【東大生が教える】三日坊主を克服する具体的な方法とは?

ここ数日、非常に気になっていることがありまして。

最近ことあるごとに思い出してしまうくらい気になっているのですが、
誰にも語らず、ブログに書くこともせず、
一人でもんもんと考えていたのですが、

でも、この際言っちゃおうと思います。

 

 

ここ最近気になっていることは

日本語が異常に「坊主」に厳しい

ということです。

 

 

あげればキリがないのですが、

  • 三日坊主
  • 坊主憎けりゃ袈裟まで憎い
  • 一年坊主
  • いたずら坊主
  • 丸坊主(ハゲ)

 

・・・どうしても”坊主”の使い方がひどすぎると思ってしまって。

 

そもそも坊主とは僧侶のことで、
仏教国である日本にとっては本来崇めるべき存在だと思うのですが、
何なんのですかこの仕打ちは。

僧侶が何をしたっていうんですか。

 

 

と思いつつ、今回のタイトルも思いっきり
坊主というワードを使ってしまっているのですが、

 

今回は、脳科学オタクな東大卒の僕が、

三日坊主の克服法

について教えます。

 

 

何をやるにしても三日坊主というものがつきものでして、
少なくとも昔の僕にとっては本当に身近な存在でして、
何かを成し遂げようと思ったら絶対に戦わねばならない相手なのです。

 

今回は、世の人の最大の敵である
三日坊主の防止法を脳科学的に解説していきます。

 

脳科学的にみた「三日坊主」

三日坊主ってすごくぼんやり表現なので、
脳科学的にきっちり見ていきましょう。

 

脳は、感じたことのない環境や刺激に対して活性化するのですが、
それが繰り返されると、だんだん活性化しなくなるそうです。

 

この活性化が脳に対する報酬であり、
これが少なくなっていくにつれてあまりやるメリットがないと脳が判断します。

 

これが「飽き」です。

 

脳科学的にはは「馴化(じゅんか)」といわれます。

「目が馴(な)れる」とかの「馴」ですね。

 

 

つまり、これを僕なりに一言で要約すると、

脳は同じことを繰り返すと飽きる

ということです。

 

飽きないようにするためには

では、飽きないようにするためには?

 

この答えが僕たちが欲しいものですよね。

 

 

でも、どんなことしてもいつかは飽きそう。

そんな魔法みたいな方法があるの?、と。

本当にあるなら何万円出してでも買うわ、と。

 

そう思われるでしょうけども、

実は答えは簡単で、

 

同じことを繰り返さなければいいんです。

 

 

いやいや当たり前でしょうジャックさん、
と思ったかもしれませんが、
こう言った当たり前の思考が意外と難しいのでして、

だからこそ当たり前の積み重ねることによって
大きなものが得られたりするんですよ。

 

だって、みなさん、「飽きっぽいんだよなぁ」と言っている人が
実際に「同じことを繰り返さない努力」をしているのを見たことがありますか?

 

僕はないと思うのですよ。

 

だから、こうした基本原理を改めてきっちり実行する必要があると思います。

 

面白い映画はなぜ飽きないか

「同じことを繰り返さなければ飽きない」
ということは、

映画がなぜ飽きないか

を考えればすぐにわかります。

 

 

面白い映画ってほんと飽きないですよね?

気づいたらエンディングを迎えてたりします。

 

それはなぜかって、

ストーリーがどんどん進行していくからです。

 

最初は普通だった主人公が、

何か特別なものに出会い、

敵を恐れながらも、

どんどんその世界にハマっていき、

大切な仲間との出会いもあって、

時には失ったりもして、

最終的に大きな目標を達成する。

 

二時間の中でこうしたストーリーが
目まぐるしく移り変わっているからこそ、
映画は飽きずに面白いのです。

 

これが、

仲間と出会って、

また仲間と出会って、

また仲間と出会って、

さらに仲間と出会って、

・・・

 

みたいなストーリーだったら、開始1分で速攻で寝ます。

 

もう一回「馴化」って言葉を使うと、

映画が飽きないのは、ストーリーが移ろうことによって馴化しないから。

ということなのです。

 

勉強にストーリーを組み込むコツ

では、ついに

実際に勉強に飽きないようにする方法

を話していきましょう。

 

これは、英語と同じで、

ストーリーを作ればいいんです。

 

 

ずっと同じような勉強を続けるのではなく、

いくつかのステップを作って
それを順々にこなせばいい。

 

最初は勉強ダメダメだったけど、

これができるようになって、

このテストもクリアして、

仲間とも出会って、

最後にはラスボスを倒す。

 

これで、一気に飽きなくなります。

 

 

たとえば、TOEICならこんなかんじ。

「ドラクエ11」と比較してみました。

やること ドラクエ11 TOEIC
目標を決める 全クリするぞ! TOEIC900点取るぞ!
地力をつける 雑魚モンスター狩ってレベルを上げよう! 基礎的な教材やって英語力をつけよう
中ボス ホメロスを倒す! とりあえず一回目標750点でTOEICを受けよう!
ラスボスに備える 魔王ウルノーガに勝てるくらいの装備を手に入れる TOEIC900点を意識して応用的な練習を積む
ラスボスを倒す ウルノーガを倒す TOEIC受けて、実際に900点を取る

 

(ドラクエわからない方は分かるゲームに置き換えてください。)

 

この5ステップをどんどんこなしていくわけです。

 

今自分はどのステップにいるか?を考えて
それによってやるべきことが違ってくるのですが、それがまさに

同じことを繰り返さない

ことに繋がってきます。

 

 

ドラクエでも、自分のレベルによってやるべきことが違ってきますよね?

 

レベル80くらいあるのにスライムを永遠に狩って楽しんでる人なんていない。

まぁ少なくともスライムをオーバーキルすることに快感を覚えるドSな人くらいだと思います。

 

 

自分の立っている位置が変わると、人間の脳は飽きないんです。
やるべきことが変わると、人間の脳は飽きないんです。

 

まさに、ゲームや映画が飽きないのと一緒。

 

ゲームや映画は飽きないのですから、
勉強で同じことができない理由はないですよね。

 

まとめ

  • 飽きるとは、心理学的には「馴化」
  • 同じことを繰り返すと飽きる
  • 映画が飽きないのはストーリーが進むから
  • 勉強にもストーリー(計画)を組みこもう

 

同じような教科書を永遠に繰り返そうとする人は後を絶えないのですが、

ーーそもそも日本人は「努力すること」を重視する民族で「努力の方向や仕方」をあまり考えていない傾向にありますが、ーー

でもむしろ大事なのはどう勉強するかどうか自体で、
がむしゃらに努力するのはきっちり計画が固まった後でいいのです。

 

「勉強の道すじを計画し、ストーリーに見立てる」ことによって、
自分のいる位置を常に確認できますし、

何より飽きません。

 

だって、今日の自分は

「昨日より進化した自分」

って確認ができますからね。

 

 

 

P. S.

坊主がかわいそうすぎて、
「坊主」が使われてるいい言葉はないかと探してました。

 

そしたら、こんなことわざを見つけました。

 

坊主丸儲け

 

意味:僧侶は元手がいらないので、収入の全部がもうけになるということ。

 

 

・・・これって褒めてるの?

 

 


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