FACTFULNESS ファクトフルネス を五分で読める記事にまとめてみた。

factfulness

こんにちは、ジャックです。

 

今回は、話題の図書

 

“FACTFULNESS” 「ファクトフルネス」

 

を読んで、非常に革命的な本だと思ったので

レビューさせていただきます。

 

factfulness

 

ファクトフルネス、という単語は造語です。

その意味が、まさにこの本の結論です。

 

それを先に言ってしまうと、

 

事実を見よう

 

ということです。

 

これのどこがすごいんだ、

と思われると思いますので、

その内容を説明していきましょう。

 

明快な問題提示

この本の構成は大変簡潔です。

結論からいうと、こうなっています。

 

  1. 各問題の提示
  2. 各問題の解説
  3. 総合的な結論

 

実は、これはライティングの基本です。

 

自分もブログを書くので、

簡単なライティングを学びましたが、

 

内容を要旨でサンドイッチするという構造は、

ライティングに置いてもっとも大切な基本と言えます。

 

しかし、本を読んでいると、

この基本に即した本は、案外少ないです。

 

小説以外の本の作者は、

 

ライティングの専門家ではなく、

ある分野の専門家であることが多いからです。

 

語学の本なら、語学の専門。

マーケティングなら、マーケティングの専門。

 

と言った具合です。

 

そしてこの基本に即していても、

  1. 各問題の提示

が複雑になってしまいがちです。

 

しかし、この本の作者は

データの見せ方のスペシャリストであり、

伝え方のスペシャリストです。

 

なので、この本の問題提示は

極めて簡潔です。

 

もっというと、

この本の問題提示は、

文字通り問題提示です。

 

例をあげると、

イントロダクションはこんな感じです。

 

質問4
世界の平均寿命は現在およそ何歳でしょう?

A.50歳 B.60歳 C.70歳

 

文字通り問題なわけです。笑

 

このような問題が13問、

本の冒頭で紹介されます。

 

これがこの本のテーマに沿ったものであり、

非常に明快な序論を形作っています。

 

これを13問中何問正解した、というだけでも

非常に面白いです。

 

3分でわかる、内容のまとめ

この本は、

事実を見ることを目的としています。

 

それは裏を返すと、

みんなは事実をみれていないということであり、

 

その理由は、

人間の、物の見方に対する本能があげられます。

 

言い換えると、心理的なバイアスと言えます。

 

これを筆者は十個に分類し、

それぞれについて具体例を交えながら

解説しています。

 

それらをここで、簡単にまとめていきます。

 

分断本能

分断本能とは

物事を見るとき、

人間はそれらを分類したがります。

そのほうが、思考がしやすくなるからです。

 

しかし、この見方では事実を

正しく判断することができません。

 

分断本能の例

先進国と途上国が挙げられます。

 

実際はこれらは連続的なのですが、

先進国の人間は、これらを分断したがります。

 

分断本能の対策

代表値で判断しないようにすることです。

平均値や、際立った値など。

 

先進国と途上国のGDPを平均すると

そこには大きな差がありますが、

分布を見ると、それは連続的なことがわかります。

 

ネガティブ本能

ネガティブ本能とは

物事を見るとき、

人間はネガティブな方が圧倒的に耳に入ります。

 

他人の不幸は蜜の味、

というのもこの傾向のせいでしょう。

 

しかし、この見方では、

世界は思ったよりもよくなっていることに

気づけません。

 

すると、ありもしない悪に立ち向かおうと、

的外れな考えや

行動をしてしまいます。

 

ネガティブ本能の例

ニュースを見ると、圧倒的に悪いニュースが多いです。

事件、事故など。

 

逆に、

「本日、交通事故は0ーーー」

なんていうニュースはないですよね。

 

ネガティブ本能の対策

ニュースの情報のみで

判断しないようにすることです。

ニュースは悪いことを多めに扱っています。

 

その理由として、

良いことは徐々に起こることが挙げられます。

 

生活水準の向上などがそうです。

 

見えないところに良いニュースがある、

ということを意識します。

 

直線本能

直線本能とは

物事を見るとき、

人間はそれらを直線的に変化すると錯覚します。

 

しかし、この見方では事実を

正しく判断することができません。

 

分断本能の例

人口変化が挙げられます。

 

人口がこれからどんどん多くなって地球が危うい、

という声がありますが、

これは

直線本能によるものです。

 

確かに、このままのスピードで

人口が増えたら近い将来まずいことになりますが、

 

実際の専門家の中では、

世界の人口は100億過ぎで

安定することが知られています。

 

分断本能の対策

自身の直線本能を意識することです。

 

実際には、

多次曲線的、指数的、対数的な変化を

するものが多くあります。

 

恐怖本能

恐怖本能とは

物事を見るとき、

人間は恐怖を感じやすいです。

 

昔から、人間は危険を察知するが

重要だったからです。

 

しかし、実際は、

その恐怖が危険ではないことが多いです。

 

恐怖本能の例

テロリストが挙げられます。

 

テロリストに恐怖を抱く人は多いですが、

実は飲酒運転の方が

危険度が50倍も高いです。

 

恐怖本能の対策

恐怖を感じたら、

行動する前に、

一旦冷静になりましょう。

 

過大視本能

過大視本能とは

物事を見るとき、

一部だけをみて、全体を判断しようとします。

 

しかし、この見方では事実を

正しく判断することができません。

 

数字は、他との比較によって

初めて意味を持つからです。

 

過大視本能の例

病院に来る子供の例が挙げられます。

 

医者は、病院にくる子供を、

患者の全てと錯覚しがちです。

 

実際には自分の病院に

こない患者が圧倒的に多いです。

 

なので、病院に来る患者を徹底的に診るよりは、

 

出来るだけ多くの人が受けれるような

効率的な簡易な診療の方が

良いことがあります。

 

全体の患者数は思ったよりも多いです。

 

過大視本能の対策

比較と割合で考えるようにします。

 

ある数字が与えたれたら、

他と比較したり、

全体の中での割合を計算したり

することが効果的な対策となります。

 

パターン化本能

パターン化本能とは

ある集団の中のものは、

全て同じ性質を持つと

勘違いしてしまうことです。

 

しかし、この見方では事実を

正しく判断することができません。

 

パターン化本能の例

ある番組で、中国人が

鉄瓶に火をくべているのをみたら

中国人は全てそのようにすると

錯覚してしまう。

 

しかし、実際には中国の中でも

貧富の差が激しく、

それをしているのは貧しい一文だけである。

 

パターン化本能の対策

同じ集団に属しているが、違う性質を持つものを探します。

逆に、

違う集団に属しているが、同じ性質を持つものを探します。

 

多くの場合、このバイアスは

集団の分類の仕方が違うことに起因します。

 

こうすることによって、

分類の仕方の間違いに気づくことができます。

 

宿命本能

宿命本能とは

人の宿命は決まっていると

錯覚してしまうことです。

 

これでは、世の中の変化を

理解することができません。

 

 

宿命本能の例

例えば、アフリカの人は貧乏、

と決めつけてしまうことです。

 

しかし、アフリカが貧乏なのは、

宿命ではありません。

 

特に、北部は、かなり高い

生活水準を保っています。

 

実は、アジアも50年前は今のアフリカと

同じ生活水準でした。

 

それが今世界を席巻しているわけですから、

アフリカが世界を席巻するのも

全然可能性があるわけです。

 

宿命本能の対策

小さな変化に敏感になることです。

例えば、おじいちゃんやおばあちゃんに

話を聞けば、

 

小さな変化でも

その積み重ねによる大きな変化に

気づくことができます。

 

何十年前の生活は、

今とはだいぶ違うはずです。

 

単純化本能

単純化本能とは

一つの考え方を、

全てに当てはめてしまうことです。

 

しかし、物事は、

様々な視点と考え方から見ることが大事です。

 

単純化本能の例

キューバは、

「貧乏な国の中では一番健康」

と誇りを持っています。

 

ですが、これは裏を返すと、

「健康の国では一番貧乏」

とも言えます。

パターン化本能の対策

人間は、自分の得意分野を全てに

当てはめようとする傾向があるので、

そこを理解することです。

 

他の考え方も検証をしましょう。

 

犯人探し本能

犯人探し本能とは

悪いことには、

必ず犯人がいると決めつけてしまうことです。

 

しかし、実際には犯人がいないこと

がままあります。

 

犯人探し本能の例

地球温暖化の例。

 

地球温暖化の犯人を、

中国やインドなどの

大規模な途上国に押し付けがちである。

 

しかし今までに大量に出してきたのは

今の先進国だし、

 

中国とインドも

一人当たりの排出量で考えれば

そこまで多くない。

 

犯人探し本能の対策

悪いことは、

ある特定の犯人ではなく、

システムの問題であることが多い

と理解しましょう。

 

常に、まずはシステムを疑います。

 

焦り本能

焦り本能とは

焦ると、思考と行動が停止してしまうことです。

 

焦り本能の例

エボラ出血熱が流行した時、

医療関係者の焦りはピークに達していました。

 

様々な対処をしていましたが、

効果がない、とさらに焦りました。

 

しかし、データを見ると、

対処によって感染者数は

減っていたのです。

 

焦り本能の対策

焦ったら、とりあえずデータをみましょう。

 

データという客観的な指標を見ることで、

慎重に対処できることができます。

 

 

この本の結論

この本は、6文字で要約することができます。

 

「データをみろ」

 

です。

 

この短いテーマに、

どっしりと重いメッセージが詰まっています。

 

それほど、人間はバイアスのかかった

色眼鏡で世界を見ているのです。

 

一つ物申すとしたら

この本は今だかつてなかったジャンルで、

大変単純かつ革新的です。

 

しかし、この本の短所を一つだけあげるなら、

 

バイアスを細分化しすぎ

 

ということです。

 

紹介した10個のバイアスは、

お互いに重なり合っている部分が大きいです。

 

単純化バイアスは、

パターン化バイアスのパターンが一つの場合のことだし、

 

宿命本能は、

パターン化バイアスとの違いを探すのが難しいです。

 

また、ネガティブ本能と恐怖本能も深く関わっています。

 

もう少し粒度をあげて

(統合して分類の数を少なくして)

説明すると、

もう少し理解がしやすくなるかと思います。

 

同じことを伝えるなら、

分量は少ない方がいいですからね。

 

 

まとめると、

 

  • 問題提示が明瞭で簡潔
  • 人間には10個の心理的バイアスがある

  • それぞれに対策法がある

  • 結論は、「データを見ろ」

  • ただ、10個は細分化しすぎ

 

となります。

 

 


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