはシャワーがついているところもあります。
今回前日の夜に引っ越したばかりで
お湯が出ずシャワー浴びれてなかったので、
浴びてきました。
シャワールームはこんなかんじ。
受付で順番待ちを申し出て、
順番になるとショートメッセージで知らせてくれる仕組みです。
僕は20分くらい待ったら、順番きました。
もらったカードをこのドアにかざすと入れます。
んで、搭乗口を通り、ビジネスクラスの席に乗ります。
ビジネスなので、足伸ばせます。
身長187cmの僕にとっては、とてもありがたい。
このときは、たまたまちょうどいいエコノミーがあいてなかったので、
ビジネスクラスを予約してました。
ちなみに、ビジネスクラスって値段だいたいエコノミー3倍ぐらいなんですが、
これって占有面積もエコノミーの3倍なん?
なんて思ったので考えてみました。
今回の飛行機はボーイング787で、
エコノミーなら、一列が
■■■ ■■■ ■■■
で一列9人。
ビジネスだと、
■■ ■■ ■■
で一列6人なので、
横幅は単純に1.5倍です。
そして、縦幅が広い分も考えないといけない。
僕の体感、縦の幅はだいたいエコノミーの1.7倍くらいです。
(足も伸ばせるし、座席自体もだいぶ分厚い。)
すると、ビジネスの占有面積はエコノミーの
1.5×1.7=2.55倍。
2.55倍。
ビジネスって値段がエコノミーの3倍だとしても、
意外とプレミアついてないのね。
つまり、航空会社としては、
ビジネス部分を全部エコノミーにしても、
売上そんな変わらないという。
これは意外でした。
と、こんなことを考えてたら、
ご飯がきました。
ビジネスクラスは、ご飯もちょい豪華で、
皿もプラスチックじゃなくて本物の皿。
味はまーじで普通です。
機内食でいまだに
「え、これうまくね?」
ってなったことがない。
セブンのカップデリとかを出せば、
みんな満足するのにね。
と、そんなこんなで、3時間半で深圳に到着。
はじめての深圳。
ちなみに中国では、
いまだにおじさんがデフォで上裸で歩いてます。
だから、初めて中国にいくと、
女の子はびっくりしちゃうかも。
でも、中国は昔からこれです。
変わってなくて、僕は逆になんか安心。
とりあえず、ホテルにチェックイン。
これで一部屋8000円くらいだったと思います。
ちなみに、中国は土地が広いからか、
ホテルはそんな高くありません。
飯もびっくりするほどやすい(日本の半分とか)ので、
飛行機さえ確保すれば中国旅行はめちゃ安くすみます。
みんな香港とか台湾行っちゃいますが、
中国本土もわりとおすすめです。
そして、深圳の移動は、基本地下鉄です。
割と最近発展した都市というのもあって、
地下鉄がそこかしこに張り巡らされてます。
切符の自動販売機は、こんなかんじ。
わりと古めの販売機だったけど、
しっかりQRコード決済でした。
ちなみに、中国ではいま
ほとんど全部(100%といっても過言ではない)が
QRコード決済です。
ご飯屋さんとか切符はもちろん、
飲み物の自動販売機、
あと日本だったら絶対に現金のみであろうちっちゃい屋台まで、
全部がQRコード決済です。
みんなスキャナーをもっていて、
ピッてやるだけで支払いできます。
んで、使うアプリは、
- Alipay(支付宝)
- Wechat Pay(微信支付)
の2択。
逆に、これ以外をみたことがない。
Wechat Payはたしか中国の電話番号ないと登録できないから、
日本人はAliPay一択になるかな。
今回、日本円で1万円ほどの人民元(中国の通貨)を現金で持っていきましたが、
ほとんど使わずにそのまま持って帰りました。
僕は以前ラスベガスで財布すられた経験がありますが、
これならすられる心配もない。
んで、いざ深圳観光。
深圳の有名な観光地といえば、
东门老街 (東門老街)
です。
めちゃくちゃかっこいいマックが目印です。
ここは、屋台や服屋さんや、
いろんな店が入ってる商店街ってかんじです。
まずは、名物の手羽先のなかにご飯入ってるやつを食べてみました。
(正式名称忘れました。)
持ち歩いて食べるし、わりと食べ応えあるのでいいですね。
中はもちごめなので、割ともちもちしてておいしい。
ちなみに、東門老街は、人で溢れかえってます。
回転火鍋もありました。
回転寿司みたいに、火鍋の具が回ってます。
コンセプト面白すぎて、
一瞬で入ることを決意。
一人一人の前に小さい鍋があって、
回転してる具をトング(写真の透明な黄色のとってのやつ)
で自分の鍋に入れる方式です。
んで、鍋で茹でてから、
自分の箸で取り皿に入れて食べます。
「これ衛生面やばいんじゃね?」
って思って考えてみました。
でも、結果、
トングで鍋に具をいれるときに
鍋の汁につけなければ理論的に問題ないです。
ただ、トングが鍋についてしまうと、
A君とB君の間でこのような感染経路ができてしまいます。
A君の口→A君の箸→A君の鍋→A君のトング→回ってる具→B君のトング→B君の鍋→B君の箸→B君の口
一回転テーブルで20人くらいいるので、大変です。
でも、鍋で加熱されるので、
基本的には問題ないんかな、と。。
あと、中国人はこんな細かいことは一切気にしません。
(中国人は、まーじでおおざっぱです。
特に衛生面。)
夜食は、麺を食べました。
ちなみに、中国の麺やさんでは、
粉或者面?
(粉にする?面にする?)
って聞かれます。
粉っていうのは、当たり前ですがこの粉ではないです。
粉は、米粉の略で、
米から作られた麺ってこと。
(いわゆるビーフンですね)
中国だと太麺が多くて、こんなひらべったい見た目してます。
んで、面は、日本で言う麺で、
僕が頼んだのもこれです。
日本の博多ラーメンの麺みたいな細麺。
当たり前ですが麺は小麦粉から作られてるので、
粉とは違います。
そして、東門老街には他にも面白い場所があって、
例えばこの
文和友
1980年代の中国を再現した施設です。
なかはこんなかんじで、
めちゃくちゃ昔の面影があります。
なかにはロブスター(中国語で”龙虾”)の有名な店があります。
ちなみに、深圳が発展したのは最近で、
指折りのIT大都市になったのは2000年くらいからです。
なので、1980年代とかの面影が全くない。
だから、あえて1980年代の建物が観光になってるんですね。
他の都市だと、1980年代とかの建築がそのへんにたくさんあるので、
古い建物なんて観光になりません。
だから昔の建物が観光名所になるのは、
深圳ならではかと思います。
他にも、深圳には巨大な娯楽施設があります。
东门町欢乐城
というところ。
5階建てで、各階にいろんな娯楽があります。
これは、子供用のアスレチック。
あと、いろんなアトラクションがあります。
面白そうなアトラクションがたくさん。
今回は一人だったのでぱっと見ただけでしたが、
何人かで旅行だったら絶対一日中いれますね。
ぜひ誰か今度一緒にいきましょう。
そして、次の日。
朝ごはん。
中国人の朝ごはんは、だいたいこんなかんじです。
上のパンみたいなのは
“油条”
といって、揚げたパンみたいなもの。
中国人が朝ごはんで必ず食べるものです。
しょっぱい味がついているので、
そのまま食べられます。
(が、おそらく日本人の口には合わない気がする。)
サイゼリアもありました。
日本のとは似ても似つかないサイゼリヤ。
どうやら、中高級路線を狙っているかのような内装です。
あの緑のファミリー感がよかったのに。
ちなみに、みたところ料理は日本のとほとんど一緒でした。
サイゼリヤって安いからあんま味取り上げられないけど、
普通に味もそのへんのイタリアンに負けないくらいうまいよね。
そしてこの日は、深圳で一番有名な観光名所にいきました。
その名も、
世界之窗
(=世界の窓)
どういう観光名所かというと、
世界中の観光名所のミニチュアを集めたところです。
この画像のまんなかに見えるのが、
エッフェル塔のミニチュア。
でも、ミニチュアといっても、
高さ100mくらいはあると思われます。
さすが中国、スケールがすごい。
エッフェル塔以外にも、
世界中のミニチュアがたくさんありました。
(僕は世界遺産検定を持っているので、
割と楽しめた。
でも有名どころ集めてるので、
あまり詳しくない人も楽しめるかも。)
日本の桂離宮もありました。
(桂離宮は、京都にある天皇家の別荘です。)
かっこつけてみた。
世界の窓も、割とよかった。
みんないくと、
「あ!これってあの国のあれじゃん!!」
みたいになるので割と盛り上がるかも。
そして、ついに2つ目の都市の
広州
に向かうため、高速鉄道(=日本で言う新幹線)の深圳駅に向かいます。
深圳駅でマックを食べました。
中国のマックは、日本のマックとメニューは同じですが、
少し違うのもあります。
だから、あえて日本にないのを選んでみました。
写真は、ベーコンレタストマトダブルビーフバーガー。
名前なが。
そして、パイナップルパイです。
ちなみに、中国は物価は日本の半分くらいなのに、
マックは日本より高いです。
マックは中国だとわりと中高級路線。
ちなみに、よく物価を測る指標として
ビッグマック指数
が言われてますが、
あれまったく意味ないです。
ビッグマック指数とは、
各国のビッグマックの値段で物価がわかるよね
って指標です。
たしかに、世界中にマックあるし、
絶対にビッグマックはあるので、
いい着目ではあります。
ただ、各国のマックが同じ戦略であれば問題ないですが、
実際に日本のマックは超低価格戦略(外食のなかでも一番安い)、
中国は中価格戦略なので、
その時点でビッグマック指数は破綻してます。
暮らしてると明らかに中国の方が物価低いですが、
ビッグマックは中国の方が高いからね。
あとは、マックの値段は
肉や野菜が自国で生産できるかだったり、
消費税の額によっても変わります。
つまり、ビッグマック指数はあまりあてにならない。
と、マックの話はおいといて。
広州は深圳からかなりちかくて、
高速鉄道で最短40分でつきます。
車でも2時間かかりません。
広州は日本だとあまり有名ではないですが、
実は北京、上海に次ぐ
中国第三の都市
といわれています。
中国では、
北上広 (北京+上海+広州)
といわれているくらい。
聖堂がありました。
中国なのに、めちゃくちゃヨーロッパ風。
ちなみに、これにも理由があります。
広州がある広東省は、場所としては中国の南側にあるんですね。
。
香港とマカオも広東省のすぐ下にあります。
んで、ちょっとだけ歴史の話になるんですけど、
昔、第一次世界大戦ごろに、
中国はヨーロッパ諸国に侵略されていました。
アヘン戦争とか有名ですね。
そして、この侵略が行われたのが広東省なんです。
アヘン戦争で、イギリスが香港を植民地にしました。
そして、次にポルトガルもマカオを植民地にしました。
香港とマカオは今は中国に返還されましたが、
いまだに法律とかは別です。
(最近中国化されてきて反発があります。)
こうやってヨーロッパが広州に侵略してきたから、
広州にはヨーロッパの聖堂が建てられてるんですね。
当時入ってきたヨーロッパ人が礼拝するためです。
んで、聖堂のあとは、昼ごはんを食べます。
飲茶(ヤムチャ)。
ちなみに広州は、ご飯がうまいことで有名です。
広東(カントン)料理は日本でも有名だと思うけど、
その中心地が広州です。
食は広州にあり
なんてことわざもあります。
広東料理の特徴としては、
基本的には味がおちついてます。
いわゆる四川料理みたいに、そこまで辛さとか油の刺激はないですね。
日本だと、この飲茶(ヤムチャ)が一番有名かと。
ヤムチャとは、お茶と一緒に点心を食べることです。
ちなみに、点心は甘いものに限らず、
主食以外は全部点心といいます。
たとえば、日本だとシュウマイや餃子なんかが有名ですね。
ヤムチャは中国全土や台湾にもありますが、
発祥は広東料理です。
と、こんなかんじで広州を楽しみました。
広州は食べるところはたくさんありますが、
観光という観光はあまりないです。
だから日本人の知名度が低いんだと思います。
観光なら、深圳の方に軍配があがりますね。
深圳も広東省なので、広東料理食べれますし。
んで、広州の次は、
いよいよ中国最大の都市、
上海
へ。
広州から上海へは、飛行機でいきます。
そして、上海の空港から市内は、リニアモーターカーで。
すでに実用化されてました。
リニアなので、線路と車輪がありません。
リニアモーターカーは磁力で進みます。
SSやNNなどの反発する力と、
SNの引き合う力をうまく使って、
浮かせながら前に進みます。
ちなみに、リニアモーターカーは日本でもすでに導入されています。
リニモ
といいます。
愛知県にあります。
でも、今話題になっている建設中のリニアモーターカーとは方式がちがって、
最大時速100kmまでしか出ません。
(補足:
その理由は超伝導ではないからです。
磁力を発生させるために電流を流すのですが、
金属を超低温にすることによって、
「超伝導」という電気抵抗がゼロになる現象が起きます。
すると電気が流れやすく、強力な磁力が発生します。
新しいリニアはこの超伝導を使いますが、
リニモはこの超伝導を使えないので
最高速度が遅いです。)
夜は上海のウェスティンに泊まりました。
めちゃくちゃ高いので、
上海のどこからでも見えます。
入口。
中はこんなかんじです。
ベッドもでかくて、ソファもあって、
風呂も豪華です。
ここは一人で泊まったのですが、
絶対に一人で泊まるとこじゃなかった。
ロビーはこんなかんじ。
ライトアップされたヤシの木と、
カラフルな階段。
チェックインしたら、外に遊びにいきます。
上海の繁華街は、
南京路
と呼ばれるところです。
上海に行ったら絶対に行ってください。
ホコ天になっていて、
道沿いに店がずらっと並んでます。
ここでご飯もお土産も全部変えます。
この日は、焼き小籠包を食べました。
小杨生煎 (Yang’s Dumpling)
って言う店です。
この店はチェーン店で、
上海ではそのへんにたくさんあります。
外がカリッとしていて、
なによりなかの肉汁の量がえぐいです。
琵琶湖の水量くらいはあります。
他にも、春雨とちまきをいただきました。
ご飯を食べたら、
南京路でお土産探し。
夜の南京路はめちゃくちゃきれいです。
建物も綺麗で、日本でいう銀座みたいな雰囲気もあります。
いろんな種類のお茶もありました。
日本ではみたことない赤いお茶です。
甘くておいしい。
ただ、量り売りで、
店員のお兄ちゃんに袋にめちゃくちゃ入れられました。
全部二次元コード払いなので、
値段も聞かずに払ったら、
なんと9000円もしました。
お茶で9000円。笑
支払う前には必ず値段を確認しましょう。
南京路を東にずっと歩くと
外滩
というエリアがあります。
ここは、夜景スポットで、
ザ・上海
という場所です。
めちゃ綺麗。
ただ、人がめーちゃくちゃ多いです。
毎日コミケ状態。
またかっこつけてみました。
適当に写真をとってみたら、
左後ろにウェスティンがのぞいてました。
本当に町中のどこからもこのウェスティンのパイナップルの頭が見える。
ウェスティンに帰って少し時間があったので、
ロビーラウンジでビールを飲んでみました。
そしたら、変なおばさんに絡まれた。
いきなり近づいてきて、
「ねぇお兄さん、いま一人なん?」
なんて言ってきました。
テーブルにビールもあって動けないので、
ちょっと適当にあしらってたら、
いきなり僕のピーナッツをポリポリ食べ始める。
んで、
「ほら、一緒に写真撮ろうよ」
ってツーショを要求してきました。
(写真撮ったらさすがに終わりだろ)
って思って付き合ってあげたら、
取り終わったら、僕の向かいの席になんと座ってきました。
うわ、これはさすがにだるい、、
と思った矢先、
店員に外に連れてかれて、一件落着。
酔っ払ってたのか、
僕がイケメンすぎたのか。
前者ですね。
次の日、やっと目的である、
親戚がいる安徽省に向かいます。
中国国内の移動は、
遠すぎなければ基本的に
高铁
という高速鉄道で移動します。
日本でいう新幹線ですね。
ただ、日本の新幹線よりももっと路線が多く、
中国内のどこにもいけます。
一つの都市に、新幹線の駅が何個もあったりします。
(どうでもいい補足:
中国の高速鉄道の名前は、
だいたい
地名+東西南北
です。
たとえば、広州なら
- 広州
- 広州東
- 広州南
と3つの駅がある。
日本の地方高校と同じネーミング方式。)
上海にある(おそらく)中国最大の高速鉄道の駅はこんなかんじ。
コロナもおさまったので、
人がすごいすごい。
昨日の南京路よりも、もっとコミケ状態です。
乗車口まで行くのも大変。
そして、親戚の住む町へ。
親戚の住んでるところは、
安徽省の淮南という町にあります。
日本に住んでると、安徽省っていう省もそもそも知らないと思う。
たしかに、広東章とか福建省、四川省なんかと比べると、
影が薄いです。
その安徽省のなかで、
さらに田舎町です。
そのリアルな中国の様子を少しお届けしようかと。
(普通の観光なら絶対にいかないところ。)
街に出て、まず思うのが、
二輪車がめちゃくちゃ多いこと。
ひと昔前は全然こんなじゃなかったけど、
最近はこの原付みたいなのに乗る人がまーじで多い。
そして、彼らは平気で歩道を走ってます。
(僕の親戚は、歩道で二輪ではねられて骨折してました。)
ベトナムとか東南アジアで乗ってる人多いイメージだけど、
中国ではなぜか最近になって四輪車ではなく二輪車人気が上昇。
安いのだと、4000人民元(8万円)で買えるみたい。
スマホよりもやすい。。。
そして、こんな田舎町でも、
実は電気自動車がかなり普及しています。
電気自動車かどうかはわかりやすくて、
緑のナンバープレートが電気自動車です。
(ガソリン車は青。)
車が多すぎて、数字5桁じゃ足りなくなったので、
電気自動車を緑ナンバーにして数字6桁にしたみたいです。
ちなみに、中国だと、
電動自動車は
电车 (電車)
と呼ばれます。
まぎらわしい。
バスも、全部電気です。
ちなみに、電気自動車は、中国だとガソリン車よりも安いらしいです。
電気自動車自体も日本よりも安くて、
電気もガソリンよりも安いから、
みんなどんどん買ってるみたいです。
親戚は、これで子供を送り迎えしてるみたい。
マイトゥクトゥク。
そして、中国人はまーじで酒強いです。
これ1本2リットルあるビールですが、
3人でいきなりこの量。
んで、コールするまでもなく乾杯して淡々と飲んでく。
そして、帰るときも、
ビール4リットル飲んだあとに
電動バイクで送ってくれようとしてくれます。
飲酒運転。
「まぁビールだから大丈夫よ」
っていってたけど、2リットル2本飲んでるという。
さらには、
「日本のビールは中国のよりちょい度数高いよ」って僕が言ったら、
「え、ビールってアルコール入ってるの?」
って真顔で言ってる人もいました。
怖すぎる。
中国の田舎だと、
そと歩いてるとこのような光景をよくみます。
おじいちゃんが集まって、
トラップをやってる。
定年後は基本的にやることないので、
朝に家の周りを散歩して、
午後はこうやって近所の同年代とトランプしてます。
と、そんなかんじで日本に帰っていくのですが、
そのまえに
蘇州
という街に寄りました。
蘇州は、上海から高速鉄道で30分ほどにある街です。
昔の貴族が作った園林(日本で言う庭園?)がたくさんあることで有名。
全部で、108個もあるらしいです。
ちょうど除夜の鐘。
この日はもう夜だったので、
園林は次の日にして、
一番の繁華街である
山塘街
に行きました。
山塘街は昔作られた運河の両岸に作られた街で、
昔の蘇州の街並みを再現してつくったみたいです。
(中国って、昔の街並み再現系多くね?)
ちなみに、この運河は、
世界史でも習うあの有名な
京杭大運河
の一部です。
(どの有名のだよw)
説明すると、
京杭大運河は世界遺産にも登録されている、
とてつもなく長い運河。
これをみるとわかるように、
あのひろーい中国をほぼ縦断してます。
長さ、なんと2500km。
えぐーっ。
沖縄から北海道までの距離が2246kmなので、
それよりも長いです。
隋の時代の煬帝(ようだい)という皇帝が作りました。
世界史ちゃんと学んでれば、教科書に絶対書いてあったやつです。
今は、こんなかんじで両岸が商店街になってます。
豚足を食べました。
豚の足を焼いたものです。
日本人は絶対食べないやつ。
でも、中国だと、
若い女の子も食べ歩きでうまそうにかじってました。
スターバックスも、看板がおしゃれです。
ちなみに、観光地にいくと、
このようにスタバだったりセブンのようなコンビニだったり、
看板が本来の色ではないものがあります。
(看板が茶色いローソンとか。)
日本の京都にもあります。
これはなぜかというと、
景観保護法
があるからですね。
世界遺産だったり、国が歴史的に重要と認めた区域では、
建築にいろんな制限がかかります。
景観保護法は地域によって制限内容が違うのですが、
基本的に
- 建物の高さ
- 建物の色
が制限されていることが多い。
特にヨーロッパに多くて、
旧市街ではだいたい景観保護法があって、
建物が全部低くて、色も同じです。
例えば、以前イタリアのベネチアにいったときの写真がこれ。
全部、屋根が茶色で、せいぜい五階建てまでです。
んで、今回の蘇州もこれと一緒。
話をもどします。
他にこんなのも食べました。
ちなみに、手前のがシュウマイです。
日本のシュウマイと形も違うし、
しかもなかは肉じゃなくて、もち米が入ってます。
炭水化物 in the 炭水化物。
左奥は、蟹の肉まんです。
ちなみに、蟹といったら上海蟹が有名ですが、
実は上海蟹は蘇州発祥です。
上海じゃないんかい。
蘇州で発祥し、
それを有名にしたのが上海みたいな。
東京ディズニーランドといっときながら
実は千葉にあるよ
てきなかんじかと思います。
(多分違う。)
蘇州で止まったホテルにこんな注意書きがありました。
デリヘル呼ぶのは禁止
薬物を吸うのと売るのは禁止
賭博は禁止
わざわざ書くまでもない
すんげー当たり前のことが書いてある。
(一個目は日本だと普通か。)
まー、過去にやった人が昔にいたから書かれたんでしょう。
次の日は、ついに蘇州のメイン、
園林(中国庭園)
に遊びに行きます。
この日インスタの写真とってもらってたので、
僕が入ってる写真多めでした。
ちなみに、中国庭園には、
- 皇帝のもの
- 民間のもの
の2種類があります。
日本で言うと、なんですかね。
新宿御苑と代々木公園てきな?
んで、皇帝の庭園として有名なのが、
頤和園(いわえん)
です。
僕も行ったことありますが、北京にあります。
んで、今回の蘇州のは、民間のです。
- 拙政園
- 留園
- 獅子林
あたりが有名です。
広さでも有名度でも、
拙政園
が一番です。
大きさとしては、だいたい東京ドームくらいあるかな
一周みるのに確実に1時間はかかります。
僕もこんなに大きい庭がほしい人生でした。
いまからでも遅くないかな。
んで、帰りは杭州という場所から飛行機で成田に帰るのですが、
ちょうどいい高速鉄道がなかったので、
寝台列車
で帰りました。
寝台列車といっても、4時間しか乗ってないし寝てないけど。
中国では高速鉄道以外に、
この寝台列車が昔からかなり使われてます。
日本だと寝台列車って電車オタクしか乗らないイメージありますが
(語弊ありすぎてすみません)、
中国はふつーに家族連れとかでも使われてます。
理由としては、おそらく単純に中国がでかいからですね。
日本だったら、寝台列車乗るんだったら新幹線乗れよって話です。
東京から大阪まで行っても2時間半とかだし。
でも、中国だと、高速鉄道でいっても
5、6時間かかることがふつーにあります。
それなら、10時間かけて寝台列車乗った方が、
起きたらついてるし、ホテル代節約できるよね、
ってわけです。
と、今回はこんなかんじで10日間中国にいたわけですが、
- 町中に上裸で歩き回るおじさん(大都市でも)
- 中高年もみんなスマホでQRコード払い
- 回転火鍋
- 世界のミニチュアを作ってしまう
- すでに稼働してるリニアモーターカー
- 町中の歩道を走る二輪
- めちゃくちゃ電気自動車が普及
など、
日本と全然違う側面がみれて、
とても面白かったです。
日本より進んでるところもあり、
全然進んでないところもあり、
どっちなんだい、と。
そして、数年前の中国とも全然違っていて、
- 地域差
- 時間差
の両方が楽しめたので、めちゃくちゃ刺激になりました。
そして、、僕がここまで満喫したり考察できたのって、
全部
中国語が話せたから
だなー、と本当に思います。
中国語で、実際に中国人と話したからこそ、
ここまで知ることができたし、楽しむことができた。
アイデアもたくさん生まれた。
結局、その国を本当に知って楽しむためには、
その国の言語が必要だなって思いました。
もし中国語喋れなかったら、
本当に有名どころの観光地だけ回って、
「中国って普通だな」
で終わってた。
他の言語を学ぶのって、
別に仕事で使う、とかだけじゃない。
いろんなことを知れたり、
いろんな人をと喋れたり、
人生そのものが豊かになるな、
と思いました。
中国旅行記、以上です。
単語帳を使わず次々と英単語を覚える方法を特別公開
超普通で英語が嫌いな学生が、東京大学に合格し、TOEICも935点取得。
その後英語教師にまで上りつめた、人生を変える英語の勉強法。
そんな単語帳を使わない、効率に特化した単語暗記法を期間限定で公式メルマガ内で公開します。
◆ 英語に触れるだけで自動的に単語を覚えてしまう学習法とは?
◆ 脳科学にもとづいた、あるひと工夫で単語の定着が2倍になるテクニックとは?
◆ 1単語を覚える労力で10単語を覚える方法とは?
単語帳なし、ストレスなし。どんどん英単語が頭に入る暗記法を全て伝授します。
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。
"勉強法"をトコトン追求し、最短効率で東京大学に現役合格。TOEIC935点取得。 勉強法を発信したYoutubeチャンネルは登録者1.2万人超え。 ジャックの無料公式メルマガは3000人以上が登録。1ヶ月でTOEIC500から800を達成したり、英語が活かせる仕事に転職したり、ネイティブと不便なくペラペラ話せる人が続出中。 ジャックのInstagramではいろんなところに海外旅行してます。