マンチェスターの英語の訛りはひどい!?発音やスラングの特徴を徹底解説

こんにちは、ジャックです。

今日は、イギリス英語の訛りについて、そのなかでも

マンチェスター訛り

を解説していこうと思います。

 

マンチェスター訛りの英語を喋る人は、
「マンキュニアン」(Mancunian)と呼ばれるのですが、
これ、本当に聞き取るのがむずかしいんですよね。

 

日本人はもちろん、英語のネイティブでも聞き取れないことがあるようです。

 

なので、今回はマンチェスター訛りの英語の

  • 発音の特徴
  • 独特のスラング

を解説します。

 

この記事を最後まで読めば、
マンチェスター訛りの特徴が完全に掴めると思います。

それでは、スタート!

 

まずは聞いてみよう

マンチェスター訛りの英語の特徴の解説の前に、
まずはどのくらい聞き取れないのかを体験してみましょう。

 

こちらは、イギリスの伝説の兄弟ロックバンド「オアシス」の弟、
リアム・ギャラガーのインタビュー動画です。

 

マンチェスター訛りの発音の特徴

マンチェスター訛りは、ロンドンの一般的なイギリス英語と比べて、
かなり発音が違うなと感じる部分があります。

 

特にマンチェスター訛りは、母音の発音がかなり独特です。

 

細かい訛りも全部挙げていくとキリがないので、

今回は、
知らないと聞き取れないくらいの
5つ特徴的な訛りを取り上げていこうと思います。

 

「ア」の発音が「オ」になる

僕がマンチェスター訛りの英語を聞いて、
一番聞き取りづらいと感じたのはここですね。

マンチェスターでは、「ア」の音が全て「オ」になります。

 

発音記号で言えば、[ʌ]が[o]に近くなります。

 

 

たとえば、”Young”。

こちらは、本来「ヤング」[jˈʌŋ]という発音記号ですが、
マンチェスターでは「ヨング」[jˈoŋ]みたいになります。

 

これは、知らないと全く聞き取れませんね。

 

長母音が短母音になる

マンチェスターでは、基本的に母音は伸ばしません。

たとえば、”Bath”(お風呂)は普通「バース」のように伸ばして発音するのですが、
マンチェスターでは、

「バス」

のように伸ばしません。

 

これは、知らなくても聞き取れない、ということはなさそうですが、
かなり違和感を感じるとことではあります。

 

thの発音がfになる

そして、日本人は苦手な

th

の発音が、全てfみたいになるのもマンチェスター訛りの特徴です。

 

上で紹介して”Bath”も、言ってみれば
「バフ」
のような発音になるんです。

 

日本人も、”th”の発音苦手だなー、と思ったら、
マンチェスターのように”f”で代用してみるのも面白いかもしれません。笑

 

母音に挟まれたTが消える

これはびっくりですが、文字通りです。

マンチェスターでは、
母音に挟まれた”t”の発音はしません。

 

たとえば、

water。

これは、普通
「ウォーター」
と発音されます。

 

でも、マンチェスターでは、
「ウォーアー」
と発音されます。

知らないと絶対に聞き取れません。

 

アメリカ英語のフラップTと法則は同じですね。

フラップTとは、母音に挟まれた”T”が”L”のような発音になる、
アメリカ特有の音声変化です。

 

waterが「ウォー”ラ”ー」になったり、
party peopleが「パー”リ”ーピーポー」になったり。

 

アメリカでは”L”の発音になるのですが、
マンチェスターではそもそも発音されない、ということです。

 

単語の最初のHが消える

発音が消えるシリーズの2つ目は単語の最初の”H”が消えると言うことです。

つまり、

Homeは「オーム」

Houseは「アウス」

Horseは「オース」

みたいになります。

 

これも、知らないと絶対に聞き取れないですね。

 

“H”の発音が消えるのは、フランス語の影響です。

フランス語では、多くの”H”が発音されません。

 

たとえば、フランスのファッションブランドでよく使わせる
“Homme” (メンズの意味)
は「オム」と発音します。

 

これはフランス語由来の英語でも同じで、
たとえば、

“Hour”はHの音が消えて、「アワー」という発音です。

 

実際に聴き比べ

というわけで以上、マンチェスター訛りの発音の特徴を話してきましたが、

実際に発音の違いを聴き比べてみたい!

って方はこちらの動画がお勧めです。

 

かなりマンチェスター訛りがわかりやすく解説されています。

発音の解説は2:06からです。

 

 

マンチェスターのスラング

そして、マンチェスター訛りには発音の違いだけではありません。

実はマンチェスター特有の英単語(スラング)もあるんです。

 

いくつか紹介すると、

“very”(めっちゃ)を”dead”といったりします。

 

マンチェスター人

That movie was deed interesting!

 

さらに、”great”のことを”mint”といったりもします。

マンチェスター人

Your new car is mint!

 

他にもたくさんあります。

先ほどの動画の冒頭で詳しく紹介しているので、
気になる方はぜひ一緒にみてみてください。

 

最後に言いたいこと

マンチェスター訛りの英語は、
事前に法則を知っておかないと
かなり聞き取るのが難しいことがわかったと思います。

 

 

日本人は、
アメリカ英語
イギリス英語
のように国ごとに英語を考えがちです。

 

でも、実は国の中でも地方によってかなり英語が違っていることがわかったと思います。

 

 

これは日本でも同じですよね。

 

東北地方の方言とか九州地方の方言と標準語とはかなり違いますよね。

 

発音がそもそも違うし、独特な単語もあります。

 

僕はずっと東京近辺にに住んでいるので、
方言はかなり意味がわからない時もあります。

 

 

だから、リスニングの練習をする時は、
標準のアメリカ英語だけとか一つの音源に偏らずに、
まだ英語聞いてみるのがいいのかなと思います。

 

そうすれば、いろんなバリエーションの英語に対応できるようになるので。

 

 

リスニングの勉強法については、
こちらの動画をごらんください。

 

多くの人がなかなかリスニングが上達しない本当の理由を話しています。

 

 

それでは!

 


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