【インド旅行記】人口世界一の国、インド。行ってみたら想像と全然違ってたって話。

 

今、世界で一番人口が多い国はどこか知ってますか?

 

中国?

 

 

いやいや。

 

実は、

インド

です。

 

2023年にインドは中国の人口を抜かし、
世界で一番人が多い国になったんですね。

 

学生のとき社会で習った人口ランキングの順位は、
実はもう通用しないという。

(日本も12位まで落ちてる。)

 

 

そして、人口が多くなると、
国は発展します。

 

中国も、10年前までは発展途上国みたいな印象だったでしょ?

 

でも、今ではズンズン成長して
アメリカに次ぐ世界2位の国って誰もが思ってます。

 

 

 

つまり、次に必ず発展してくるのが
インドって国です。

 

第二の中国。

 

 

でも、日本に住んでると、
インドのことってほぼわからないですよね。

 

カレーの国?

手で食べるんでしょ?

 

くらいしか知らない。

 

 

「これからの時代生きるなら
インドのことわかっとかなきゃ!」

 

ってことで。

 

インド行ってきました。

 

 

 

 

いまいったようにインドって国は今後
絶対に知っておかなきゃならないけど、
インドに行く時間なんてないですよね。

 

 

僕が代わりにレポしてきたので、
このブログを読んでぜひ
インドという国を知っていってください。

 

 

 

 

まず、インドっていうと、

「街汚なくて、治安悪いところでしょ?」

って反応する人が日本人の9割以上だと思うんですが、
実はそんなことはないです。

 

 

きれいでしょ?

 

これはインド1の都市、
ムンバイの様子です。

 

 

道路も舗装されてるし、
街路樹もあります。

イルミネーションもある。

 

夜の歌舞伎町よりはよっぽどきれいです。

 

 

高級ホテルとかも立ち並んでます。

 

普通に都会。

僕はまずこれに驚きました。

 

 

 

そして食べ物ですが、
みなさんの想像通り、
カレーざんまい。

 

そして、

スパイスえぐい。

 

 

 

インドいって想定外だったことがたくさんあったけど、
ご飯だけはまじで想像どおりです。

カレーに次ぐカレー。

 

 

一緒にいった友達は、
カレー食いすぎて自分の手からカレーのにおいがするって言ってました。

 

インド人って独特の体臭するのも
このせいなんかな。

(偏見?)

 

 

そして、インド人の国民的飲料は、

チャイ。

 

このような大鍋で作ります。

  

 

そして、陶器の器にいれるのが、インド流。

 

一杯10-20ルピー(14-34円)で買えます。

これ、まじでうまい。

 

日本のコンビニのチャイティーの25倍くらいうまいです。

 

 

ちなみに、日本だとチャイティーって有名ですが、
実はチャイってインドで

っていう意味。

 

だから、変なんですよ。

 

チャイティーっていうと、

茶々

って意味になっちゃうんですね。

 

戦国武将の妻かなんかにいそう。

 

 

インドだと、

マサラティー

といいます。

 

 

マサラは、ヒンディー語でスパイスって意味。

 

たしかに、チャイってスパイスの独特の味するよね。

 

 

 

そして我らが味方、
マクドナルドにもいきました。

 

マクドナルドもインド風にアレンジされていて、
スパイス味になってます。

 

こちらは商品名、Masala egg burgur。

   

さきほどのとおり
Masalaはヒンディー語でスパイスって意味なんで、
スパイスエッグバーガーってとこかな。

 

 

ちなみに、インドの本場のスパイスは、
まじうまいです。

 

特にカレー。

 

 

インドで10杯以上はカレー食べましたが、
バターチキンはやはり別格。

どこの店いっても、
満場一致でバターチキンカレーが一番うまいです。

 

日本のカレーと比べ物にならないほどスパイスが複雑で、
マジで奥深くておいしい。

 

 

 

そしてインドの飲食の話をもう一つすると、
インドのレストランにはだいたいお酒もおいてあります。

 

 

こちらは、インドの国民的ビール、

King Fisher。

 

 

実際にインドに行ってみると、
知識で知ってるインドとは全然違うものがあります。

 

 

その一つが、宗教。

 

インドって人口の8割がヒンドゥー教です。

 

んで、よくきくインド人って

・ベジタリアン
・酒飲まない
・食べ物を手で食べる

ってイメージあるけど、
実態はかなり違います。

 

まず、ベジタリアンですが、
現地のガイドに聞いたところ、
1割くらいしかいないそうです。

 

 

メニューは、このようにベジタリアンかノンベジタリアンでだいたい分かれてます。

 

 

そもそも全員ベジタリアンなら、
こうやって分ける必要もないという。

 

 

ただ、ノンベジタリアンでも、
牛と豚は絶対に食べません。

 

基本的には、鳥か羊か魚です。

 

バターチキンカレーはあっても、
ビーフカレーは絶対にないです。

 

ここはしっかりしている。

(ヒンドゥー教では、牛は神聖な生き物、
豚は穢れた生き物なので、両方食べない。)

 

 

そして、さっきのお酒についても、
ヒンドゥー教ではあまりよくないとされてます。

 

 

・・・でも、みんなフツーに飲んでます。笑

 

僕らのガイドも昼間っからビール一瓶空けてました。

 

だって、そもそも飲む人いなかったら、
「国民的ビール」
なんてならないからね。

 

もちろん、飲まない人もいるけど、
全体的には飲む人のほうが多いんじゃないかな。

特に若い人。

 

つまり、厳格に宗教の教えを守っているのは、
実際はごく一部ってことですね。

 

実際に行ってみないとわからない事実。

 

 

 

ムンバイの市内ツアーの途中で、
ガイドに
「あれみて」
って車を止められました。

 

「なに?」って思って聞くと、

 

「これ、世界で一番高額な自宅だよ」

とのこと。

 

写真の真ん中のこれ。

 

なんと、総工費、

10億ドル(当時約840億円)

だそうです。

(当時840億円なの、時代を感じる。)

 

 

そして、このビルは27階建てで、
家族5人で住んでるらしい。

 

そしてなんと使用人は600

 

どゆこと?

一人につき使用人120人?

 

まじどゆこと?

 

一人一人、ちゃんとやることがあるのか心配になる。

 

 

 

ちなみに、この物件の持ち主は、
世界長者番付9位の
ムケシュ・アンバニ
さん。

 

 

【世界長者番付】

1位 ベルナール・アルノー一家/2110億ドル(フランス/LVMH)

2位 イーロン・マスク/1800億ドル(米国/テスラ、スペースX)

3位 ジェフ・ベゾス/1140億ドル(米国/アマゾン・ドット・コム)

4位 ラリー・エリソン/1070億ドル(米国/オラクル)

5位 ウォーレン・バフェット/1060億ドル(米国/バークシャー・ハサウェイ)

6位 ビル・ゲイツ/1040億ドル(米国/マイクロソフト)

7位 マイケル・ブルームバーグ/945億ドル(米国/ブルームバーグ)

8位 カルロス・スリム・ヘル一家/930億ドル(メキシコ/通信事業)

9位 ムケシュ・アンバニ/834億ドル(インド/多角事業)

10位 スティーブ・バルマー/805億ドル(米国/マイクロソフト)

 

 

有名で誰もが知ってる番付に、
一人インド人が食い込んでるという。

インドの財閥の息子らしい。

 

アジア1の富豪だけど、
知らなかったです。

 

 

 

ちなみに、このガイドはもう一つ教えてくれました。

 

インドって公用語が英語じゃないですか。

イギリスに支配されていた歴史もあるし。

 

 

僕はYouTubeチャンネルで、
インド英語の動画も上げたくらいです。
インド英語の発音の仕方とか。
(再生回数400回くらいで需要なすぎて即消しました。)

 

 

だから、
「インド人ってみんな英語しゃべれるんでしょ」
って思ってたんですが、
これがどうも違うらしく

「インド人って何パーくらいの人が英語話せるの?」
ってきいたら、

「んー、1パーくらいかな」

って言ってました。

 

 

まじ??

公用語なのに1パーしかしゃべれないってどゆこと?笑

 

 

 

そしてもっと聞いてみると、
どうやら英語の読み書きはみんなできるけど、
話すのができる人はほとんどいないみたいです。

 

たしかに、タクシーの運転手とか、
ホテルマンの人も、英語ペラペラって人はいなかったです。

 

 

 

僕は、日本人に近いと思いました。

 

みんな読み書きは学校で習うからある程度できるけど、
会話になるとさっぱり、みたいな。

 

ちょー簡単な日常会話なら聞き取れるけど、
難しい文だとあまり理解してくれません。

 

 

ムンバイのホテルに泊まったとき、
ドライヤーが部屋になかったから、
スタッフに

“Can I have a hair dryer please?”

って早口で言ったら理解してもらえませんでした。

 

だから、

“Hair dryer!!”

って言ったら、

“オーケーオーケー!”

ってドライヤー持ってきてくれました。

 

だから、おそらく日本人の平均レベルくらい。

 

 

で、なんでこれが起きてるかというと、
公用語が英語である理由は、
国の中でも場所によって普段使う言語が違うからみたいです。

 

 

インドというとヒンディー語ってイメージありますが、
それはどうやら全部ではないらしい。

 

ガイドがいうには、
インドの言語って憲法にかかれてるだけでも22言語、
それ以外もあわせると200個以上あるらしいです。

 

つまり、ヒンディー語が通じない地域もたくさんあるってこと。

 

実際にWikipediaによると、
ヒンドゥー語が母語の人は、国
民の18%しかいないらしい。

 

だから、国全体の統一言語として、
英語を取り入れてるみたいです。

 

つまり、地元の人で英語を喋ってる人はまじで一人もいないってことです。

 

 

 

あらためて、英語って特殊な言語なんだなって思いました。

 

普段使いする言語ではなくて、
世界の言葉が違う人と交流するための言語。

 

英語って「世界共通語」なんだなぁ、と改めて感じました。

 

だからこそ、身につけておく必要があるとも強く思いました。

 

 

 

その話はさておき。

 

 

そしてインドといえば、
もちろん

タージマハル

にも行ってきました。

 

     

 

圧巻ですね。

 

タージマハルって有名ですが、
これなんの建物がわかる人は少ないと思います。

 

教会?

モスク?

 

いえいえ。

 

実は、

です。

 

 

タージマハルは、ムガル帝国5代目の王

シャー・ジャハーン

が死んだ妻のために作った墓なんです。

 

 

 

墓が、このでかさ。

 

 

実際になかに入ると、
墓があります。

(中は撮影禁止なので写真とれませんでした。)

 

王と妻が横並びで並んでます。

 

世界中の人が押し寄せて、
墓のなかにまで入られて、
ゆっくり眠れるんかいな。

 

 

タージマハルをもっと近くでみると、こうなってます。

 

    

 

一個一個、手作業で彫ったそうです。

2万人が22年かけて作ったのだそう。

 

金かけすぎ。

 

ちなみに、タージマハル建築のせいで、
国の財政が傾きかけたらしいです。

 

 

そしてシャー・ジャハーンは
ほんとは川の向こうに、
もう一個黒いタージマハルを作ろうとしていたそうな。

 

 

 

それをみて流石にヤバいと思った息子が、

「国の金ムダ遣いすんな、ボケ親父ィーー!!」

とキレて父親シャー・ジャハーンを監禁。

 

自分が六代目の王として就任したらしい。

 

つまり、黒いタージマハルは結局実現しなかった。

 

 

そんな世代交代ある?

 

 

 

でも、川の対岸をみると、
つくりかけてる跡をみることができました。

 

 

(右側あたり)

 

 

 

ちなみに、なぜか僕は旅行中のインド人の女の子に
何度も写真をとってくれ、と言われました。

 

インド人の女の子に囲まれてツーショを取らされるジャック。

なんか、突然アイドルになった気分。

 

 

おそらくこれ、BTSの影響でしょうね。

 

インドでもBTSが有名だけど、
東アジア人(=韓国人、日本人、中国人)がほとんどいないです。

 

だから、珍しいから記念にってことなんだと思います。

 

 

ちなみに、インド人の女の子からすると、
東アジア人の男は、

“Cute!!” (可愛い)

な顔らしい。

 

 

インド旅行中だけでも、
10回はインド人に声かけられて写真撮ったと思います。

 

 

 

ちなみに、これ驚かれるんですが
今回のインド旅行で
タージマハルより感動した場所がありました。

 

それが、デリーにある

アークシャルダーム寺院

です。

           

奥にちょっと見えるやつ。

 

 

このヒンドゥー教寺院は
敷地内がスマホNGだったので、
近くの写真がないのが残念。

 

 

Wikipediaから写真借ります。

 

建築当時は、世界最大のヒンドゥー教寺院としてギネスにも登録されたみたいです。

 

 

この緻密さ、やばくないですか???

 

中の天井も、まーじで彫刻が細かいです。

 

中には、純金の銅像(金像?)があったり、
とにかく豪華です。

 

ヨーロッパのバロック様式を彷彿とさせます。

ヴェルサイユ宮殿のような豪華さ。

(写真はヴェルサイユ宮殿。)

 

アークシャルダーム寺院は、
全然ガイドブックにも書いてません。

 

できたのが2005年と比較的最近で、歴史がないからだと思います。

 

でも、造りとか見た目だけ見れば、
僕はタージマハルよりもこっちの方が感動しました。

 

 

 

 

この寺院、どこで知ったかというと、
現地のツアーガイドが教えてくれたんですね。

まーじで現地じゃないと知れない観光スポットです。

きてよかった。

 

 

しかも、現地のガイドでも、
この寺院に連れて行かない人が多いみたいです。

 

理由としては、
入場の制限がめちゃくちゃ厳しいから。

 

持って入れるものが、

  • 財布

のみ。

 

スマホも全部置いて行かないといけません。

 

 

これはつまりガイド自身もスマホを置いて行かないといけず、
はぐれたときに連絡とれなくなったり、
本部と連絡とれなくなったりが不便なので、
あえてツアーでも連れてかないことも多いらしいです。

 

 

でも、僕のツアーガイドは
車のなかで英語で色々雑談して仲良くなったから、
連れてきてくれたらしいです。

(ちなみに事実、インド人以外の観光客はほとんどいなかった。)

 

 

やっぱネット上だけじゃ情報って全部出ないんだなと思いました。

 

こういう現地の情報って、
現地の人としゃべってはじめて得られるんですよね。

 

 

今の時代、英語しゃべれなくてもいいじゃん!
ネットで調べれば情報出てくるし!

なんて人いるけど、
それはやっぱり浅いと思います。

 

 

いろんな国行ったり、
いろんな体験して僕が思うことは、
やっぱりネットとかニュースの情報って、
ほんとに断片的なんだなってこと。

 

ネットに情報があるってことは、
誰かがなんらかの目的があって、
ネットに書きこまないと実現しません。

 

 

つまり、ほんとにいい情報で、
あんまり広めたくなかったりすると、
ネット上に出てこない。

 

仲良くなって人から聞くしかないんです。

 

 

僕も、海外旅行先で現地の人と仲良くなって、
いろんなことと教えてもらったり連れてってもらったりしてます。

 

 

今回も、ツアーガイドとなかよくなって家に招待されました。

 

インドの扉が閉まらない電車にのって、

 

線路の上歩いて、

 

団地に到着。

 

インド人のリアルな自宅にお邪魔しました。笑

 

 

まじで、リアルで面白い体験になった。

 

こんなことって、実際に英語で現地の人としゃべって、
仲良くならないとできないことです。

これが、海外旅行の醍醐味。

 

 

ガイドブック通りにありきたりの観光をしても、
まじで面白さ半減どころか1/7くらい。

 

まじで、今回の旅であらためて
英語しゃべれてよかったなと思います。

 

今回一緒に旅行にいった仲間も、
みんな英語のモチベがすげー上がってました。

 

 

以上、インドレポでした。

 

また次の国にいったらレポしますね。

 

 


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